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 ========第三章========

3•ヴィオレットお茶をする

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お店に入りました。窓際の外が見える席に座りました。二人とも紅茶を頼みお話しをします。

「ローズお姉様と二人でお店に入るのは初めてですね」

「そうだねヴィオレットと嬉しいよ」 

「そんな照れてしまいます」 

「顔赤くなってない大丈夫」

「からかわないでくださいお姉様」

という感じで女同士ですが恋人みたいな会話をしてしまいました。少し恥ずかしいです。紅茶がきたので飲みながら次の予定を話します。

「この後は町をもう少し見て湖ですね」
 
「そうだねあまり人がこないから穴場だよ」

「そうなんですね綺麗な所だろうな」

その後お店を出て町歩きをしました。いろいろ見るものすべて新鮮でした。この前は宝石店だけでしたからゆっくりお店を見れて満足です

今からはまた馬車に乗って湖を目指します。そんなに遠くないみたいで時間はかからないみたいです。やっぱり田舎の景色は落ち着きます。

それから三十分ぐらいで到着しました。とても綺麗な所です。湖の近くに行く事にしました。

「綺麗な湖ですねお姉様」

「ああ昔よく来たんだヴィオレットにも見せたくて連れてきた」

「そうなんですね思い出の場所かあ」

「ヴィオレット」「んぅう」「うぅん」

キスされてしまいました。デートといえば綺麗な場所でそんなシチュエーションですが自分がすると恥ずかしいです。周りに人はいませんがでも明日でしばらくお別れです。お姉様も寂しい気持ちなら嬉しいんですが私も同じですよ
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