substitute〜神との繋がり〜

substitute〜神との繋がり〜2話

「……ッ」
水の滴る音
謎「そろそ……ろ…か。」


昨日の事件もありあの日の周辺の街はもう歩けなくなってしまった……
か「また学校遠回りしなきゃ(溜め息)」
ふ「まぁ、色々な所を見れるし、気分転換って感じでいいじゃんw」
か「お前は気楽で良いよな」
ふ「そんなことないぜwちゃんと考えてるし!!」
か「例えば？」
ふ「今日の昼飯とか～あ～と～は……」
か「もういい」
キーンコーンカーンコーン!!
食堂にて
ふ「お前は良いよ!!」
か「創造主だからか？」
ふ「なんでわかったの？w」
か「いつも言ってるじゃん」
食堂のおばちゃん「なんだい!!このお金偽物じゃないか！」
男の子「ごめんなさい!!今お金が無くて……」
食堂のおばちゃん「いいわ、今回は見逃してあげる。」
男の子「ありがとうございます！」
か「創造の力を使ってお金を作ったとしても一般の人にはバレない、でも相手が創造主だったらきずかれるからな」
ふ「でも、便利だよなー」
か「まぁな。でも、ああ言う奴らがいるから俺みたいな普通な創造主にも偏見の目が向けられるからなー」
ふ「創造主も意外と大変だなーw」
キーンコーンカーンコーン
下校中
か「早く選択科目の紙ださないとな」
紙を見て歩く神奈
いきなり強風が吹き神奈の紙が宙を舞う
か「あ……!!」
慌てて取ろうとする神奈しかし、走った先は地下鉄の階段だった……
か「ヤバい!!創造!!」
神奈はとっさに体を布で包んだが気絶してしまった
誰かの声が聞こえて起きる神奈
しかし周りは暗黒の闇の中
か「おーい、誰かいるのか？いるなら返事をしてくれー!!」
謎「先程の声は私だ！」
か「お前は一体？」
メタトロン「私の名前はメタトロンだ」
か「メタトロン？ココは一体？」
メタトロン「ココはワシのテリトリー内の空間じゃ」
か「俺に一体何の用だ？」
メタトロン「ワシは見ての通り霊体だ。なので、現実世界へは行けぬ。ワシが現実世界へいた時にvariant(バリアント)というものが暴れておった」
か「variant!!」
メタトロン「やはりvariantを知っているな」
か「ああ、今の世界でも時々暴れている」
メタトロン「やはりなこの禍々しい気配。そこでだ、ワシが現実世界へいた時にvariantたちを正気に戻すために裁きを下していたのだ。今のワシでは何も出来ないなのでお主、取引をしないか？」
か「取引だと？」
メタトロン「そう、お前は今現実世界で死ぬ間際だ」
か「そ,,,そうだったのか……」
メタトロン「落ち込むことは無い。そこは取引内容に含まれている。どうじゃ、お主を生き返す代わりにワシに変わって現実世界のvariantたちを救ってくれないか？」
か「良いだろう。結局そのままだと死ぬし別にやらない理由もないしさ」
メタトロン「ふむ、ではこの剣アブラハムでvariant達を浄化してやってくれ!!」
か「よし、良いだろう」
メタトロン「ありがとう!!宮園神奈よ」
するとメタトロンから眩い光が神奈を包む