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事後処理と現状
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身体の感覚がない、だが全身にはしる激痛がこれが現実であることを実感させる。目を覚ました俺が思ったのはそんな事だ。辺りを見渡すとどうやら病院の様だが誰がここまで運んでくれたのか、あのボスモンスターは倒せたのか、気になることだらけだが確かめようにも身体は動かせずに何も出来ない。ダンちゃんを呼ぼうにもどういう訳か呼びかけても返事がなく手元に呼び出すことも出来ない。だがしばらくしてその疑問は解消されることになった。
俺は無事にボスモンスターを倒すことには成功したみたいだ。
それから病院に運ばれ今は倒してから3日経ったらしい。
教えてくれたのは見舞いに来てくれた愛だった。
あの配信を見ていてくれたらしく、ボスモンスターが現れたのを見て直ぐにギルドメンバーと共に救出に動いてくれたらしい。4階層に辿り着いた愛が見たのは荒れ果てた森階層、そこら中に散らばる魔石や魔道具、そしてそんな中見つけたのが中心地に置かれた巨大な魔石とその横に横たわる俺の姿だったようだ。
俺の身体は想像以上に酷かったらしく、いろいろな血管が切れていて、骨なども折れていたらしい。
愛が連れてきてくれた回復のスキルを持つメンバーがいなかったら病院まで持たなかったと医者は言っていた。
ある程度はギルドメンバーのスキルで治ったが今回身体に蓄積したダメージはしばらく残るらしく激しい激痛や他にも細かい傷などは時間とか共に自然に治していくしかないようだ。
ダンジョンに落ちていた魔石や魔道具、ボスモンスターから出た巨大魔石などは愛がギルドの方で管理しているらしく、退院したら取りに来てくれればいいとの事だ。
肝心のダンちゃんの事だが愛がいうには単純にオーラを使いすぎて負荷がかかったこと、俺が瀕死になり呼び出す力が足りなかったことが原因しているらしい。
「私も聖剣のオーラを限界を超えて使ったらしばらく使えなかったし多分それと一緒よ、聖剣や神剣にも限度があって、それを超える力を使うとその分を回復するまで使えなくなるのかもね」
「私の聖剣もしばらくしたらまた使えるようになったしダンちゃんもきっとそうだと思うわ、オーラの限界値も所有者と一緒に強くなることで増えるみたいだしきっと大丈夫よ」
愛が言うにはそういうことらしい。
限度を超えた力は持ち主の力で回復するのだが俺の場合は自分の身体を回復することに使っていたため完治してからしばらくしたらまたダンちゃんも回復するとのことだ。
「愛にまた助けられたな、ありがとうな…」
「いいわよそんな事、私が心配して勝手に行動しただけなんだし、それよりも今白夜の動画がきっかけでいろいろと大変なことになってるのよ」
「ん?どういう事だ?」
確かに今回の配信はいろいろあったが問題になることはないと思っていたのだが何かあったのだろうか?
愛は気まずそうに話し出す。
「ほら…あなたが助けた2人の冒険者いたでしょ?あの二人の特に若い方の男性の態度が問題視されてね、、しかも虫集めのお香まで使ってたから余計に批判が集まって」
確かにお世辞にもあの男性の態度は良かったとも言えない、お香まで使っていたのだから自業自得なのだがそれだけで何かあるとは思えない。
「でもお香使うぐらいは割としてるしそんな問題になることか?」
「問題はそこじゃないのよ、その後にダンジョン管理団体が動いてその2人を捕まえたのよ」
「は?なんで捕まえることになるんだ?」
「あれよ、あそこって基本的に冒険者は自己責任て事で今回みたいな事で動かないじゃない?でも今回白夜が倒したあのボスモンスターはあそこのダンジョンがあまりにも冒険者がこないせいで、独自の進化を遂げたことであのボスモンスターが生まれたのよ、それが公開されたことでなにも管理されてないって事で批判が集まって…」
確かにダンジョン管理団体は動かないことでいろいろと噂にはなっている。
冒険者自体は別にダンジョンに行かなくてもペナルティとかはないため行くのも行かないのも自由だ。それにあやかって自己責任と称して動かないのがダンジョン管理団体だ。
それが今回本来の責任であるダンジョンの管理が出来てなく、あのようなモンスターが生まれたことが配信で世間にバレて批判が集まったのだろう。
「でもそれが2人の逮捕となんの関係もなくないか?」
「要は2人を捕まえて今回の責任は2人にあるって押し付けようとしたのよ、でもさすがにそんなことで解決するわけもないし、今逆に何の関係もない2人に責任を押し付けて自分たちは逃れようとしてることで更に批判が集まって連日大騒ぎになってるのよ」
ボスモンスターが生まれたことに対してあの二人は全く関係ないしその2人に責任を押し付けたことが批判されるのは当然の結果だ。
そもそもが管理をサボっていた管理団体が悪いのだから
「それで今全国にある人気がなくてほとんど誰も行かないようなダンジョンの調査が政府主導で行われようとしてるのよ、私のギルドにも通達があったしダンジョン管理団体はこれで完全に信用をなくしてそのまま取り潰しになるんじゃないかって話よ」
元々冒険者の救助には行かない、ダンジョンの管理も実際何もしてなかったことが判明して存在する意味もないし取り壊しになるのも無理はないか、、
「まあ元々評判もよくなかったし今回そんなことが露呈したら無理もないだろ、」
「そうね、実際に今回も救助に動いてなかったしあんなところ早く潰れて欲しいわ」
3日間寝てる間に世間は予想以上に大事になっていたことにも驚いたがそのきっかけが俺の配信なんて夢にも思わなかった。
これから大きく変わりそうな環境に戸惑っていると扉が開く。
そこにはスーツをきた男が酷く疲れた顔をしてこちらを見ていた。
俺は無事にボスモンスターを倒すことには成功したみたいだ。
それから病院に運ばれ今は倒してから3日経ったらしい。
教えてくれたのは見舞いに来てくれた愛だった。
あの配信を見ていてくれたらしく、ボスモンスターが現れたのを見て直ぐにギルドメンバーと共に救出に動いてくれたらしい。4階層に辿り着いた愛が見たのは荒れ果てた森階層、そこら中に散らばる魔石や魔道具、そしてそんな中見つけたのが中心地に置かれた巨大な魔石とその横に横たわる俺の姿だったようだ。
俺の身体は想像以上に酷かったらしく、いろいろな血管が切れていて、骨なども折れていたらしい。
愛が連れてきてくれた回復のスキルを持つメンバーがいなかったら病院まで持たなかったと医者は言っていた。
ある程度はギルドメンバーのスキルで治ったが今回身体に蓄積したダメージはしばらく残るらしく激しい激痛や他にも細かい傷などは時間とか共に自然に治していくしかないようだ。
ダンジョンに落ちていた魔石や魔道具、ボスモンスターから出た巨大魔石などは愛がギルドの方で管理しているらしく、退院したら取りに来てくれればいいとの事だ。
肝心のダンちゃんの事だが愛がいうには単純にオーラを使いすぎて負荷がかかったこと、俺が瀕死になり呼び出す力が足りなかったことが原因しているらしい。
「私も聖剣のオーラを限界を超えて使ったらしばらく使えなかったし多分それと一緒よ、聖剣や神剣にも限度があって、それを超える力を使うとその分を回復するまで使えなくなるのかもね」
「私の聖剣もしばらくしたらまた使えるようになったしダンちゃんもきっとそうだと思うわ、オーラの限界値も所有者と一緒に強くなることで増えるみたいだしきっと大丈夫よ」
愛が言うにはそういうことらしい。
限度を超えた力は持ち主の力で回復するのだが俺の場合は自分の身体を回復することに使っていたため完治してからしばらくしたらまたダンちゃんも回復するとのことだ。
「愛にまた助けられたな、ありがとうな…」
「いいわよそんな事、私が心配して勝手に行動しただけなんだし、それよりも今白夜の動画がきっかけでいろいろと大変なことになってるのよ」
「ん?どういう事だ?」
確かに今回の配信はいろいろあったが問題になることはないと思っていたのだが何かあったのだろうか?
愛は気まずそうに話し出す。
「ほら…あなたが助けた2人の冒険者いたでしょ?あの二人の特に若い方の男性の態度が問題視されてね、、しかも虫集めのお香まで使ってたから余計に批判が集まって」
確かにお世辞にもあの男性の態度は良かったとも言えない、お香まで使っていたのだから自業自得なのだがそれだけで何かあるとは思えない。
「でもお香使うぐらいは割としてるしそんな問題になることか?」
「問題はそこじゃないのよ、その後にダンジョン管理団体が動いてその2人を捕まえたのよ」
「は?なんで捕まえることになるんだ?」
「あれよ、あそこって基本的に冒険者は自己責任て事で今回みたいな事で動かないじゃない?でも今回白夜が倒したあのボスモンスターはあそこのダンジョンがあまりにも冒険者がこないせいで、独自の進化を遂げたことであのボスモンスターが生まれたのよ、それが公開されたことでなにも管理されてないって事で批判が集まって…」
確かにダンジョン管理団体は動かないことでいろいろと噂にはなっている。
冒険者自体は別にダンジョンに行かなくてもペナルティとかはないため行くのも行かないのも自由だ。それにあやかって自己責任と称して動かないのがダンジョン管理団体だ。
それが今回本来の責任であるダンジョンの管理が出来てなく、あのようなモンスターが生まれたことが配信で世間にバレて批判が集まったのだろう。
「でもそれが2人の逮捕となんの関係もなくないか?」
「要は2人を捕まえて今回の責任は2人にあるって押し付けようとしたのよ、でもさすがにそんなことで解決するわけもないし、今逆に何の関係もない2人に責任を押し付けて自分たちは逃れようとしてることで更に批判が集まって連日大騒ぎになってるのよ」
ボスモンスターが生まれたことに対してあの二人は全く関係ないしその2人に責任を押し付けたことが批判されるのは当然の結果だ。
そもそもが管理をサボっていた管理団体が悪いのだから
「それで今全国にある人気がなくてほとんど誰も行かないようなダンジョンの調査が政府主導で行われようとしてるのよ、私のギルドにも通達があったしダンジョン管理団体はこれで完全に信用をなくしてそのまま取り潰しになるんじゃないかって話よ」
元々冒険者の救助には行かない、ダンジョンの管理も実際何もしてなかったことが判明して存在する意味もないし取り壊しになるのも無理はないか、、
「まあ元々評判もよくなかったし今回そんなことが露呈したら無理もないだろ、」
「そうね、実際に今回も救助に動いてなかったしあんなところ早く潰れて欲しいわ」
3日間寝てる間に世間は予想以上に大事になっていたことにも驚いたがそのきっかけが俺の配信なんて夢にも思わなかった。
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