5 / 67
第一章 癒しの矢
5 素材集め
しおりを挟む
話しながら食べ「ごちそうさま」と四人で手を合わせる。片付け終わるとシーナが紅茶を淹れてくれた。
「ねぇチアちゃん、隣の武器屋に行ったんだけど、この素材ってどこで手に入るか分かる?」
俺とマイルズは貰ったメモ用紙を差し出す。
「基本的には素材屋さんで買えるよ。魚人の鱗とスノースパイダーの糸は高価だから、私が持ってるのをあげるよ」
「いや、そんな高価なものなら貰えないよ。いくらくらいするの? 払うよ」
「ご飯のお礼。お金のことが気になるなら、またご飯を作って」
「チアちゃんのためなら毎日でも作るよ!」
顔を真っ赤にしたマイルズの精一杯の告白を、チアは「毎日は大変でしょ」とスルーした。
「量のいる鉄鉱石と木材は一昨日出会ったケイルの森にあるよ。他の細かいのは素材屋さんで買うのがいいかな」
シーナが素材屋の場所を、チアが書いた地図に加えてくれた。
「私は明日から依頼でしばらく街を離れるから、今から家に取りに来てくれる?」
「行く!」
マイルズが身を乗り出して声を上げる。
「ルルを預けるね。移動も楽だし鉄鉱石と木材も質の良いものを教えてくれるよ」
「助かる。俺とマイルズには分からないから」
シーナが収納ボックスをまた貸してくれた。木材も鉄鉱石も持ち運ぶのが大変だろうから、と。
礼を言い、紅茶を飲み干してシーナと別れてチアについていく。
チアの家は歩いて五分ほどの場所にある共同住宅。ホテルのように入り口に人がいて「おかえりなさいませ」と頭を下げた。五階まで登り、部屋の前に着く。
「ここで待ってて。取ってくるから」
チアが部屋に入り、マイルズと二人になった。
「ここって空き部屋あるかな?」
「絶対高いって! もっと身の丈に合った家を選べよ」
チアはギルドで働いている。この家に住めるのだから、実力のある魔術師なのだろう。
すぐに扉が開き、マイルズに魚人の鱗、俺にスノースパイダーの糸をくれた。
「本当に貰っていいの?」
「うん、私は武器を使わないから素材は売りに行くしか用途がないし」
「でも金になるんだろ?」
「売れる素材は他にもいっぱいあるし、お金に困ってるわけでもないからいいよ」
「そんなに儲かるの? ギルドって」
まだ畑仕事しかしていないから、俺とマイルズの懐は寒い。
「人によるかな。高度な依頼ならいっぱい報酬が貰える。SからDまでのランクがあるんだけど、Sランクの依頼はSランクのギルド員しか受けられないから高い。Dは誰でも受けられる優しいものだから安いよ」
「チアちゃんのランクは?」
「私はAランクだよ」
ボンドにはSランクが三人しかいないと教えてくれた。チアはかなりの実力がある魔術師だと窺える。
「じゃあ素材集め頑張ってね」
「チアちゃんも依頼頑張ってね」
「ありがとう」
チアがルルをマイルズに預ける。ルルはマイルズに抱かれて顔を擦り寄せた。
チアが手を振り、部屋の扉が閉まる。
「今日のうちに素材屋で必要なもの買っとくか。そうしたら明日、鉄鉱石と木材を手に入れたら、武器屋に持って行けるし」
「そうだな」
素材屋に行き、ルルを連れていることでチアの知り合いだと分かり、店主がかなり割引をしてくれた。チアは安価で質の良い素材を売ってくれるから、と。明日の素材集め以外でも助けてもらってしまった。
「チアに足向けて寝られないな」
「自分に合う武器を作ってもらって、絶対にギルドの入団試験に合格しよう。そうしたら、今度は俺たちがチアちゃんを助けられるかもしれないし」
「そうだな」
帰宅して、明日のために早い時間からベッドへ入った。
早起きして街の外に出る。大きくなったルルに乗って森に向かった。何度乗っても心が踊る。スピードも乗り心地も最高だ。
森に入ってルルが辺りを見渡しながら進む。一本の木の前で止まって俺とマイルズを下ろした。この木を切れということだろう。いつも使っている弓よりも長く切った。足りないよりは余裕があるほうがいいだろう。
収納ボックスにしまって、再びルルに跨った。
鉄鉱石がある場所に着いて降りる。ルルが前足を叩きつけると、鉄鉱石がバラバラと落ちた。
ルルのパワーに身震いする。初めて会った時、俺はあの足に踏まれていたのだから。
「ルルありがとう」
「ルル助かった」
鉄鉱石も収納ボックスにしまい、マイルズとルルを撫でる。大きなルルは甘えた声を出しているのだろうが、辺りが震えるような地を這う鳴き声だった。
