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本当の本題
科学は普遍的か否か
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「で、この・・・・・」
佐々木が手を振る。
「ゼロの概念がなんで生まれたかっていうと、インドに化身の概念があったからって言われてるのね」
「化身・・・・ですか?」
「だから・・・・・」
佐々木が首を振る。
「インドの神様、ヴィシヌとかが、色んな他の神様、像だとか鳥だとかに姿が変わるやつ」
「ああっ、はいはい」
「お釈迦様にもなるって言われてるけどね」
「ええっ、そうなんすか?」
「そうらしいよ」
「その・・・・・」
佐々木が手を広げる。
「置き換わるってことが、ゼロの概念を生む源流になったって言うのを、昔、本で読んだ」
「空って考え方、色即是空の空みたいなのが、源流じゃないんですか?」
「だから空も・・・・」
佐々木が手を振る。
「その化身からくる、置き換わるってことから来てるみたいな感じだったと思う」
「はいはい」
「要は・・・・」
佐々木が手をひるげる。
「植生が豊かで、あと湿度高いから色んなものが腐って変化するのを見て、変化って考え方が普通で、みたいな」
「はいはい」
「そっから化身って考え方が生まれて、置き換わるって概念が生まれて、ゼロだとか空だとかが生まれるってこと」
「なるほど」
「まぁ、諸説内の一つだけどね」
佐々木が首を振る。
「他にも、インドには筆算があったから、とかもなんかの本で読んだ」
「へぇ・・・・」
「とにかく・・・・」
佐々木が首を振る。
「環境があって、生活のシステムあったりして、そこから物を考えるって言うか、概念が生まれて、それが数学と言うか、科学に影響を与えるって言うことがある・・・・と言うより、科学っていうものはそういうもの影響で出来上がってるものなのね」
「はい・・・・はい」
今一理解出来ない顔を吉田はする。
「つまり科学って言うのは、その社会の文化的背景の影響を受けると言うか、文化社会の産物でしかないのね」
「はい・・・・・」
「だから完璧に中立的に・・・・中立的というか、普遍的と言うか、そういう存在じゃないってこと」
「ああっはいはいはい」
「でも・・・・・」
佐々木は手を振る。
「科学者というか、理数系の人というかさぁ、そう思ってないんだよね」
「科学って言うのは普遍的で、中立的で・・・」
佐々木が指を回す。
「どこの国でも、どこの社会でも成立する・・・・まぁ、どこの国でも成立するんだけど」
「はい、まぁそうですね」
苦笑しながら、吉田は頷く。
「どこの国でも成立するから、普遍的と言うか・・・・科学はこの形にしかならないと思ってしまうんだよね」
佐々木が手を振る。
「ゼロの概念がなんで生まれたかっていうと、インドに化身の概念があったからって言われてるのね」
「化身・・・・ですか?」
「だから・・・・・」
佐々木が首を振る。
「インドの神様、ヴィシヌとかが、色んな他の神様、像だとか鳥だとかに姿が変わるやつ」
「ああっ、はいはい」
「お釈迦様にもなるって言われてるけどね」
「ええっ、そうなんすか?」
「そうらしいよ」
「その・・・・・」
佐々木が手を広げる。
「置き換わるってことが、ゼロの概念を生む源流になったって言うのを、昔、本で読んだ」
「空って考え方、色即是空の空みたいなのが、源流じゃないんですか?」
「だから空も・・・・」
佐々木が手を振る。
「その化身からくる、置き換わるってことから来てるみたいな感じだったと思う」
「はいはい」
「要は・・・・」
佐々木が手をひるげる。
「植生が豊かで、あと湿度高いから色んなものが腐って変化するのを見て、変化って考え方が普通で、みたいな」
「はいはい」
「そっから化身って考え方が生まれて、置き換わるって概念が生まれて、ゼロだとか空だとかが生まれるってこと」
「なるほど」
「まぁ、諸説内の一つだけどね」
佐々木が首を振る。
「他にも、インドには筆算があったから、とかもなんかの本で読んだ」
「へぇ・・・・」
「とにかく・・・・」
佐々木が首を振る。
「環境があって、生活のシステムあったりして、そこから物を考えるって言うか、概念が生まれて、それが数学と言うか、科学に影響を与えるって言うことがある・・・・と言うより、科学っていうものはそういうもの影響で出来上がってるものなのね」
「はい・・・・はい」
今一理解出来ない顔を吉田はする。
「つまり科学って言うのは、その社会の文化的背景の影響を受けると言うか、文化社会の産物でしかないのね」
「はい・・・・・」
「だから完璧に中立的に・・・・中立的というか、普遍的と言うか、そういう存在じゃないってこと」
「ああっはいはいはい」
「でも・・・・・」
佐々木は手を振る。
「科学者というか、理数系の人というかさぁ、そう思ってないんだよね」
「科学って言うのは普遍的で、中立的で・・・」
佐々木が指を回す。
「どこの国でも、どこの社会でも成立する・・・・まぁ、どこの国でも成立するんだけど」
「はい、まぁそうですね」
苦笑しながら、吉田は頷く。
「どこの国でも成立するから、普遍的と言うか・・・・科学はこの形にしかならないと思ってしまうんだよね」
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