1 / 5
手放した今日の幸せ
しおりを挟む
「また明日ね。」
そう言って手を離す
君の後ろ姿照らす夕日に虚しさ覚えたりして
海辺で遊んだあの日も花火を見たその日も
どれだけ輝きを放っていてももう戻れない
震える指先を僕の手で止めてあげたかった
温めてあげたかったのに
すべて「したかった事」の箱の中に
二人で歩いた海岸と線路沿い
全てが走馬灯のように頭を駆け巡る
多分今度の夏は冷たい夏だ
行きあいの空の下
僕の頬には青色の夏風
使い終わったら幸せはなくなってしまうんだ
今更気づいても遅すぎるのに
いくら泣いても足りないや
あの時見たはずの笑顔や泣き顔は
置いていってくれたから
あの頃の旋律はずっと心の中にしまい込んでおこう
なくしてしまわぬように
潮風が香る 僕の涙を溶かしていく
また会える日まで この風が残ってるような
世界だったら
きっと君とまた会えるのにな…
そう言って手を離す
君の後ろ姿照らす夕日に虚しさ覚えたりして
海辺で遊んだあの日も花火を見たその日も
どれだけ輝きを放っていてももう戻れない
震える指先を僕の手で止めてあげたかった
温めてあげたかったのに
すべて「したかった事」の箱の中に
二人で歩いた海岸と線路沿い
全てが走馬灯のように頭を駆け巡る
多分今度の夏は冷たい夏だ
行きあいの空の下
僕の頬には青色の夏風
使い終わったら幸せはなくなってしまうんだ
今更気づいても遅すぎるのに
いくら泣いても足りないや
あの時見たはずの笑顔や泣き顔は
置いていってくれたから
あの頃の旋律はずっと心の中にしまい込んでおこう
なくしてしまわぬように
潮風が香る 僕の涙を溶かしていく
また会える日まで この風が残ってるような
世界だったら
きっと君とまた会えるのにな…
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
0
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる