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本当に言いたいこと
おじいちゃんのお説教
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「とにかくさぁ」
「はい、とにかく」
「俺が言いたいのは」
「先輩が言いたいのは」
「ハマる何か、理解出来る何か、楽しいと思える何かがあるのね」
「はいはいはい」
「まぁ、理解出来る何かはおかしいか」
佐々木が首を傾げると、
「なんすかそれ」
と吉田がツッコむ。
「とにかく何かがある」
「はいはいはい、ハマる何かが」
「それで若い時は、ハマってなくてもいけるんだよね」
「まぁ、そうですね」
「ロジャーペンローズの皇帝の心って本が面白くてくても、とりあえず全部読める」
「はいはい」
「ロストがつまんなくても、とりあえず全部観れる」
「そうですね」
「・・・・・無駄な時間だった」
佐々木はしみじみ言う。
「ロストは無駄な時間だった、ほんとにロストだった」
「何言ってんすか」
「まぁ今となっては、ロストは無駄な時間だったけど」
「はいはい」
「若い時は体力と言うか精神力と言うか、パワーがあるからハマってなくても、観たり読んだり出来るんだよね」
「そうですね」
「だから結果的に無駄になったとしてもさぁ」
佐々木が手を振る。
「それは結果論だしね」
「そうですね、その通りです」
「だから若い時」
佐々木が手を振る。
「承認欲求の塊で、みんなに自分を見て欲しい、みんなに自分を知って欲しいって言うのも、分かるんだ・・・・いや、そういう気持ち分かんないなぁ」
「わかんねぇのかよ、まぁ俺もそこまでの承認欲求はないです」
「まぁとにかくね」
「はい、とにかく」
「パワーがあるうちにさぁ」
佐々木が首を振る、
「この歳になると、そのパワーがないからさぁ」
「はいはいはい、俺もそうです」
吉田が頷く。
「ゲームとか、ほんとやらなくなりましたよ」
「そうなの?」
「あんなにやってたのに、全然やってないですよ」
「なんか・・・・」
吉田が手を回す。
「簡単な、すぐ終わる、アクションだパズルゲームだはやるんですけど、長いRPGなんか、もう全然やらないですよ」
「知らんがね」
「ええっ、酷い」
「まぁとにかく」
「はい、とにかく」
「若い時の苦労は買ってでもしろって言うけど、俺それ違うと思うんだよね」
「はい?」
「若い時しか苦労は出来ない」
「ああっ、はいはい」
「歳とると身体が動かないんだから、苦労も無理も出来ない」
「その通りです」
「・・・・・・まぁそう言うことだよ」
「なんの話なんですか」
「なんか・・・・」
吉田が笑う。
「おじいちゃんのお説教みたい」
「ハハハハハハハハッ、いんだよこっちもいい歳なんだから」
「はい、とにかく」
「俺が言いたいのは」
「先輩が言いたいのは」
「ハマる何か、理解出来る何か、楽しいと思える何かがあるのね」
「はいはいはい」
「まぁ、理解出来る何かはおかしいか」
佐々木が首を傾げると、
「なんすかそれ」
と吉田がツッコむ。
「とにかく何かがある」
「はいはいはい、ハマる何かが」
「それで若い時は、ハマってなくてもいけるんだよね」
「まぁ、そうですね」
「ロジャーペンローズの皇帝の心って本が面白くてくても、とりあえず全部読める」
「はいはい」
「ロストがつまんなくても、とりあえず全部観れる」
「そうですね」
「・・・・・無駄な時間だった」
佐々木はしみじみ言う。
「ロストは無駄な時間だった、ほんとにロストだった」
「何言ってんすか」
「まぁ今となっては、ロストは無駄な時間だったけど」
「はいはい」
「若い時は体力と言うか精神力と言うか、パワーがあるからハマってなくても、観たり読んだり出来るんだよね」
「そうですね」
「だから結果的に無駄になったとしてもさぁ」
佐々木が手を振る。
「それは結果論だしね」
「そうですね、その通りです」
「だから若い時」
佐々木が手を振る。
「承認欲求の塊で、みんなに自分を見て欲しい、みんなに自分を知って欲しいって言うのも、分かるんだ・・・・いや、そういう気持ち分かんないなぁ」
「わかんねぇのかよ、まぁ俺もそこまでの承認欲求はないです」
「まぁとにかくね」
「はい、とにかく」
「パワーがあるうちにさぁ」
佐々木が首を振る、
「この歳になると、そのパワーがないからさぁ」
「はいはいはい、俺もそうです」
吉田が頷く。
「ゲームとか、ほんとやらなくなりましたよ」
「そうなの?」
「あんなにやってたのに、全然やってないですよ」
「なんか・・・・」
吉田が手を回す。
「簡単な、すぐ終わる、アクションだパズルゲームだはやるんですけど、長いRPGなんか、もう全然やらないですよ」
「知らんがね」
「ええっ、酷い」
「まぁとにかく」
「はい、とにかく」
「若い時の苦労は買ってでもしろって言うけど、俺それ違うと思うんだよね」
「はい?」
「若い時しか苦労は出来ない」
「ああっ、はいはい」
「歳とると身体が動かないんだから、苦労も無理も出来ない」
「その通りです」
「・・・・・・まぁそう言うことだよ」
「なんの話なんですか」
「なんか・・・・」
吉田が笑う。
「おじいちゃんのお説教みたい」
「ハハハハハハハハッ、いんだよこっちもいい歳なんだから」
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