「帰ろうか。武器屋に寄って、素材を渡したら美味しいものを作るから」
マイルズの言葉にルルはすぐに身体を低くする。早く乗れということだろう。主人に似て食いしん坊だ。
ものすごい速さで街に戻り、武器屋に素材を渡した。道具屋に行くとシーナはおらず、マナに収納ボックスを返す。シーナに会えなくて少し残念に思っていたら、帰宅途中で食材を抱えたシーナと出会った。
「荷物いっぱいだな。持つよ」
シーナから受け取る。
「カイくんありがとう」
「俺はシーナを送っていくから、マイルズは先に帰ってて」
二人っきりにしろ、と目で訴える。感じ取ってくれたのか、マイルズは頷いた。
「先に帰ってご飯作っとく。ルルもお腹減ってるだろ?」
街の中だから小さくなっているルルは、可愛らしい鳴き声をあげた。
シーナと並んで道具屋に向かう。
「重くない?」
「これくらい平気だ。でも女の子には大変だろ? いつも買い物をするの、大変じゃないか?」
そう聞いてはたと気付く。俺とマイルズに収納ボックスを貸してくれたから、シーナは食材を抱えていたのかもしれない。それなのに「大丈夫だよ」と何でもないことのようにシーナが笑う。
笑った顔が可愛くて、胸が跳ねた。一緒に過ごす時間が増えるに連れて、シーナに惹かれていくのが分かる。まだ好きかは分からないけれど、もっとシーナのことが知りたい。
「今度さ、二人で飯食べに行かない?」
「いいよ」
「夜でもいい?」
昼間だと店があり、ゆっくりできないだろうから、なるべくなら夜に会いたい。
「うん、分かった。いつにする?」
「明日は?」
「大丈夫だよ。楽しみにしているね」
「ああ、俺も」
満面の笑みでそんなことを言われるから、舞い上がってしまいそうになる。
店の奥にあるテーブルに食材を置いて「また明日」と道具屋を出た。
部屋に帰ってシーナとデートすることを、マイルズに伝えると驚かれた。
「カイはシーナちゃんのことが好きだったのか?」
「いや、知り合ったばかりだしそこまでではないけど、可愛いなと思うし、もっと知りたいと思ったから誘った」
ルルが俺よりも大きくなり、前足を上げて爪を光らせる。
森で会った時はシーナの近くにいただけなのに、問答無用で踏まれた。その頃に比べれば、俺にも懐いてくれたのか? 威嚇だけで済んでいるし。ルルは主人の代わりに、シーナを守ろうとしているのだろう。
「大丈夫だって! 飯食いに行くだけだしなにもしないって。だから足下ろして小さくなろう、な?」
俺が身体の前で両手を見せて、落ち着け、とルルを宥める。
ルルはマイルズに視線を送った。
「カイはシーナちゃんの嫌がることはしないよ」
不服そうな表情ながらも、ルルは小さくなってマイルズの腕の中に収まりに行く。マイルズには完全に懐いている。美味い飯って偉大だよな。
「それでさ、ちょっと相談なんだけど、デートって何したらいいんだ?」
「さぁ? 俺だってデートなんてしたことないし」
「飯食って別れるだけだと、ツレと遊びに行くのと何が違うんだろ?」
俺もマイルズも村に歳の近い女の子がいなかったから、知識も経験も乏しい。
二人でうーん、と頭を捻る。
「プレゼントとかはどうだ?」
「金なんてねぇよ」
昨日の依頼で得た報酬は、素材屋で使ってしまった。食事代くらいしか残っていない。
「明日は昼に依頼を受ければいいじゃん。花とか贈れば?」
「そうか、そうだな! 昼は働いて花をプレゼントしてみるわ」
「夜なんだから帰りは家まで送ってやれよ」
「ああ、なんかデートっぽいな」
マイルズだってデートをしたことがないのに、案を出されてなんか悔しい。
「楽しんでこいよ」
「ああ、マイルズもチアを誘えば?」
「帰ってきたら誘ってみようかな」
ルルが首を伸ばしてマイルズの頬を舐める。
「ルルも応援してくれんの?」
嬉しそうにマイルズが笑うが、俺とマイルズのこの差は何だろう。腑に落ちない。
「ねぇチアちゃん、隣の武器屋に行ったんだけど、この素材ってどこで手に入るか分かる?」
俺とマイルズは貰ったメモ用紙を差し出す。
「基本的には素材屋さんで買えるよ。魚人の鱗とスノースパイダーの糸は高価だから、私が持ってるのをあげるよ」
「いや、そんな高価なものなら貰えないよ。いくらくらいするの? 払うよ」
「ご飯のお礼。お金のことが気になるなら、またご飯を作って」
「チアちゃんのためなら毎日でも作るよ!」
顔を真っ赤にしたマイルズの精一杯の告白を、チアは「毎日は大変でしょ」とスルーした。
