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王道学園入学、悪の秘密結社部を作ろう
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「へぇ、那月くんは成績特待生なんだ!すごいね」
「いや、そこまで言うほどじゃないだろ…Bクラスってことは天塚も成績いいんだろうし」
「あはは、ありがと。僕は数学苦手だから那月くんみたいにオールマイティに勉強ができるわけじゃないんだよ」
「……ん?もう仲良くなったのか?」
入学式は恙無く行われ、母は保護者の説明があるらしく解散となった
少し座席が離れていた逢人は、入学式が終わった途端こっちに来た
天塚は俺の後ろの席だったので、色々なことを聞かせてもらった
なんでも、生徒会は所謂人気投票のような感じなので今から行われる生徒だけの始業式は耳がイカれるくらいの大音量になるんだとか
「耳栓いる?慣れるまでは頭に響くよ?」
「……もらう」
「俺も」
耳栓をはめたあと、理事長つまり慎二さんからの挨拶があった
耳栓をするほどではないが叫び声があがる
慎二さんイケメンだもんな…というか同性愛が好きなやつ多すぎないか?
「新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。そして、旧一二年生の皆さんは新しく入ってきた生徒の良き手本となるよう頑張ってください」
「きゃぁぁぁぁ!!」
少し微笑んだだけでコレなのか……
いちいちアクションを起こす度に叫び声があがるのをうんざりしながらやり過ごしていると、目が合った
クスリといたずらっ子のように笑った慎二さん、お願いだからこっち見んなよ…
「那月くんって横山理事長と知り合いだったりするの?」
「あー、母さんが大学の親しくしてた先輩だったらしくて何度か会ったことはある」
「さすが由紀さん、相変わらずの人脈だな」
同意する
いつの間にか終わっていた慎二さんの話、次は生徒会長からの話で……
「きゃぁぁぁぁ!!!!!!翔様ぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
絹をさくような、脳を揺さぶるような、悲鳴と言っても遜色ない叫び声に頭が揺れる
……正直気持ち悪い
『大丈夫?保健委員呼ぼうか?』
スマホで文字を見せてくる天塚に、返事もできずに逢人にもたれかかりながらぐったりとする
逢人も立っているのがやっとなくらい迫力と高音にやられていた
「……静かに」
まさに鶴の一声というべきか、生徒会長が口を開いた途端一言一句逃さないためなのかピタリと静寂が戻ってきた
それにより、何とか持ち直した俺と逢人は、耳栓をしてもこの音量なのかとビクビクしっぱなしで、生徒会長が何を言っていたかなど全く頭に入ってこないまま始業式は終わった
……これが、あと3年も続くのかと思うと気が遠くなりそうだな
____________________________
閲覧ありがとうございます!
天塚くんはまだ自己紹介しませんが、小話には参加させたいと思います
美空「こんにちは、作者の都合でまだ自己紹介出来てない天塚美空です」
逢人「天塚は実際のところどっちなんだ?」
美空「どっちって?」
那月「あー……これは、多分性的嗜好だと思う」
美空「あぁ、僕は同性愛に偏見はないけど、やっぱり付き合うんなら可愛い女の子がいいなぁ」
逢人「天塚の見た目はその可愛い女の子に該当すると思ブヘラッ」
那月(バカだろ逢人黙れ)
「いや、そこまで言うほどじゃないだろ…Bクラスってことは天塚も成績いいんだろうし」
「あはは、ありがと。僕は数学苦手だから那月くんみたいにオールマイティに勉強ができるわけじゃないんだよ」
「……ん?もう仲良くなったのか?」
入学式は恙無く行われ、母は保護者の説明があるらしく解散となった
少し座席が離れていた逢人は、入学式が終わった途端こっちに来た
天塚は俺の後ろの席だったので、色々なことを聞かせてもらった
なんでも、生徒会は所謂人気投票のような感じなので今から行われる生徒だけの始業式は耳がイカれるくらいの大音量になるんだとか
「耳栓いる?慣れるまでは頭に響くよ?」
「……もらう」
「俺も」
耳栓をはめたあと、理事長つまり慎二さんからの挨拶があった
耳栓をするほどではないが叫び声があがる
慎二さんイケメンだもんな…というか同性愛が好きなやつ多すぎないか?
「新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。そして、旧一二年生の皆さんは新しく入ってきた生徒の良き手本となるよう頑張ってください」
「きゃぁぁぁぁ!!」
少し微笑んだだけでコレなのか……
いちいちアクションを起こす度に叫び声があがるのをうんざりしながらやり過ごしていると、目が合った
クスリといたずらっ子のように笑った慎二さん、お願いだからこっち見んなよ…
「那月くんって横山理事長と知り合いだったりするの?」
「あー、母さんが大学の親しくしてた先輩だったらしくて何度か会ったことはある」
「さすが由紀さん、相変わらずの人脈だな」
同意する
いつの間にか終わっていた慎二さんの話、次は生徒会長からの話で……
「きゃぁぁぁぁ!!!!!!翔様ぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
絹をさくような、脳を揺さぶるような、悲鳴と言っても遜色ない叫び声に頭が揺れる
……正直気持ち悪い
『大丈夫?保健委員呼ぼうか?』
スマホで文字を見せてくる天塚に、返事もできずに逢人にもたれかかりながらぐったりとする
逢人も立っているのがやっとなくらい迫力と高音にやられていた
「……静かに」
まさに鶴の一声というべきか、生徒会長が口を開いた途端一言一句逃さないためなのかピタリと静寂が戻ってきた
それにより、何とか持ち直した俺と逢人は、耳栓をしてもこの音量なのかとビクビクしっぱなしで、生徒会長が何を言っていたかなど全く頭に入ってこないまま始業式は終わった
……これが、あと3年も続くのかと思うと気が遠くなりそうだな
____________________________
閲覧ありがとうございます!
天塚くんはまだ自己紹介しませんが、小話には参加させたいと思います
美空「こんにちは、作者の都合でまだ自己紹介出来てない天塚美空です」
逢人「天塚は実際のところどっちなんだ?」
美空「どっちって?」
那月「あー……これは、多分性的嗜好だと思う」
美空「あぁ、僕は同性愛に偏見はないけど、やっぱり付き合うんなら可愛い女の子がいいなぁ」
逢人「天塚の見た目はその可愛い女の子に該当すると思ブヘラッ」
那月(バカだろ逢人黙れ)
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