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  =====第三章青年期編=====

17•どうやらスフレちゃんとデートする

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それから少したってスフレちゃんの体調のいい日デートに行く事になった。今日はなんだか王子様風の衣装を着ているじいじの服をポトフが縫い直したらしいスフレちゃんから頼まれたみたいだ僕はいったいどう扱われてるんだろうかスフレちゃんは車いすで一応安全を確保して出かける行こうか

「あらアンちゃんよく似合うわよ」

「ばあば本当にそう思ってる」

「もちろん本心よあの人の服全部アンちゃんに合わせ直そうかしら」

なんだか嘘を言ってないですねとりあえず今はスフレちゃんとデートですね

「スフレちゃんそろそろ行こうか」

「アンちゃんその格好もよく似合うわ」

「ありがとうまさかまた男装するとは」

「言ったでしょう同じにエスコートするってだから今日はよろしくね」

そして車いすを押して森に向かいます。場所はすぐそこなので時間はかかりませんが調度よさそうな木陰でスフレちゃんを車いすから降ろしました。こういうデートもいいかもしれませんね。落ち着きます

「さあどうエスコートしてくれるかしら」

「あのそれじゃあ手をかしてください」

「いいわ」「失礼します」「座ろうか」

「ふ~んこうやって手を繋いで二人でデートしたのねあとは買い物とお茶だったかしらいいわね」

「でもそれだけだよ別に他には•••」

「大丈夫ガレちゃんから聞いてるからそんなに口ごもらなくて楽しくすごしましょ」

「ガレちゃん全部話したのデートの事」

「だって同じ人を好きなのよ隠し事してたらお互いにきまずいでしょ」

「それはそうだけどそれでいいの」

「さあじゃあガレちゃんにしたみたいにキスしてほしいわ」

「うん分かった」『チュ』「うんいいわ」

「やっぱり王子様にキスしてもらうの私の夢だったの嬉しいわ」

なんでしょう僕はみんなの夢を叶える為に好きなようにされているのかもしれませんガレちゃんとスフレちゃんが手を組んだら最強です凄く心配になってきました。とりあえずしばらく二人で話してゆっくりして帰りました
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