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第一章 癒しの矢
22 故郷に詰めるもの
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「ちょっと疲れちゃったね」
シーナがきちんと自分のことを教えてくれて安心した。『体調が悪くなったら教えて』と言った約束を守ってくれて。
「急いで帰ろうか」
シーナは立ち止まった。歩くのが辛いほど疲れたのだろうか。唇を尖らせて拗ねたような表情を見せる。
なんで? 俺、おかしなこと言ったか?
「まだ帰らない。ここで休憩したい」
シーナが指したのはアイスクリームの店。ポップな店構えで、店の前に並ぶ食品サンプルは、色鮮やかなアイスクリームがたくさん並んでいた。
「いいよ、入ろうか」
シーナが表情をパッと明るくする。シーナが食べ物で機嫌が良くなるなんて思わなかった。チアやルルは食べ物に目がないが。
シーナはアイスクリームが好物なのだろう。ふっと笑えば、シーナが「どうしたの?」と目を瞬かせる。
「アイスクリームでそんなに喜ぶなんて、よっぽど好きなんだなって思って」
「アイスクリームは好きだけど、それだけじゃないよ」
シーナは「美味しそうだね」とショーケースの前で目を輝かせた。それだけじゃないってどういうことだ?
頭を捻っているとシーナは決まったようで、俺にどれを頼むか聞いてきた。
コーヒー味のアイスクリームに決めると、シーナが注文をして、支払いまで済ませてしまった。
「俺が払うのに。シーナは俺の買い物に付き合ってくれたんだから」
「前回お出かけした時に、次は私が払うって約束したでしょ? それに、このお店に誘ったのは私だからいいの」
アイスクリームを受け取ってイスの方へ向かう。
「ありがとう」
「美味しいね」
礼を言えばシーナがアイスクリームを味わう。
「ああ、美味いな」
コーヒーの苦味がほのかに口の中に広がって、甘すぎなくて食べやすい。
「また一緒に来ようね」
シーナの会心の笑顔に見惚れて、アイスクリームを落としそうになり、慌てて口をつけた。
道具屋にシーナを送り届けると、マナが「おかえりなさい」と元気に出迎えてくれる。
「傷薬、運搬用の箱に入れておきましたが、他にもたくさん入れるなら、まだ出すので遠慮なくおっしゃってくださいね」
リビングのテーブルには木箱が置かれていて、その中に傷薬とクッション材の藁が敷かれていた。
「買った物入れてみよう」
俺が収納ボックスから取り出して、シーナに手渡す。シーナは食材を丁寧に木箱の中へ並べていく。全部をしまい終わると、シーナが紙とペンを取り出した。
「知らない食材ばかりだと思うから、どうやって食べたら美味しいか書いておくね」
煮たら美味しいとか、生で食べるとか。繊維に沿って切るだとか、細かいことまで書いてくれた。
「シーナの字はすごく綺麗だな」
「ありがとう。そうだ! カイくん、手紙を書いてみたら? 故郷のみんなが一番気になってるのは、カイくんとマイルズくんが元気で暮らしているかってことだと思うの」
手をパチンと叩いて、シーナが提案してくれる。
「いや、俺はあまり字を書くのが上手くないんだよな」
ライハルには学校なんてない。簡単な計算や読み書きはじいちゃんに習ったが、畑仕事や狩りの時間が多くて字を書くことなんて少なかった。
「心がこもっていたら、字は気にならないと思うな」
「……じゃあ書いてみようか」
あまり気乗りはしないが、シーナに紙とペンを借りる。
『俺もマイルズも元気でやってる。そっちはどうだ? また何か送る。欲しいものがあったら教えて欲しい。カイ』
やっぱり字は下手だ。ミミズが這っているようになってしまう。手紙は折りたたんで木箱に入れた。
扉が開き、チアとマイルズが入ってくる。たくさんの荷物が二人の後ろで浮いていた。チアが風の魔術で浮かせているようだ。
「どうしてここに?」
シーナが首を傾けると、ルルが褒めて欲しそうにシーナにすり寄る。シーナはルルのアゴを指先でくすぐる。