「量のいる鉄鉱石と木材は一昨日出会ったケイルの森にあるよ。他の細かいのは素材屋さんで買うのがいいかな」
シーナが素材屋の場所を、チアが書いた地図に加えてくれた。
「私は明日から依頼でしばらく街を離れるから、今から家に取りに来てくれる?」
「行く!」
マイルズが身を乗り出して声を上げる。
「ルルを預けるね。移動も楽だし鉄鉱石と木材も質の良いものを教えてくれるよ」
「助かる。俺とマイルズには分からないから」
シーナが収納ボックスをまた貸してくれた。木材も鉄鉱石も持ち運ぶのが大変だろうから、と。
礼を言い、紅茶を飲み干してシーナと別れてチアについていく。
チアの家は歩いて五分ほどの場所にある共同住宅。ホテルのように入り口に人がいて「おかえりなさいませ」と頭を下げた。五階まで登り、部屋の前に着く。
「ここで待ってて。取ってくるから」
チアが部屋に入り、マイルズと二人になった。
「ここって空き部屋あるかな?」
「絶対高いって! もっと身の丈に合った家を選べよ」
チアはギルドで働いている。この家に住めるのだから、実力のある魔術師なのだろう。
すぐに扉が開き、マイルズに魚人の鱗、俺にスノースパイダーの糸をくれた。
「本当に貰っていいの?」
「うん、私は武器を使わないから素材は売りに行くしか用途がないし」
「でも金になるんだろ?」
「売れる素材は他にもいっぱいあるし、お金に困ってるわけでもないからいいよ」
「そんなに儲かるの? ギルドって」
まだ畑仕事しかしていないから、俺とマイルズの懐は寒い。
「人によるかな。高度な依頼ならいっぱい報酬が貰える。SからDまでのランクがあるんだけど、Sランクの依頼はSランクのギルド員しか受けられないから高い。Dは誰でも受けられる優しいものだから安いよ」
「チアちゃんのランクは?」
「私はAランクだよ」
ボンドにはSランクが三人しかいないと教えてくれた。チアはかなりの実力がある魔術師だと窺える。
「じゃあ素材集め頑張ってね」
「チアちゃんも依頼頑張ってね」
「ありがとう」
チアがルルをマイルズに預ける。ルルはマイルズに抱かれて顔を擦り寄せた。
チアが手を振り、部屋の扉が閉まる。
「今日のうちに素材屋で必要なもの買っとくか。そうしたら明日、鉄鉱石と木材を手に入れたら、武器屋に持って行けるし」
「そうだな」
素材屋に行き、ルルを連れていることでチアの知り合いだと分かり、店主がかなり割引をしてくれた。チアは安価で質の良い素材を売ってくれるから、と。明日の素材集め以外でも助けてもらってしまった。
「チアに足向けて寝られないな」
「自分に合う武器を作ってもらって、絶対にギルドの入団試験に合格しよう。そうしたら、今度は俺たちがチアちゃんを助けられるかもしれないし」
「そうだな」
帰宅して、明日のために早い時間からベッドへ入った。
早起きして街の外に出る。大きくなったルルに乗って森に向かった。何度乗っても心が踊る。スピードも乗り心地も最高だ。
森に入ってルルが辺りを見渡しながら進む。一本の木の前で止まって俺とマイルズを下ろした。この木を切れということだろう。いつも使っている弓よりも長く切った。足りないよりは余裕があるほうがいいだろう。
収納ボックスにしまって、再びルルに跨った。
鉄鉱石がある場所に着いて降りる。ルルが前足を叩きつけると、鉄鉱石がバラバラと落ちた。
ルルのパワーに身震いする。初めて会った時、俺はあの足に踏まれていたのだから。
「ルルありがとう」
「ルル助かった」
鉄鉱石も収納ボックスにしまい、マイルズとルルを撫でる。大きなルルは甘えた声を出しているのだろうが、辺りが震えるような地を這う鳴き声だった。
「帰ろうか。武器屋に寄って、素材を渡したら美味しいものを作るから」
マイルズの言葉にルルはすぐに身体を低くする。早く乗れということだろう。主人に似て食いしん坊だ。
ものすごい速さで街に戻り、武器屋に素材を渡した。道具屋に行くとシーナはおらず、マナに収納ボックスを返す。シーナに会えなくて少し残念に思っていたら、帰宅途中で食材を抱えたシーナと出会った。
「荷物いっぱいだな。持つよ」
シーナから受け取る。
「カイくんありがとう」
「俺はシーナを送っていくから、マイルズは先に帰ってて」
二人っきりにしろ、と目で訴える。感じ取ってくれたのか、マイルズは頷いた。
「先に帰ってご飯作っとく。ルルもお腹減ってるだろ?」
街の中だから小さくなっているルルは、可愛らしい鳴き声をあげた。
