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1章
12. 修復師と管理人
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黒ずんで汚れた木箱は倉庫の外庭のガゼボに置いてもらった。
従者を付けて万一のことが無いよう見張っていてもらう。
皆には話してないけれどあの箱は多分貴重品です。
そして私たちは一番手前のごく最近の物が収納されているという倉庫に入った。
扉には『5』と彫られている。先程の館とは違い空気が良い。
入口には事務室があり、受付席にいた男が胡乱げにこちらを見て、入ってきた私たちの顔ぶれに驚いて固まってしまった。
セバスチャンが手で騒がないように制して奥に踏み入れる。
こちらの倉庫は見慣れた最近の意匠が柱や窓、天井などに施されていた。
ハタと気付くが、これ、年代別に5棟も建っていて、建物だけで文化的価値があるのでは?
「うん、こっちは馴染み深い感じだね。置いてあるものも新しい」
レオン様が食器類のまとまった棚を眺めながら言った。
何というか、レオン様と私は感覚が似ている気がする。思わずついて行ってしまう。
「ああ、この辺りのティーセットは似たような作りだね。作りやすい形なのかな?あ、こっちはすごいね。この持ち手部分の細工、見たことないけど凝っているね。青い着色も珍しい色合いだ。これの出品はもったいないかもね」
などと気軽に目利きしていくレオン様。
流石は王都生まれの王都育ちです。
いや、王家の血筋だから?
目が肥えています。
兄様たちもセバスチャンもびっくりしています。
「あら、これ、修復されているわ」
私は一つのティーセットを手に取って上から下から眺めた。
セットとしては揃っているが、よく見るとひび割れに修復の跡がある。
ほかの食器も一見何ともないのだが、欠けが修復されていたり、絵柄が書き直してあるものがあった。
「すごい技術だね。彫りも透かしも修復されているよ」
レオン様も驚きの修復術だ。
今後使う予定もなかったのに、なぜ修復してあるのかしら?
「セバスチャン?」
私が説明を求めると、従者に倉庫の管理人と修復師を呼ばせた。
しばらくすると、平民服にエプロンを付けた髭モジャの気難しそうな男性と、同じく平民服に襟付きの上着を着た真面目そうな白髪の男性が従者に連れられて来た。
普段は顔すら合わせない使用人だ。緊張しているのが伝わってくる。
「今ざっと見たのだけれど、壊れた食器が修復されているね。あなたたちの手腕かい?」
アレクお兄様が聞いてくれる。
髭モジャの男性がモグモグと答えた。
「はい、以前お嬢様から指示頂いたので・・・」
「「「!!!???」」」
皆で目を合わせてしまいました。
私!?
「ふふふ・・・あはははは」
レオン様が笑い出す。
な、なにも笑わなくても!
「もう、面白すぎるよ、ソフィア嬢・・・ははは」
お兄様たちも助けてくれません。
呆れ顔です。
「・・・ソフィア様はどのようなご指示を出されたのですか?」
セバスチャンが二人の男性に聞いてくれます。
「私は使用人館にある修復工房を任されております。5年ほど前、そこにお嬢様が突然現れました。そして倉庫の中の陶磁器類など修復可能な物は修復しておくようにと、新しい物から始めて古い物へ遡るようにとご指示いただきました。以来、空き時間を使って工房の修復師たちが修復をしています」
そう。髭モジャの男性は修復師の親方でしたね。
無骨な太い指が丁寧に繊細な食器を修復する様を思い出した。
「私は倉庫の管理を任されております。修復の指示を出された時に私も呼ばれておりました。倉庫の中身は決して無くさないように、全ての品目リストを作るよう指示され、今では送られてくる品は全てリストに加え、修復の際の出し入れもリストを活用して無くしたりしないように大切に管理しています。」
うん、こちらの白髪の男性は管理人さん。手袋を付けて丁寧に倉庫の品々を扱っている姿を思い出しました。
「こちらがリストです。あ、倉庫から出す際はチェックしますので、必ず声を掛けてください」
アレク兄様はリストを受け取りながら、木箱を勝手に持ち出したことを誤った。
リストを皆で見てみると。
「すごい、年代順だ」
「製作者や当時の相場も書かれているよ。主に誰が、どこで使っていたかも」
「あ! プレゼントの送り主まで書かれている!」
なんと有能!
「すべてお嬢様の指示です。わからない物は調べて、出来る範囲で書くようにとのことでしたので。こちらも新しいものから始めるように指示され、今は4番倉庫までリスト化出来ました。さすがにそろそろ調べても解らなくなってきたところです」
んーんーんー。5年前の私!
なに勝手にやらかしているのかな!?
しかも頼んでおいてすっかり忘れているとか!
皆が呆れ顔で私に視線を送ってくる。
さすがにいたたまれなくなって、私は両手で顔を覆った。
「ちがうの。ただ単に、こんな貴重品を倉庫にどーんと押し込んでおくのはどうかと思っただけなの。盗まれたり破損させたりするもの許せないし。
売りに出そうと思って管理や修復をさせていたわけじゃないの!」
「あっはっはっはっは!」
レオン様がお腹を抱えて笑っています。
アレク兄様が「そうだよね・・・?」と疑問形になっています。
「さすがソフィアだよ。そんな前から・・・」とアド兄様は私の言を聞いちゃいない。
「なにはともあれ、このリストのおかげでバザーに出す商品を絞り込むことが容易くなりました。目利きの役に立ちます。また、修復されている物は安く出品できますから、バザーの目玉商品が大量出品可能となりました」
セバスチャンの前向き発言に救われます。
私は改めて二人の職人と向き合いました。
「修復師殿、管理人殿、素晴らしいわ。
たった5歳だったの私の頼みを聞いてくれていてありがとう。
最高級の修復技術と管理能力よ。お父様とお母様に報告しておきます」
私の言葉に二人は喜んでくれた。
特別手当、弾むようお母様に頼まなければ!
何と5年間も、なんの見返りもなしに私の指示を聞いていてくれていたなんて!
私は自分の恵まれた立場と状況を改めて有難く思うのでした。
従者を付けて万一のことが無いよう見張っていてもらう。
皆には話してないけれどあの箱は多分貴重品です。
そして私たちは一番手前のごく最近の物が収納されているという倉庫に入った。
扉には『5』と彫られている。先程の館とは違い空気が良い。
入口には事務室があり、受付席にいた男が胡乱げにこちらを見て、入ってきた私たちの顔ぶれに驚いて固まってしまった。
セバスチャンが手で騒がないように制して奥に踏み入れる。
こちらの倉庫は見慣れた最近の意匠が柱や窓、天井などに施されていた。
ハタと気付くが、これ、年代別に5棟も建っていて、建物だけで文化的価値があるのでは?
「うん、こっちは馴染み深い感じだね。置いてあるものも新しい」
レオン様が食器類のまとまった棚を眺めながら言った。
何というか、レオン様と私は感覚が似ている気がする。思わずついて行ってしまう。
「ああ、この辺りのティーセットは似たような作りだね。作りやすい形なのかな?あ、こっちはすごいね。この持ち手部分の細工、見たことないけど凝っているね。青い着色も珍しい色合いだ。これの出品はもったいないかもね」
などと気軽に目利きしていくレオン様。
流石は王都生まれの王都育ちです。
いや、王家の血筋だから?
目が肥えています。
兄様たちもセバスチャンもびっくりしています。
「あら、これ、修復されているわ」
私は一つのティーセットを手に取って上から下から眺めた。
セットとしては揃っているが、よく見るとひび割れに修復の跡がある。
ほかの食器も一見何ともないのだが、欠けが修復されていたり、絵柄が書き直してあるものがあった。
「すごい技術だね。彫りも透かしも修復されているよ」
レオン様も驚きの修復術だ。
今後使う予定もなかったのに、なぜ修復してあるのかしら?
「セバスチャン?」
私が説明を求めると、従者に倉庫の管理人と修復師を呼ばせた。
しばらくすると、平民服にエプロンを付けた髭モジャの気難しそうな男性と、同じく平民服に襟付きの上着を着た真面目そうな白髪の男性が従者に連れられて来た。
普段は顔すら合わせない使用人だ。緊張しているのが伝わってくる。
「今ざっと見たのだけれど、壊れた食器が修復されているね。あなたたちの手腕かい?」
アレクお兄様が聞いてくれる。
髭モジャの男性がモグモグと答えた。
「はい、以前お嬢様から指示頂いたので・・・」
「「「!!!???」」」
皆で目を合わせてしまいました。
私!?
「ふふふ・・・あはははは」
レオン様が笑い出す。
な、なにも笑わなくても!
「もう、面白すぎるよ、ソフィア嬢・・・ははは」
お兄様たちも助けてくれません。
呆れ顔です。
「・・・ソフィア様はどのようなご指示を出されたのですか?」
セバスチャンが二人の男性に聞いてくれます。
「私は使用人館にある修復工房を任されております。5年ほど前、そこにお嬢様が突然現れました。そして倉庫の中の陶磁器類など修復可能な物は修復しておくようにと、新しい物から始めて古い物へ遡るようにとご指示いただきました。以来、空き時間を使って工房の修復師たちが修復をしています」
そう。髭モジャの男性は修復師の親方でしたね。
無骨な太い指が丁寧に繊細な食器を修復する様を思い出した。
「私は倉庫の管理を任されております。修復の指示を出された時に私も呼ばれておりました。倉庫の中身は決して無くさないように、全ての品目リストを作るよう指示され、今では送られてくる品は全てリストに加え、修復の際の出し入れもリストを活用して無くしたりしないように大切に管理しています。」
うん、こちらの白髪の男性は管理人さん。手袋を付けて丁寧に倉庫の品々を扱っている姿を思い出しました。
「こちらがリストです。あ、倉庫から出す際はチェックしますので、必ず声を掛けてください」
アレク兄様はリストを受け取りながら、木箱を勝手に持ち出したことを誤った。
リストを皆で見てみると。
「すごい、年代順だ」
「製作者や当時の相場も書かれているよ。主に誰が、どこで使っていたかも」
「あ! プレゼントの送り主まで書かれている!」
なんと有能!
「すべてお嬢様の指示です。わからない物は調べて、出来る範囲で書くようにとのことでしたので。こちらも新しいものから始めるように指示され、今は4番倉庫までリスト化出来ました。さすがにそろそろ調べても解らなくなってきたところです」
んーんーんー。5年前の私!
なに勝手にやらかしているのかな!?
しかも頼んでおいてすっかり忘れているとか!
皆が呆れ顔で私に視線を送ってくる。
さすがにいたたまれなくなって、私は両手で顔を覆った。
「ちがうの。ただ単に、こんな貴重品を倉庫にどーんと押し込んでおくのはどうかと思っただけなの。盗まれたり破損させたりするもの許せないし。
売りに出そうと思って管理や修復をさせていたわけじゃないの!」
「あっはっはっはっは!」
レオン様がお腹を抱えて笑っています。
アレク兄様が「そうだよね・・・?」と疑問形になっています。
「さすがソフィアだよ。そんな前から・・・」とアド兄様は私の言を聞いちゃいない。
「なにはともあれ、このリストのおかげでバザーに出す商品を絞り込むことが容易くなりました。目利きの役に立ちます。また、修復されている物は安く出品できますから、バザーの目玉商品が大量出品可能となりました」
セバスチャンの前向き発言に救われます。
私は改めて二人の職人と向き合いました。
「修復師殿、管理人殿、素晴らしいわ。
たった5歳だったの私の頼みを聞いてくれていてありがとう。
最高級の修復技術と管理能力よ。お父様とお母様に報告しておきます」
私の言葉に二人は喜んでくれた。
特別手当、弾むようお母様に頼まなければ!
何と5年間も、なんの見返りもなしに私の指示を聞いていてくれていたなんて!
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