「ルルにシーナの匂いを追わせた。この荷物をどうしようか相談したくて」
「待ってて、木箱を持ってくるから」
「俺が運ぶよ」
シーナの後を追って道具屋のカウンター内に置かれている木箱を運んだ。
マイルズとチアが遊び道具や布を敷き詰めていく。
「運送屋に持っていけばいいのか?」
「ギルドハウスに持っていけばいいよ。風の魔術を使える魔術師が、目的のところまで運んでくれるよ。運送屋さんは時間が掛かるんだ。野菜が入っているから、ボンドがおすすめ」
シーナが収納ボックスに木箱を二つ入れた。
それを借りてボンドの受付に持っていく。
「ライハルに届けたいです。村の真ん中とかに置いて下さい。カイとマイルズからとお伝えして貰えますか?」
マイルズが丁寧な言葉を選んでお願いする。
「分かったわ。ライハルなら明後日の朝から昼には届けられると思うよ」
「よろしくお願いします」
代金を払ってボンドを出た。
「めちゃくちゃ早いな」
「風の魔術って便利だよな」
「俺、チアちゃんと買い物に行って全部持つつもりだったのに、全部チアちゃんが運んでくれて格好つかなかった」
マイルズが思い出してしょげる。背中を叩いて「元気出せ」と励ましておいた。
道具屋に戻って収納ボックスを返す。
シーナが温かい紅茶を淹れてくれたから、イスに腰掛けた。
「買い物楽しかったね」
シーナが頬骨を上げる。
「今度は市場に行ってみたい。次はいつあるんだ?」
「十日後だよ。今回はディフェーザだっけ?」
「そう。だから一日遊べるよ」
ボンド、ファントム、ディフェーザが毎回交代で見回りをしているらしい。今回の市場はディフェーザが担当する。
別の街からも多くの人が訪れる大きな市場だから、問題が起きないようにと教えてくれた。
「カイくん、一緒に行こうよ。市場の日はお客さん全然来ないから、道具屋もお休みするの」
「ああ、いいよ。また朝に迎えにくるよ」
そう言えば、シーナはモゴモゴと口の中で何かを言ったから聞き返した。
「えっと、あのね。銀時計で待ち合わせがしたい」
銀時計ってどこだ?
「悪い、場所が分からない」
「街の中央にある銀色の時計台なんだけど」
街の中央って、ボンドに入る前に泊まっていたホテルがあるところだよな。
「ホテルの近く?」
「そう! ホテルの前に立つと右手側に見えるよ」
気にして歩いていないせいか、全く記憶にない。
「分かった、そこで待ち合わせしよう」
シーナが嬉しそうに目を輝かせる。反対にチアが俺を見る目に険がある。
「どうかしたのか?」
チアに聞けば首を横に振る。
「シーナと一緒に行けないから、八つ当たりしただけ」
チアがそっぽを向く。チアはシーナのことが本当に好きだな。
「チアちゃんは俺と行かない?」
マイルズが誘えばチアは頬を緩める。
「いいよ。美味しいものいっぱい食べようね」
「チアちゃんの好きな食べ物も教えて。美味しいものいっぱい作るから」
さっきまでの不機嫌な表情なんてなかったかのように、チアの目は輝いた。ルルも同じ瞳でマイルズを見つめていた。
シーナがきちんと自分のことを教えてくれて安心した。『体調が悪くなったら教えて』と言った約束を守ってくれて。
「急いで帰ろうか」
シーナは立ち止まった。歩くのが辛いほど疲れたのだろうか。唇を尖らせて拗ねたような表情を見せる。
なんで? 俺、おかしなこと言ったか?
「まだ帰らない。ここで休憩したい」
シーナが指したのはアイスクリームの店。ポップな店構えで、店の前に並ぶ食品サンプルは、色鮮やかなアイスクリームがたくさん並んでいた。
「いいよ、入ろうか」
シーナが表情をパッと明るくする。シーナが食べ物で機嫌が良くなるなんて思わなかった。チアやルルは食べ物に目がないが。
シーナはアイスクリームが好物なのだろう。ふっと笑えば、シーナが「どうしたの?」と目を瞬かせる。
「アイスクリームでそんなに喜ぶなんて、よっぽど好きなんだなって思って」
「アイスクリームは好きだけど、それだけじゃないよ」
シーナは「美味しそうだね」とショーケースの前で目を輝かせた。それだけじゃないってどういうことだ?
