イレンディア・オデッセイ

サイキ ハヤト

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第一章 幼い冒険者

旅の始まり

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 マーシャの顔は生気が失われたまま、息も微かなまま。容体に何も変化がないまま三日が過ぎた。

 フォリスはマーシャの傍らで、治療士たちの制止を無視して付きっきりで看病を続けていた。
 ジャシードたちも毎日マーシャのところに見舞いに来ていた。しかし一向に変化のないマーシャの状況に、そして一番辛いであろうフォリスが気丈に振る舞うのを見て、いたたまれない気持ちになっていた。

「フォリス、少し休んだ方がいい」
「セグム。マーシャは……、マーシャはカレンが命がけで助けた子なんだ。分かるだろう……? 少しでも長く……一緒にいさせてくれないか」
 フォリスはセグムに視線を合わせることなく、絞り出すように言った。

「すまない……フォリス。一緒に……いてあげてくれ。だが、無茶しすぎてお前までどうかなって欲しくはない。それも分かってくれ」
「ああ、分かっている。心配をかける」
「マーシャが良くなることを、心から祈っているよ」
 セグムは旧友の肩を抱いて、ポンポンと叩いた。

「ありがとう、セグム」
「今日は帰るよ」
「ああ。ありがとう」
 セグムは部屋を出る前に、振り返ってフォリスの姿を眺めた。フォリスはじっと娘の顔を眺め、記憶に深く刻み込もうとしているかのようだった。
 それの顔には、諦めの色もまた、浮かんでいるように見えた。



「父さん……」
 見舞いの帰り道、ジャシードは父親を見上げた。

「なんだ」
「何か……、何かしてあげられることはないのかな……。マーシャに、フォリスおじさんに……」

 セグムは暫く何も言わずに歩いていた。

 ジャシードはセグムの様子を見て返答を得られないと諦めかけたが、ようやくセグムはソルンを見ながら口を開いた。

「なあソルン、エルフの霊薬なら……もしかしたら、マーシャを目覚めさせることができるかもしれないな」
「ホント!?」
 言葉を聞いたジャシードは、パッと笑顔になった。

「でもそれは、ケルウィムまで取りに行かないといけないわね……」
 ソルンはセグムと視線を交わした。二人は元々、冒険者でありパートナーだ。

「ケルウィム……母さんが話していた、行ったことのある街?」
「ああ。エルフの街だ」
 セグムは息子を見下ろした。

「どこにあるの?」
「ここからだいたい南東の方角。歩いて行くと一週間はかかるわね。途中には怪物がたくさんいるかも知れない」
 ソルンはケルウィムの方向を指さしながら言った。

「そんなに遠いんだ……」
 ジャシードは、諦めるしかないと思った。そんなところに行けるわけがないと。

 三人は黙って、それぞれ思いを巡らせているうちに家に到着した。
 セグムが黙ったまま扉を開くと、扉は寂しくギイと音を立てた。
 夕暮れの光が差し込む、少し広く感じる家。今まで五人で住んでいた家には、今は三人しかいない。

「……決めたぞ」
 家に一歩二歩入ったところで、セグムは振り返った。ソルンとジャシードは、黙って次の言葉を待った。

「行こう、ケルウィムへ」
「父さん!」
 ジャシードは、その決定を聞いて嬉しくなった。

「命の恩人が命の危機にあるのに、救われた側のおれたちが、指を咥えて見ているわけにはいかない」
 セグムがそう言うと、ソルンは頷いて同意した。
「……ぼくも行っていいの?」
 ジャシードは、自分が他の家に預けられ、置いて行かれるかも知れないと思っていた。

「お前には行く義務がある。そうだろう」
 セグムの言葉を聞いて、ジャシードは大きく頷いた。

「ただ……ジャッシュ。辛い旅になるかも知れない。ともすれば、お前の衛兵になる夢は、叶わないまま死んでしまうかもしれない」
 もちろん息子は守るとセグムは決めていたが、街の外の怪物は多い。いつ何があるか分かったものではない。

「あ……その事だけど、ぼくは衛兵になるのはやめたんだ」
「あん? そうなのか?」
「うん。ぼくは、冒険者になるよ。だから、ケルウィムへの旅は、ぼくの、冒険者としての最初の冒険になるんだ。出発はいつ?」
 あまりに突拍子な我が息子に、セグムはあっけに取られていたが、やれやれと肩を竦めた。

 セグムはしゃがみ込んで息子と視線を合わせると、息子の顔を両手で挟んだ。

「もう一度言う……。辛い道のりになる。冒険者は、衛兵なんかより余程危険な目に遭う。衛兵は城壁の後ろ盾があるが、冒険者には無い。今回はおれたちが共に行く。だがそれは、もしかしたら、おれたちが殺されるのを目の前で見ることだってあるかも知れない。その後お前も死ぬかも知れない。お前にその覚悟はあるのか」

「ずいぶん、急に変なこと……」
「ジャッシュ、おれは大真面目だ。質問に答えろ」
 セグムは息子の言葉を遮って言った。

 ジャシードは父親の態度に驚きながらも、幼い心はもう決めていた。

「父さん、ぼくは覚悟を決めたよ。ぼくはマーシャを助けたいんだ。マーシャに命を救われた。だから、どんな辛いことにも耐える」
「その覚悟、忘れるんじゃないぞ」
 セグムは息子の顔をじっと見つめた。

「ケルウィムには明日立つ。手早く準備を。おれは衛兵詰め所にひと言言ってくる」
 セグムは立ち上がり、扉を開けた。
「わかったわ」
 ソルンは、再度家を出て行くセグムの背中に言った。

 二人は急いで準備に取りかかった。ソルンはさすがに元冒険者とあって、旅に必要なものを次々と集めては、ジャシードに荷造りさせた。ジャシードもてきぱきと荷物を詰めていった。



「フォリス、入るぞ」
 セグムは、衛兵詰め所へ報告に行ってから再び治療院に立ち寄り、マーシャがいる部屋の扉を開けた。

「セグム、帰ったんじゃなかったのか」
 フォリスは、疲れた顔のまま扉の方向へ目を向けた。

「その……おれたちは……おれと、ソルンと、ジャッシュだが……。マーシャのため、全力を尽くすことに決めた。おれたちは、ケルウィムへエルフの霊薬を取りに行く。マーシャがまた元気になれるように」
「セグム……心意気は嬉しいが、この間言ったように、マーシャが自分で選択した結果に対して、君たちが責任を負う必要はない」
 フォリスはセグムの言葉を聞いて、力なく笑顔を浮かべてから言った。

「なあフォリス。おれたちは一つ屋根の下、何年も暮らしてきた。おれは、お前やマーシャのことを家族のように大切に思ってる。そのマーシャに、おれの息子は命を救われた。命の恩人は今、生死の淵を彷徨っている。そしてお前も憔悴しきっている。これを黙って見ているのは無理だ。おれたちにも協力させて欲しい」
 セグムは、フォリスの肩に手を置きながら言った。

「セグム……すまない。頼む……マーシャを、救ってくれ……頼む」
 フォリスは、頭を抱えてベッドに顔を埋め、震えた声で頼み込んだ。

「断られたって行くつもりだった。任せてくれ、これでも元冒険者だ。霊薬を手に入れて、なるべく早く戻る」
 フォリスの肩に手を置いた手に少し力を入れ、セグムは言った。



「準備はできたか?」
 日が沈んで暫く経ってから、セグムが自宅に帰ってきた。

「準備はできたか、じゃないよ。ぼくたちだけに準備させてさ。わざと遅く帰ってきたんじゃないの?」
 ふくれっ面のジャシードの傍には、ぎゅうぎゅうに詰め込まれた荷物が積まれていた。

「よく頑張ったな、ジャッシュ。褒めてやろう」
 セグムはジャシードの頭をくしゃくしゃに撫でつけた。
「誤魔化すのが下手な父さんが帰ったよ!」
 ジャシードが家の奥に向かって声を上げた。
「お帰りなさい、荷物纏め苦手なセグム」
 部屋の奥の方から、ソルンの声だけが聞こえてきた。

「準備が終わったら、今日はゆっくり休め。冒険者には休息も重要だ。休めるときにしっかり休め。暫くはベッドともお別れだ。今日の内に感触を堪能しておくんだぞ」
 セグムはジャシードの頭を更にくしゃくしゃにした。

「父さん、ぼく、本当に行ってもいいの?」
「なんだ、覚悟は何処へ行った。臆病風に吹かれたか?」
「ううん、でも、その……守りながら戦うのは大変だから」
「お前はいつも言っているらしいじゃないか。『強くなるよ』ってな」
「なるよ……なる。強く。でもまだ……」
「ジャッシュ」
 セグムはしゃがみ込んで、ジャシードの顔を両手で挟み込んだ。

「なら、強くなれ。この旅でだ……マーシャのために、強くなれ……。なに、安心しろ。おれたちは怪物満載の洞窟に行くわけではない。それに、お前を戦わせる気はない。おれとソルンの戦いを間近に見て学習するんだ」
「わかった」
 セグムの言葉を聞いて、ジャシードは真面目な顔で返事をした。

 翌朝、空は澄み渡り、心地よい風が吹いていた。ソルンは張り切って朝食をこしらえて、三人で美味い食事を堪能した。
 ソルンは食事を一食分多めに作り、セグムがフォリスの所へ持っていった。

「よし、冒険者ジャシード。出発だ!」
 フォリスに食事を運び、出発の挨拶をしてきたセグムが声を上げた。

「出発だ!」
「ジャッシュ、短剣、研いだままだったわよ」
 二人の声を聞いたソルンは、部屋の奥からジャシードに割り当てられることになった短剣を持って出てきた。

「あっ」
「おいおい、そんなんじゃ冒険者にはなれないぞ」
「あら、あなたのもあったのよ、セグム」
 ソルンはセグムに剣を手渡しながら言った。

「よ、よし、行こうか」
「ぷぷっ……。冒険者セグム、我に続け!」
 ジャシードはこれ見よがしにセグムをバカにしながら、ドアを開けて出て行った。

「参ったな」
「ちゃんとお手本にならないとね」
 ソルンは彼女の夫にウィンクした。



「ぼくの荷物、大きすぎない?」
 家の外で、セグムから背負う荷物の割り当てを受けたジャシードは、子供にしては大きな荷物を背負わされ、挙げ句に手持ちの袋も持たされ、不満たらたらだ。

「お前の覚悟はそんなものか」
「何でもそこに繋げるのはやめてよ」
「先輩冒険者に向かって、何という口の利き方だ」
「少しは荷物を持たないと、身体が鈍りますよ、先輩」
 ジャシードは口を尖らせながら言った。

「持ってあげなさいよ、セグム。ジャッシュがかわいそうでしょ」
 ソルンは呆れている様子だ。

「ん」
 セグムはジャシードに左手を差し出した。
「なに?」
「その袋は持ってやる。言っておくが、ソルン先輩がおれに命令したら逆らえない」
「すごく強い先輩なんだね」
 ジャシードは袋を手渡した。

 三人はレムリスの門に立った。レムリスはイレンディア街道の途中にあり、門は東と西にそれぞれある。今、彼らはケルウィム方面の東側の門にいた。

「門を出たら、もう街の後ろ盾がなくなる。いつ怪物に襲われてもおかしくはない。忘れるなよ」
「うん、わかったよ。セグム先輩」
 ジャシードはセグムに向かって頷いた。

「一応街道の付近は、それほど強力な怪物は来ないはずだが、油断するなよ」
「はい、セグム先輩」
 ジャシードはセグムに向かって頷いた。

「いつまでやってるの、行くわよ」
 男どものやりとりを見ていたソルンは、スタスタと歩き始めた。
「はい、ソルン先輩!」
 二人は慌ててソルンについていった。

◆◆

 レムリスの南東側には、トゥール森林地帯が広がっていて、街道はその中の平原を抜けるように造られている。街道は魔法で祝福されているため、弱い怪物が近づいてくることはあまりない。

「街道を通っていけば安全なんだよね?」
 ジャシードは二人の親を見上げて言った。

「『比較的』だってことを主張しておくわ。怪物が絶対に来ないわけじゃないの。それから、ケルウィムまで続いている街道はないの」
「そうだったな」
 ソルンの言葉を聞いて、セグムが思い出したように相づちを打った。

「しかもあの辺りは、怪物が強力だから、カネル湖か……ラジャヌ湖あたりが今回の旅で一番厳しくなるわね」
「腕が鳴るね」
 ジャシードは、短剣を引き抜きながら言った。

「困った子ね。あなたには戦わせないわよ。短剣もしまって。一刻を争うんだから、なるべく急ぎましょう」
「はい、ソルン先輩!」
 二人は、先輩と呼ばれて嫌そうにしているソルンに、元気についていった。
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