上 下
102 / 194
 ========第五章========

8•ヴィオレット報償をいただく

しおりを挟む
私は今凄く緊張しています何故かってそれは目の前に二人の女王様がいらっしゃらるからです

「此度は身を呈して国を救ってもらったリリー王国の女王とも話して其方に報償をとらせようと思う何なりと望みを言うがよい」

「そんな滅相もございません私は自分の出来る事をしたまででございます」

「欲がないのうなんでもよいぞ」

「それなら一つお願いがございます今回の事で世界は広い事を知りました。私の菓子を広めまた新しい材料を探したいのですお許し願えますでしょうか」

「うむそなたの菓子は食べたが美味じゃ」

「そうじゃな勉強するのはいい事だ国にも利益のある事だ一カ月間の猶予を与えよう」

「ありがとう存じます勉強してまいります」

「あと一人では不用心じゃ姉を護衛として連れていくがよい」

という事でお姉様と一カ月いろいろ勉強するため旅をする事になった。やっぱり異世界に来たんだし世界を見るのは必要だよねこれからの将来にも役立つし必ずいい経験になるよね

それからお姉様と合流して今回の経緯を話した

「お姉様無理を言ってすいません」

「ヴィオレットが世界を見たいなら付いて行くわ私が付いてれば安心でしょ」

「ありがとうお姉様大好きよ」

こうして旅が始まる
しおりを挟む

処理中です...