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再開と退院
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「よし!もう大丈夫でしょ!」
予想だにしない訪問を受けてから1週間が経ち、傷もだいぶ回復してきた。
いきなりダンジョンで戦うなどは無理だがそれでも日常生活には支障はないし、もう少し休めばまたダンジョンに行くことも出来るようになる。
俺の傷が回復するのと同時にダンちゃんも回復しているのがなんとなくだが分かる。
1週間たった今なら呼び出すことは可能なレベルまで回復しているだろう。
急に『神剣作成』のスキルが宿ってダンちゃんと会ってからまだ少ししか経ってないがそれでも居ないのはなんだかんだ寂しかった。あのボスモンスターを倒せたのもダンちゃんがいたからだ。
そう思うと会いたい気持ちが強くなってくる。退院するまでもう少しかかりそうだしそれならもう呼んでもいいだろう。
目を閉じて意識を集中させる。自分の中にあるスキルに意識を集中してその中で活動を停止して回復しているダンちゃんに呼びかける。
「マスター!無事ですか!?」
呼び掛けが成功したのと同時にダンちゃんは俺の身を確かめるように抱きついてきた。
ダンちゃんもまだ回復が充分ではないからかいつも感じる力は感じないがそれでもこうして話せるだけでも嬉しいものだ。
「俺は大丈夫だよ、傷もだいぶ治ったしもう少しで退院できるしな。ダンちゃんこそ大丈夫か?」
「私はとりあえずこうして出てくることは出来るようにはなりましたけど神剣になるのはもう少ししないと出来そうにないですね。今回はマスターの許容量を超えた力を使ったのでその反動が私にもきて少し力を使いすぎたようです…」
「ごめんな、俺のせいで無理させちゃって」
「そんなことないですよ!?あの時はあの選択肢が1番でしたし!それに私の方ももう少ししたら力も回復しますのでマスターが退院する頃にはスキルぐらいなら使えるようになってると思います!」
「なら良かったよ、またこうやって無事に話せるようになって良かった。」
「そうですね、私もまたマスターと話せて嬉しいですよ!」
それからダンちゃんに俺が知りうるボスモンスターを倒してから今まで起きたことを話した。
愛がギルドメンバーを連れて助けに来てくれたこと、ギルドメンバーの回復スキルのおかげで助かったこと、あの二人が逮捕されたこと、ダンジョン管理団体が尋ねてきたことなど、
「そんなことになってたんですね、とりあえず愛さんにはお礼を言わないといけませんね!愛さんが来てくれなかったら私たちそのまま死んでましたし」
「そうだな、退院したら高天原に回収してくれた魔石とか魔道具取りに行くからその時にまたお礼ちゃんとしよう」
「ですね!それにしても私たちの配信でいろいろ大変なことになってるとは思いませんでしたよ」
「まあ俺たちの配信がきっかけとはいえ元々やらかしてたことが露命しただけだから仕方ないと思うけどな」
「とりあえずダンジョン管理団体は少し気をつけた方がいいかもですね、また何かしたら接触してくるかも知れませんし」
「そうだな、まあ今は退院までゆっくりと体を休めよう」
「「今までありがとうございました!!」」
ダンちゃんが目覚めてから5日ほどで無事に退院の許可が降りた。まだ完治したわけではないが後は自宅療養で充分だと言うので退院することに決めた。高天原に行って愛に改めてお礼をして、魔石を受け取ったり、アイテムボックスに入れている虹色卵も孵化させないといけなかったりダンジョン以外にもやることはあるので完治するまではそういったことをやっていこうと思う。
「そういえば結局私が復活してから誰も来ませんでしたね」
「まあ元々人付き合いとか絶ってたし見舞いに来る人なんていないからな、愛もダンジョンの調査とかで忙しそうだし、管理団体もこっちに来る余裕なんてないぐらい大変なんだろ」
愛が見舞いに来てくれた時に話してくれた政府主導のダンジョン調査は驚きの速さで行われたらしい。
なんでも俺たちが行ったダンジョンのような所は複数あるためその全部で同じようなことが起こっていた場合早急に対応しないといけないらしく政府も本気だったようだ。
その結果俺たちが出会ったようなボスモンスターのレベル程ではないがそれでも通常よりも強力なモンスターが確認されたらしく急いで討伐にあたっているらしい。
政府としてもこちらは仕事していると世間にアピールするために毎日過疎化ダンジョンの報告がされている。
愛のギルドもそのせいで忙しいようだ。
それにともなって管理団体の方には更なる批判が寄せられているようだ。政府主導で各ギルドがダンジョンの対応をしてる中で本来それらをやるはずの管理団体はなにもしていない事が露呈したらしく信用は地に落ちたと言ってもいいだろう。
政府が主導してる以上管理団体はなにも出来ないのだがそれでも関係ないと批判は集まる。
とは言ってもダンジョンを管理する存在は必要なわけなので結局管理団体は取り潰されることはないらしい。
責任を取って辞職する人がいるがそれで何かが変わるのかは謎だ。
そんな状態だからこそあの一件以来こちらになにも出来ないのは助かるのだが。
「平穏に入院生活おくれてよかったじゃないか、後はやることやってゆっくり復帰すればいいさ」
「そうですね!とりあえずスキルは使えるようにはなったのでしばらくしたら愛さんの所に行きましょう!そしたら虹色卵の孵化に挑戦しながらゆっくり療養しましょ!」
予想だにしない訪問を受けてから1週間が経ち、傷もだいぶ回復してきた。
いきなりダンジョンで戦うなどは無理だがそれでも日常生活には支障はないし、もう少し休めばまたダンジョンに行くことも出来るようになる。
俺の傷が回復するのと同時にダンちゃんも回復しているのがなんとなくだが分かる。
1週間たった今なら呼び出すことは可能なレベルまで回復しているだろう。
急に『神剣作成』のスキルが宿ってダンちゃんと会ってからまだ少ししか経ってないがそれでも居ないのはなんだかんだ寂しかった。あのボスモンスターを倒せたのもダンちゃんがいたからだ。
そう思うと会いたい気持ちが強くなってくる。退院するまでもう少しかかりそうだしそれならもう呼んでもいいだろう。
目を閉じて意識を集中させる。自分の中にあるスキルに意識を集中してその中で活動を停止して回復しているダンちゃんに呼びかける。
「マスター!無事ですか!?」
呼び掛けが成功したのと同時にダンちゃんは俺の身を確かめるように抱きついてきた。
ダンちゃんもまだ回復が充分ではないからかいつも感じる力は感じないがそれでもこうして話せるだけでも嬉しいものだ。
「俺は大丈夫だよ、傷もだいぶ治ったしもう少しで退院できるしな。ダンちゃんこそ大丈夫か?」
「私はとりあえずこうして出てくることは出来るようにはなりましたけど神剣になるのはもう少ししないと出来そうにないですね。今回はマスターの許容量を超えた力を使ったのでその反動が私にもきて少し力を使いすぎたようです…」
「ごめんな、俺のせいで無理させちゃって」
「そんなことないですよ!?あの時はあの選択肢が1番でしたし!それに私の方ももう少ししたら力も回復しますのでマスターが退院する頃にはスキルぐらいなら使えるようになってると思います!」
「なら良かったよ、またこうやって無事に話せるようになって良かった。」
「そうですね、私もまたマスターと話せて嬉しいですよ!」
それからダンちゃんに俺が知りうるボスモンスターを倒してから今まで起きたことを話した。
愛がギルドメンバーを連れて助けに来てくれたこと、ギルドメンバーの回復スキルのおかげで助かったこと、あの二人が逮捕されたこと、ダンジョン管理団体が尋ねてきたことなど、
「そんなことになってたんですね、とりあえず愛さんにはお礼を言わないといけませんね!愛さんが来てくれなかったら私たちそのまま死んでましたし」
「そうだな、退院したら高天原に回収してくれた魔石とか魔道具取りに行くからその時にまたお礼ちゃんとしよう」
「ですね!それにしても私たちの配信でいろいろ大変なことになってるとは思いませんでしたよ」
「まあ俺たちの配信がきっかけとはいえ元々やらかしてたことが露命しただけだから仕方ないと思うけどな」
「とりあえずダンジョン管理団体は少し気をつけた方がいいかもですね、また何かしたら接触してくるかも知れませんし」
「そうだな、まあ今は退院までゆっくりと体を休めよう」
「「今までありがとうございました!!」」
ダンちゃんが目覚めてから5日ほどで無事に退院の許可が降りた。まだ完治したわけではないが後は自宅療養で充分だと言うので退院することに決めた。高天原に行って愛に改めてお礼をして、魔石を受け取ったり、アイテムボックスに入れている虹色卵も孵化させないといけなかったりダンジョン以外にもやることはあるので完治するまではそういったことをやっていこうと思う。
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愛が見舞いに来てくれた時に話してくれた政府主導のダンジョン調査は驚きの速さで行われたらしい。
なんでも俺たちが行ったダンジョンのような所は複数あるためその全部で同じようなことが起こっていた場合早急に対応しないといけないらしく政府も本気だったようだ。
その結果俺たちが出会ったようなボスモンスターのレベル程ではないがそれでも通常よりも強力なモンスターが確認されたらしく急いで討伐にあたっているらしい。
政府としてもこちらは仕事していると世間にアピールするために毎日過疎化ダンジョンの報告がされている。
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とは言ってもダンジョンを管理する存在は必要なわけなので結局管理団体は取り潰されることはないらしい。
責任を取って辞職する人がいるがそれで何かが変わるのかは謎だ。
そんな状態だからこそあの一件以来こちらになにも出来ないのは助かるのだが。
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