佐々木と吉田   こち亀が石漫画になったら困る編

zurvan496

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 本当に言いたいこと

 分かる人には分かるけど、分かんない人には分かんない役

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「ブルスリー出てたしさぁ、あと・・・・・」
 佐々木が指を回す。
「ディカプリオがしてた役」
「はいはいはい」
「あれもなんか有名な人なんだろうな」
「そうなんでしょうね」

「そういうのってよくあって・・・・」
 佐々木が手を振る。
「吉川英治の宮本武蔵だったと思うんだけど」
「はい」
「話の流れに全然関係なく、真田信繁、真田幸村出てくんだよね」
「ハハハハハハッ、まぁそれはそうでしょう」

「大河とか観てても」
 佐々木が手を動かす。
「新撰組ものに、意味もなく坂本龍馬出ててたり」
「はいはいはい」
「その逆で、坂本龍馬ものに意味もなく新撰組が出たりすんだよね」
「まぁ、そういうもんですから」

「それでさぁ・・・・」
 佐々木が手を広げる。
「昔さぁ、スピルバーグのリンカーン観てて」
「はい」
「トミーリージョーンズが、なんか出てたんだけど」


「その役が明らかに、有名人ぽい役なんだけどさぁ」
「はい・・・・はい」
 苦笑しながら吉田は頷く。
「俺はアメリカの歴史分かんないからさぁ、なんだこの役?みたいな感じなんだよね」
「ハハハハハハハハッ」

「明らかに、さっき言った新撰組ものにおける、坂本龍馬みたいなんだよね」
 佐々木は首を振る。
「アメリカの人はみんな分かるんだろうけど、こっちは分かんないから、なんなんだろうってなるのね」
「そうですね」
 
 
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