39 / 57
1章
28. 夜会ハプニング
しおりを挟む
食堂にはいつもの長いテーブルではなく円卓がたくさん並べてあった。
同テーブルの人とお話ししながらご飯を頂ける。
これがカジュアルな形、というやつですか。
一番上座の円卓にはシルエット家とレオン様。
次の左側円卓にはなんと、正装の使用人服を着たセバスチャンやシャロンなど、見慣れた従属たちが6人いる。
彼らがこういった席に出る姿を初めて見た。
右側円卓には、王都から来たメンバーでリーダー格の方々がいると思われる。
他にも6つのテーブルが交差型に並べられていて、両家の使用人たちが楽しそうに歓談している。
私の経験上初めての大人数だ。
でも、手順もマナーも分かっている。大丈夫。粗相はしない。
こんな時のためにわざわざ普段の夕食を夜会形式にしているのだと改めて気付く。
お父様、お母様、レオン様が簡単な挨拶をし、食事が始まります。
円卓での食事は初めてだ。
この場合順番的にレオン様がお隣に来るのですね。
お隣で食事など初めてなので、話が弾んでしまいます。
どうしてもオイルライターのお話になってしまい、でも内緒なので小声で「あれ」とか「それ」とか、指示代名詞ばかりの会話で、なんだか楽しくなっていく。
食事は好評の様子で、あちこちのテーブルから驚きと歓声の声が聞こえます。
揚げ物の進化に私たちもビックリです。
「野菜はそのまま揚げただけ。お肉は衣に包んで揚げると俺的には一番美味しい」
アド兄様が自信満々に説明した。
「美味しい! なんていうのかしら? 油が逃げてなくて・・・」
衣に包まれたお肉を口にしたお母様が表現に困っている。可愛らしいです。
「ジューシー、ですよ。パサパサしていなくて旨味が凝縮されていることを表現します」
私が教えると、
「ジューシーだわ!」
と満面の笑みで褒め直します。
美味しい料理は本当に素敵です。
このホールの皆が笑顔で幸せそう。
「50は失敗したからね」
アド兄様、たった一日で50のアイデアを出して実験なさったのね。
食に対する熱意に感服です。
「この料理は確か・・・フリットと呼ぶのですよ」
私が教えると皆が「フリット!」と新たな料理を頭に叩き込んでいた。
男性陣は優雅に、なのに凄い勢いでお肉を消費している。
既に見慣れた光景だが、これもまた見ていて幸せになる。
「レオン様って、博識ですのにお料理の事はあまり知らないのですね?」
「うん、今まで興味を持ったことがなかったな。おかげでシルエット家に来てから食事への意識がガラッと変わったよ。美味しい食事は何事にも代えがたいね」
幸せそうな笑顔で語ってくれます。
今なら聞いてもいいかしら?
レオン様に聞きたかったことのひとつ。
「まぁ、でしたら好物とかはないのですか?」
聞いちゃった、聞いちゃった!
好きな方の好物は何よりも先に知りたい項目です。
・・・ん? 好きな方・・・?
「好物ねぇ。意識した事なかったな。肉は好きだったけど、この家の肉は格別すぎて今までの肉が好きだったとは言えない気がするよ。あの、胡椒が効いた玉ねぎのタレのステーキ! あれが一番好き」
好き
と幸せそうな笑顔で言われるとドキッとします。
炒めたみじん切りの玉ねぎと調味料を煮込んだ我が家秘伝のタレですね。我が家の男性陣もあれにはメロメロだ。レオン様もがっつり男性舌ですね。
スープはソーセージ入りのコンソメ味、パンは塩みの強いパン、サラダはチーズ入り、お菓子は甘すぎずしっとり系が食べやすい。お茶は絶対ストレート。
私はレオン様の食の傾向を聞き出すことに成功しました。
レオン様の事を知るのは私も幸せになる。
何でしょう、この感情。
ふわふわと地に足が着かない状態でレオン様と、家族と会話を弾ませていると、一通りの食事が終わった。
大人の方は少しお酒が入って、各テーブルの盛り上がりも増している。
デザートを待つ段になると、席を立つ者が出てくる。
先ずは使用人の代表者がシルエット家のテーブルに挨拶に来た。
なるほど、ここで社交が始まるのね。
そして話を進めたい人を目当てに次の場へ移るわけか。
男子はサロン。女子はテラスだ。
私は誰とお話ししようかしら。
みんな大人だし、アド兄様とは男女で離れてしまう。
シャロンがいるからなんとか1人にならずに済むかしら?