シーナと並んで道具屋に向かう。
「重くない?」
「これくらい平気だ。でも女の子には大変だろ? いつも買い物をするの、大変じゃないか?」
そう聞いてはたと気付く。俺とマイルズに収納ボックスを貸してくれたから、シーナは食材を抱えていたのかもしれない。それなのに「大丈夫だよ」と何でもないことのようにシーナが笑う。
笑った顔が可愛くて、胸が跳ねた。一緒に過ごす時間が増えるに連れて、シーナに惹かれていくのが分かる。まだ好きかは分からないけれど、もっとシーナのことが知りたい。
「今度さ、二人で飯食べに行かない?」
「いいよ」
「夜でもいい?」
昼間だと店があり、ゆっくりできないだろうから、なるべくなら夜に会いたい。
「うん、分かった。いつにする?」
「明日は?」
「大丈夫だよ。楽しみにしているね」
「ああ、俺も」
満面の笑みでそんなことを言われるから、舞い上がってしまいそうになる。
店の奥にあるテーブルに食材を置いて「また明日」と道具屋を出た。
部屋に帰ってシーナとデートすることを、マイルズに伝えると驚かれた。
「カイはシーナちゃんのことが好きだったのか?」
「いや、知り合ったばかりだしそこまでではないけど、可愛いなと思うし、もっと知りたいと思ったから誘った」
ルルが俺よりも大きくなり、前足を上げて爪を光らせる。
森で会った時はシーナの近くにいただけなのに、問答無用で踏まれた。その頃に比べれば、俺にも懐いてくれたのか? 威嚇だけで済んでいるし。ルルは主人の代わりに、シーナを守ろうとしているのだろう。
「大丈夫だって! 飯食いに行くだけだしなにもしないって。だから足下ろして小さくなろう、な?」
俺が身体の前で両手を見せて、落ち着け、とルルを宥める。
ルルはマイルズに視線を送った。
「カイはシーナちゃんの嫌がることはしないよ」
不服そうな表情ながらも、ルルは小さくなってマイルズの腕の中に収まりに行く。マイルズには完全に懐いている。美味い飯って偉大だよな。
「それでさ、ちょっと相談なんだけど、デートって何したらいいんだ?」
「さぁ? 俺だってデートなんてしたことないし」
「飯食って別れるだけだと、ツレと遊びに行くのと何が違うんだろ?」
俺もマイルズも村に歳の近い女の子がいなかったから、知識も経験も乏しい。
二人でうーん、と頭を捻る。
「プレゼントとかはどうだ?」
「金なんてねぇよ」
昨日の依頼で得た報酬は、素材屋で使ってしまった。食事代くらいしか残っていない。
「明日は昼に依頼を受ければいいじゃん。花とか贈れば?」
「そうか、そうだな! 昼は働いて花をプレゼントしてみるわ」
「夜なんだから帰りは家まで送ってやれよ」
「ああ、なんかデートっぽいな」
マイルズだってデートをしたことがないのに、案を出されてなんか悔しい。
「楽しんでこいよ」
「ああ、マイルズもチアを誘えば?」
「帰ってきたら誘ってみようかな」
ルルが首を伸ばしてマイルズの頬を舐める。
「ルルも応援してくれんの?」
嬉しそうにマイルズが笑うが、俺とマイルズのこの差は何だろう。腑に落ちない。
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
チート無しっ!?黒髪の少女の異世界冒険記
ノン・タロー
ファンタジー
ごく普通の女子高生である「武久 佳奈」は、通学途中に突然異世界へと飛ばされてしまう。
これは何の特殊な能力もチートなスキルも持たない、ただごく普通の女子高生が、自力で会得した魔法やスキルを駆使し、元の世界へと帰る方法を探すべく見ず知らずの異世界で様々な人々や、様々な仲間たちとの出会いと別れを繰り返し、成長していく記録である……。
設定
この世界は人間、エルフ、妖怪、獣人、ドワーフ、魔物等が共存する世界となっています。
その為か男性だけでなく、女性も性に対する抵抗がわりと低くなっております。
むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム
ピコサイクス
青春
顔は普通、性格も地味。
けれど実は金持ちな高校一年生――俺、朝倉健斗。
学校では埋もれキャラのはずなのに、なぜか周りは巨乳美女ばかり!?
大学生の家庭教師、年上メイド、同級生ギャルに清楚系美少女……。
真面目な御曹司を演じつつ、内心はむっつりスケベ。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる