私は、女の子です(異世界で魔女っ子チート)

うさぎ青

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『テント』

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   ジャッカロープを使役することに成功しました。

 とっても嬉しいです。

 ホープは、私の頬をぺろぺろ舐めます。ちょっとくすぐったいです。

 「本当に使役スキルがあったんだ・・・」

 「はい。本当にごめんなさい。『テント』に魔除け等の効果が付いているのは知っていたのですが、外のことが解らないと何かあった時に困りますよね。改善策があるかギザンに確認してみます」

 「ちょっと待って、いろいろ突っ込みたいこと満載なんだけど、もしかしてその『テント』アーティファクト?」

 そう言って、サアラが『テント』を指差します。 
 やはり話さない方が善かったのかな?
 やらかした感がします。

 「おい、アーティファクトとといったら、どれだけの価値があるか知っているのか?!しかも、魔除けの効果はこの国の王様でも持っているかどうかの品だぞ」

 げっ!!そんなに凄いものなの? ま・まずい・・・かな?

 「ちょっと、中見せて!!」

 サアラのテンションが高くて恐いですぅ。血走ったサアラのアップが目の前に。誰か助けて・・・。後ろに仰け反って倒れる3秒前・・・。1・2・3・・・。

 とす 

 あれ? 後ろを振り向くと、愛しのダイアンです。

 きゃあ! きゃあ!! なんてこと!

 私を、優しくキャッチして支えてくれています。何て幸せ、ありがとうサアラ。

 「サアラ、興奮するのはいいが、相手の迷惑や状況を考慮しろ」

 そんなこと貴方の胸に抱かれるなら、喜んで何度でも甘んじます。
 ああ、とろとろに蕩けそう・・・。

 「だが、サアラでなくても、気になるぞ」

 ですよね~ k(((・・;)
 私も、逆の立場ならそう思いますwww。

 「う~ん。僕は、どちらでもいいかな? 見せてくれるっていうなら見せて頂くけど」

 どうしよう。ああ、ダイアンには全てをさらけ出してしまいたい。

 『悩むのもいいけど、時と場合によってはスピードも大事ですよ』

 『ちょっと女神様、また、覗き見ですかぁー。でも、今は助かります。このテントってかなり貴重なもの何ですか?』 

 『そうね。そうかもね』

 ちょっと、そんなにあっさり言わないで! 私の頭はぐ~るぐる。ただ今混乱中です。

 『大丈夫です。彼らは、そのことで貴方をどうにかしようとは考えていません。なので安心してばらしちゃいなさい』

 『なんだか、全然安心できないですが、女神様のお墨付きなので、話します!!』
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