「レオン様、ご紹介頂けますか?」
考えに耽っているとお隣のレオン様の元に、王都のフォレスト邸でレオン様付の侍女だと記憶しているアリーという妙齢の女性がやって来た。
「ああ、ソフィア嬢。いいかな?」
私ですか?
レオン様に呼ばれて気付く。
ああ、ご紹介とは私のこと?
「はい」
私は普段の勉強の成果を発揮とばかりに、外向きの笑顔を繕って背筋を立てた。
相手は身分が下なので立ち上がる必要はない。
けれども年上だし、人を見下すような態度は嫌いなので、身体ごと女性の方を向いた。
「彼女は俺が幼いころから世話になってる侍女のアリー」
アリーはメイド特有のカテーシーをした。
さすがは様になってます。
「こちら、ソフィア嬢。シルエット家の末の令嬢で、俺が今一番夢中になってる方だからよろしくね」
とレオン様が私を紹介する。
「まぁ、やっぱり。レオン様のお召し物がいつもと違うのでひょっとしてと思っていたのです。シルエット辺境伯ご令嬢のお召し物もレオン様の髪色に近かったので、これはちゃんとお聞きせねばと、皆で話していたのですよ」
アリーは腑に落ちたとばかりのお顔でとんでもない勘違いをしております!
衣装はたまたまお互いの色に近づいてしまっただけなのに!
「・・・レオン様、ご冗談がお好きですね」
一瞬ばくんと心臓が跳ねたが、悪い冗談に気持ちが沈んで来るのがわかった。
少なからず私はレオン様に好意を抱いているのだ。それはもう、認めよう。
でも、そのお相手に冗談で好意を向けられるのは、少し、いやかなり、嫌な感じだ。
その感情を表に出さないように気を引き締めて、私はにっこりとアリーに笑みを送った。
「ソフィアと呼んでください。レオン様には私の方こそお世話になっております。アリーはいつからレオン様付になったのですか?」
「冗談じゃないよー」
横からレオン様がちゃちゃを入れて来ますが、もう知りません。
あらあら、というお顔のアリーを私は質問攻めにしているうちに、レオン様の発した冗談は忘れて、レオン様の幼いころの話に夢中になったのでした。
同テーブルの人とお話ししながらご飯を頂ける。
これがカジュアルな形、というやつですか。
一番上座の円卓にはシルエット家とレオン様。
次の左側円卓にはなんと、正装の使用人服を着たセバスチャンやシャロンなど、見慣れた従属たちが6人いる。
彼らがこういった席に出る姿を初めて見た。
右側円卓には、王都から来たメンバーでリーダー格の方々がいると思われる。
他にも6つのテーブルが交差型に並べられていて、両家の使用人たちが楽しそうに歓談している。
私の経験上初めての大人数だ。
でも、手順もマナーも分かっている。大丈夫。粗相はしない。
こんな時のためにわざわざ普段の夕食を夜会形式にしているのだと改めて気付く。
お父様、お母様、レオン様が簡単な挨拶をし、食事が始まります。
円卓での食事は初めてだ。
この場合順番的にレオン様がお隣に来るのですね。
お隣で食事など初めてなので、話が弾んでしまいます。
どうしてもオイルライターのお話になってしまい、でも内緒なので小声で「あれ」とか「それ」とか、指示代名詞ばかりの会話で、なんだか楽しくなっていく。
食事は好評の様子で、あちこちのテーブルから驚きと歓声の声が聞こえます。
揚げ物の進化に私たちもビックリです。
「野菜はそのまま揚げただけ。お肉は衣に包んで揚げると俺的には一番美味しい」
アド兄様が自信満々に説明した。
「美味しい! なんていうのかしら? 油が逃げてなくて・・・」
衣に包まれたお肉を口にしたお母様が表現に困っている。可愛らしいです。
「ジューシー、ですよ。パサパサしていなくて旨味が凝縮されていることを表現します」
私が教えると、
「ジューシーだわ!」
と満面の笑みで褒め直します。
美味しい料理は本当に素敵です。
このホールの皆が笑顔で幸せそう。
「50は失敗したからね」
アド兄様、たった一日で50のアイデアを出して実験なさったのね。
食に対する熱意に感服です。
「この料理は確か・・・フリットと呼ぶのですよ」
私が教えると皆が「フリット!」と新たな料理を頭に叩き込んでいた。
男性陣は優雅に、なのに凄い勢いでお肉を消費している。
既に見慣れた光景だが、これもまた見ていて幸せになる。
「レオン様って、博識ですのにお料理の事はあまり知らないのですね?」
「うん、今まで興味を持ったことがなかったな。おかげでシルエット家に来てから食事への意識がガラッと変わったよ。美味しい食事は何事にも代えがたいね」
幸せそうな笑顔で語ってくれます。
今なら聞いてもいいかしら?
レオン様に聞きたかったことのひとつ。
「まぁ、でしたら好物とかはないのですか?」
聞いちゃった、聞いちゃった!
好きな方の好物は何よりも先に知りたい項目です。
・・・ん? 好きな方・・・?
「好物ねぇ。意識した事なかったな。肉は好きだったけど、この家の肉は格別すぎて今までの肉が好きだったとは言えない気がするよ。あの、胡椒が効いた玉ねぎのタレのステーキ! あれが一番好き」
好き
と幸せそうな笑顔で言われるとドキッとします。
炒めたみじん切りの玉ねぎと調味料を煮込んだ我が家秘伝のタレですね。我が家の男性陣もあれにはメロメロだ。レオン様もがっつり男性舌ですね。
スープはソーセージ入りのコンソメ味、パンは塩みの強いパン、サラダはチーズ入り、お菓子は甘すぎずしっとり系が食べやすい。お茶は絶対ストレート。
私はレオン様の食の傾向を聞き出すことに成功しました。
レオン様の事を知るのは私も幸せになる。
何でしょう、この感情。
ふわふわと地に足が着かない状態でレオン様と、家族と会話を弾ませていると、一通りの食事が終わった。
大人の方は少しお酒が入って、各テーブルの盛り上がりも増している。
デザートを待つ段になると、席を立つ者が出てくる。
先ずは使用人の代表者がシルエット家のテーブルに挨拶に来た。
なるほど、ここで社交が始まるのね。
そして話を進めたい人を目当てに次の場へ移るわけか。
男子はサロン。女子はテラスだ。
私は誰とお話ししようかしら。
みんな大人だし、アド兄様とは男女で離れてしまう。
シャロンがいるからなんとか1人にならずに済むかしら?
「レオン様、ご紹介頂けますか?」
考えに耽っているとお隣のレオン様の元に、王都のフォレスト邸でレオン様付の侍女だと記憶しているアリーという妙齢の女性がやって来た。
「ああ、ソフィア嬢。いいかな?」
私ですか?
レオン様に呼ばれて気付く。
ああ、ご紹介とは私のこと?
「はい」
私は普段の勉強の成果を発揮とばかりに、外向きの笑顔を繕って背筋を立てた。
相手は身分が下なので立ち上がる必要はない。
けれども年上だし、人を見下すような態度は嫌いなので、身体ごと女性の方を向いた。
「彼女は俺が幼いころから世話になってる侍女のアリー」
アリーはメイド特有のカテーシーをした。
さすがは様になってます。
「こちら、ソフィア嬢。シルエット家の末の令嬢で、俺が今一番夢中になってる方だからよろしくね」
とレオン様が私を紹介する。
「まぁ、やっぱり。レオン様のお召し物がいつもと違うのでひょっとしてと思っていたのです。シルエット辺境伯ご令嬢のお召し物もレオン様の髪色に近かったので、これはちゃんとお聞きせねばと、皆で話していたのですよ」
アリーは腑に落ちたとばかりのお顔でとんでもない勘違いをしております!
衣装はたまたまお互いの色に近づいてしまっただけなのに!
「・・・レオン様、ご冗談がお好きですね」
一瞬ばくんと心臓が跳ねたが、悪い冗談に気持ちが沈んで来るのがわかった。
少なからず私はレオン様に好意を抱いているのだ。それはもう、認めよう。
でも、そのお相手に冗談で好意を向けられるのは、少し、いやかなり、嫌な感じだ。
その感情を表に出さないように気を引き締めて、私はにっこりとアリーに笑みを送った。
「ソフィアと呼んでください。レオン様には私の方こそお世話になっております。アリーはいつからレオン様付になったのですか?」
「冗談じゃないよー」
横からレオン様がちゃちゃを入れて来ますが、もう知りません。
あらあら、というお顔のアリーを私は質問攻めにしているうちに、レオン様の発した冗談は忘れて、レオン様の幼いころの話に夢中になったのでした。
0
あなたにおすすめの小説
異世界に喚ばれた私は二人の騎士から逃げられない
紅子
恋愛
異世界に召喚された・・・・。そんな馬鹿げた話が自分に起こるとは思わなかった。不可抗力。女性の極めて少ないこの世界で、誰から見ても外見中身とも極上な騎士二人に捕まった私は山も谷もない甘々生活にどっぷりと浸かっている。私を押し退けて自分から飛び込んできたお花畑ちゃんも素敵な人に出会えるといいね・・・・。
完結済み。全19話。
毎日00:00に更新します。
R15は、念のため。
自己満足の世界に付き、合わないと感じた方は読むのをお止めください。設定ゆるゆるの思い付き、ご都合主義で書いているため、深い内容ではありません。さらっと読みたい方向けです。矛盾点などあったらごめんなさい(>_<)
崖っぷち令嬢は冷血皇帝のお世話係〜侍女のはずが皇帝妃になるみたいです〜
束原ミヤコ
恋愛
ティディス・クリスティスは、没落寸前の貧乏な伯爵家の令嬢である。
家のために王宮で働く侍女に仕官したは良いけれど、緊張のせいでまともに話せず、面接で落とされそうになってしまう。
「家族のため、なんでもするからどうか働かせてください」と泣きついて、手に入れた仕事は――冷血皇帝と巷で噂されている、冷酷冷血名前を呼んだだけで子供が泣くと言われているレイシールド・ガルディアス皇帝陛下のお世話係だった。
皇帝レイシールドは気難しく、人を傍に置きたがらない。
今まで何人もの侍女が、レイシールドが恐ろしくて泣きながら辞めていったのだという。
ティディスは決意する。なんとしてでも、お仕事をやりとげて、没落から家を救わなければ……!
心根の優しいお世話係の令嬢と、無口で不器用な皇帝陛下の話です。
王宮メイドは今日も夫を「観察」する
kujinoji
恋愛
「はぁぁ〜!今日も働くヴィクター様が尊すぎる……!」
王宮メイドのミネリは、今日も愛しの夫ヴィクターを「観察」していた。
ヴィクターが好きすぎるあまり、あますところなく彼を見つめていたいミネリ。内緒で王宮メイドになり、文官である夫のもとに通うことに。
だけどある日、ヴィクターとある女性の、とんでもない場面を目撃してしまって……?
※同じものを他サイトにて、別名義で公開しています。
異世界に転移してしまった私、古民家をもらったのでカフェを始めたら大盛況。国王陛下が頻繁に来るのですが、どうしたらいいですか?
来栖とむ
ファンタジー
ブラック企業で疲れ果てた30歳の元OL・美里(みさと)が転移した先は、見渡す限りの深い森。
そこで彼女が授かったのは、魔女の称号……ではなく、一軒の**「日本の古民家」**だった!
亡き祖母が遺したその屋敷には、異世界では失われたはずの「お醤油」「お味噌」「白いお砂糖」という禁断の調味料が眠っていて――。
「えっ、唐揚げにそんなに感動しちゃうの?」
「プリン一口で、国王陛下が泣いちゃった……!?」
おにぎり、オムライス、そして肉汁溢れるハンバーグ。
現代日本の「当たり前」が、この世界では常識を覆す究極の美食に。
お掃除のプロな親子や、お忍びの王様、さらにはツンデレな宮廷料理人まで巻き込んで、
美味しい香りに包まれた、心もお腹も満たされるスローライフが今、始まります!