頭を捻っているとシーナは決まったようで、俺にどれを頼むか聞いてきた。
コーヒー味のアイスクリームに決めると、シーナが注文をして、支払いまで済ませてしまった。
「俺が払うのに。シーナは俺の買い物に付き合ってくれたんだから」
「前回お出かけした時に、次は私が払うって約束したでしょ? それに、このお店に誘ったのは私だからいいの」
アイスクリームを受け取ってイスの方へ向かう。
「ありがとう」
「美味しいね」
礼を言えばシーナがアイスクリームを味わう。
「ああ、美味いな」
コーヒーの苦味がほのかに口の中に広がって、甘すぎなくて食べやすい。
「また一緒に来ようね」
シーナの会心の笑顔に見惚れて、アイスクリームを落としそうになり、慌てて口をつけた。
道具屋にシーナを送り届けると、マナが「おかえりなさい」と元気に出迎えてくれる。
「傷薬、運搬用の箱に入れておきましたが、他にもたくさん入れるなら、まだ出すので遠慮なくおっしゃってくださいね」
リビングのテーブルには木箱が置かれていて、その中に傷薬とクッション材の藁が敷かれていた。
「買った物入れてみよう」
俺が収納ボックスから取り出して、シーナに手渡す。シーナは食材を丁寧に木箱の中へ並べていく。全部をしまい終わると、シーナが紙とペンを取り出した。
「知らない食材ばかりだと思うから、どうやって食べたら美味しいか書いておくね」
煮たら美味しいとか、生で食べるとか。繊維に沿って切るだとか、細かいことまで書いてくれた。
「シーナの字はすごく綺麗だな」
「ありがとう。そうだ! カイくん、手紙を書いてみたら? 故郷のみんなが一番気になってるのは、カイくんとマイルズくんが元気で暮らしているかってことだと思うの」
手をパチンと叩いて、シーナが提案してくれる。
「いや、俺はあまり字を書くのが上手くないんだよな」
ライハルには学校なんてない。簡単な計算や読み書きはじいちゃんに習ったが、畑仕事や狩りの時間が多くて字を書くことなんて少なかった。
「心がこもっていたら、字は気にならないと思うな」
「……じゃあ書いてみようか」
あまり気乗りはしないが、シーナに紙とペンを借りる。
『俺もマイルズも元気でやってる。そっちはどうだ? また何か送る。欲しいものがあったら教えて欲しい。カイ』
やっぱり字は下手だ。ミミズが這っているようになってしまう。手紙は折りたたんで木箱に入れた。
扉が開き、チアとマイルズが入ってくる。たくさんの荷物が二人の後ろで浮いていた。チアが風の魔術で浮かせているようだ。
「どうしてここに?」
シーナが首を傾けると、ルルが褒めて欲しそうにシーナにすり寄る。シーナはルルのアゴを指先でくすぐる。
「ルルにシーナの匂いを追わせた。この荷物をどうしようか相談したくて」
「待ってて、木箱を持ってくるから」
「俺が運ぶよ」
シーナの後を追って道具屋のカウンター内に置かれている木箱を運んだ。
マイルズとチアが遊び道具や布を敷き詰めていく。
「運送屋に持っていけばいいのか?」
「ギルドハウスに持っていけばいいよ。風の魔術を使える魔術師が、目的のところまで運んでくれるよ。運送屋さんは時間が掛かるんだ。野菜が入っているから、ボンドがおすすめ」
シーナが収納ボックスに木箱を二つ入れた。
それを借りてボンドの受付に持っていく。
「ライハルに届けたいです。村の真ん中とかに置いて下さい。カイとマイルズからとお伝えして貰えますか?」
マイルズが丁寧な言葉を選んでお願いする。
「分かったわ。ライハルなら明後日の朝から昼には届けられると思うよ」
「よろしくお願いします」
代金を払ってボンドを出た。
「めちゃくちゃ早いな」
「風の魔術って便利だよな」
「俺、チアちゃんと買い物に行って全部持つつもりだったのに、全部チアちゃんが運んでくれて格好つかなかった」
マイルズが思い出してしょげる。背中を叩いて「元気出せ」と励ましておいた。
道具屋に戻って収納ボックスを返す。
シーナが温かい紅茶を淹れてくれたから、イスに腰掛けた。
「買い物楽しかったね」
シーナが頬骨を上げる。
「今度は市場に行ってみたい。次はいつあるんだ?」
「十日後だよ。今回はディフェーザだっけ?」
「そう。だから一日遊べるよ」
ボンド、ファントム、ディフェーザが毎回交代で見回りをしているらしい。今回の市場はディフェーザが担当する。
別の街からも多くの人が訪れる大きな市場だから、問題が起きないようにと教えてくれた。
「カイくん、一緒に行こうよ。市場の日はお客さん全然来ないから、道具屋もお休みするの」
「ああ、いいよ。また朝に迎えにくるよ」
そう言えば、シーナはモゴモゴと口の中で何かを言ったから聞き返した。
「えっと、あのね。銀時計で待ち合わせがしたい」
銀時計ってどこだ?
「悪い、場所が分からない」
「街の中央にある銀色の時計台なんだけど」
街の中央って、ボンドに入る前に泊まっていたホテルがあるところだよな。
「ホテルの近く?」
「そう! ホテルの前に立つと右手側に見えるよ」
気にして歩いていないせいか、全く記憶にない。
「分かった、そこで待ち合わせしよう」
シーナが嬉しそうに目を輝かせる。反対にチアが俺を見る目に険がある。
「どうかしたのか?」
チアに聞けば首を横に振る。
「シーナと一緒に行けないから、八つ当たりしただけ」
チアがそっぽを向く。チアはシーナのことが本当に好きだな。
「チアちゃんは俺と行かない?」
マイルズが誘えばチアは頬を緩める。
「いいよ。美味しいものいっぱい食べようね」
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