車いすの少女が異世界に行ったら大変な事になりました

＝＝＝＝＝＝＝＝第二章＝＝＝＝＝＝＝＝

1•すみれ幸せで不安を感じる

今まで生きてきてこんなに幸せだった事があっただろうか車いすの生活になってから心から嬉しい事があったのか分からないがローズと過ごす時間は間違いなく私は幸せだと思うそして今日も

「すみれどうかしたのか」　

「私幸せだなと思って」

「私も一緒だすみれが居ると幸せだ」

「嬉しいおんなじだね」

という散策いやもうデートでいいよねしてたたわいもない会話が何か愛おしい感じがしてこのままずっとこんな日が続けばと思っている

最近はローズの手伝いをしたりこうしてデートしたり二人の時間を満喫しているこれといって異常はないのだが最近は城下で女性を狙った人さらいがでるとローズが教えてくれた。やっぱり異世界でも犯罪はおきるんだと当たり前の事を思ったけど自分にはどこか関係ないような気がしていた。城内に人さらいはでないよね

「人さらいの犯人目星はついたの」　　

「それが目的も犯人も判らない」

「早く捕まるといいわね」

「騎士団が総出で調べているからね」

本当に安心して住める環境にいるけど同じ女性としては無事を祈るばかりだやっぱりこういうのは定番の女性を奴隷として高く売るとかそんな感じなのかなやっぱり日本とは違うんだと思った。