たとえ夜が姿を変えても ―過保護な兄の親友は、私を逃がさない―
佐竹りふれ
恋愛
重なる吐息、耳元を掠める熱、そして——兄の親友の、隠しきれない独占欲。
19歳のジャスミンにとって、過保護な兄の親友・セバスチャンは、自分を子供扱いする「第二の兄」のような存在だった。
しかし、初めてのパーティーの夜、その関係は一変する。
突然降ってきた、深く、すべてを奪うような口づけ。
「焦らず、お前のペースで進もう」
そう余裕たっぷりに微笑んだセバスチャン。
けれど、彼の言う「ゆっくり」は、翌朝には早くも崩れ始めていた。
学内の視線、兄の沈黙、そして二人きりのアパート――。
外堀が埋まっていくスピードに戸惑いながらも、ジャスミンは彼が隠し持つ「男」の顔に、抗えない好奇心を抱き始める。
「……どうする? 俺と一緒に、いけないことするか?」
余裕の仮面を被るセバスチャンに、あどけない顔で、けれど大胆に踏み込んでいくジャスミン。
理性を繋ぎ止めようとする彼を、翻弄し、追い詰めていくのは彼女の方で……。
「ゆっくり」なんて、ただの建前。
一度火がついた熱は、誰にも止められない。
兄の親友という境界線を軽々と飛び越え、加速しすぎる二人の溺愛ラブストーリー。
ゲーム未登場の性格最悪な悪役令嬢に転生したら推しの妻だったので、人生の恩人である推しには離婚して私以外と結婚してもらいます!
クナリ
ファンタジー
江藤樹里は、かつて画家になることを夢見ていた二十七歳の女性。
ある日気がつくと、彼女は大好きな乙女ゲームであるハイグランド・シンフォニーの世界へ転生していた。
しかし彼女が転生したのは、ヘビーユーザーであるはずの自分さえ知らない、ユーフィニアという女性。
ユーフィニアがどこの誰なのかが分からないまま戸惑う樹里の前に、ユーフィニアに仕えているメイドや、樹里がゲーム内で最も推しているキャラであり、どん底にいたときの自分の心を救ってくれたリルベオラスらが現れる。
そして樹里は、絶世の美貌を持ちながらもハイグラの世界では稀代の悪女とされているユーフィニアの実情を知っていく。
国政にまで影響をもたらすほどの悪名を持つユーフィニアを、最愛の恩人であるリルベオラスの妻でいさせるわけにはいかない。
樹里は、ゲーム未登場ながら圧倒的なアクの強さを持つユーフィニアをリルベオラスから引き離すべく、離婚を目指して動き始めた。
ストーカーから逃げ切ったのも束の間、転移後はヤンデレ騎士団に殺されかけている現実!
由汰のらん
ファンタジー
ストーカーから逃げていたある日、ハルは異世界に召喚されてしまう。
しかし神官によれば、どうやらハルは間違って召喚された模様。さらに王子に盾ついてしまったことがきっかけで、ハルは国外追放されてしまう。
さらに連行されている道中、魔族に襲われ、ハルの荷馬車は置き去りに。
そのさなか、黒い閃光を放つ騎士が、ハルに取引を持ちかけてきた。
「貴様の血を差し出せ。さすれば助けてやろう。」
やたら態度のでかい騎士は、なんとダンピールだった!
しかしハルの血が特殊だと知った騎士はハルを連れ帰って?
いっそ美味しい血と癒しを与えるダンピール騎士団のセラピストを目指します!
魔王の娘に転生した私は、恐れられるどころか世界一の美貌で恋愛ルート確定でした
月影みるく
恋愛
目を覚ましたら、私は異世界で――
恐怖と絶望の象徴・魔王の娘として生まれていた。
この世界で魔王の血を引く者は、恐れられ、忌み嫌われる存在。
孤独な運命を覚悟していたはずなのに、なぜか周囲の反応がおかしい。
父である魔王は超美形で娘に激甘。
魔族たちは命がけで守ってくる。
さらに人間側の勇者や王子、騎士までもが、次々と私に惹かれていき――。
どうやら私は、世界一の美貌を持って生まれてしまったらしい。
恐れられるはずだった魔王の娘・セラフィナ・ノワールの人生は、
気づけば溺愛と恋愛フラグだらけ。
これは、
魔王の血と世界一の美貌を持つ少女が、
数多の想いの中から“運命の恋”を選ぶ、
甘くて危険な異世界恋愛ファンタジー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる