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人の心は…
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「さとしさん、三日間で一番考えたことって何だった?」
ぼくは切り出すことにした。
さとしさんは少し考えてから言った。
「やっぱり、婚約者だった知佳のことかな。恥ずかしながら、まだ全然忘れられないんだ。」
さとしさんの表情が悲しくなった。
ぼくは、励ますように言った。
「そんなの仕方ないよ。忘れるなんてできないし、忘れようと努力なんてしなくていいんだ。
ただ、しばらくは、とても辛いかもしれない。」
さとしさんは、食い下がる様な声でぼくに尋ねた。
「八郎君なら、ぼくと知佳が元に戻る方法が分からないかな?」
そして、さとしさんはすがる様な目でぼくを見た。
「さとしさんの気持ちは、とてもよくわかるよ。
ただ、ぼくはさとしさんの幸せのために努力するんだ。
知佳さんは、とっても素敵な人だったと思うけど、さとしさんは知佳さんと、もう一度付き合うのが本当の幸せとは限らないと思うんだ。
焦らずに、もっと自分を見つめてみて、結婚というものがどういうものか、どんな覚悟が必要なのかをじっくり考えてからでも遅くはないと思うんだ。」
ぼくの口から、こんな言葉が出るなんて信じられなかったけど、ぼくの内なる力がそう言わせた。
さとしさんは、少しうなだれて独り言の様に言った。
「そうだよな。
こんな未熟な俺が結婚なんておかしいよな。
ちょっと女の子に優しくされたくらいで、ふらふらと行くようなやつが結婚したところで先が見えいてる。
俺と家族を作った女性がかわいそうだよな。」
「違うんだ。
さとしさんだけじゃないんだ。
結婚したことのない多くの人は、知らないだけなんだ。
異性とお付き合いすることと、結婚することは全然違う次元で、自分が思い描いている様に全くうまく行かないんだよ。
相手も自我のある人間なんだ。
人間は、自分のこともコントロールできないのに、相手に約束させたり、約束したりすること事態が不可能に近いんだ。
人間の思考は日々、刻々と変わっていくんだ。
それが良い時もあるし、悪く働いてしまうこともある。
それは仕方のないことなんだ。
でも、考えが変わっても、相手を裏切る前に勇気を持って相手に相談しないとだめなんだ。
一度嘘をついてしまうと、嘘をつくあぜ道が出来てしまうんだ。
そしたらどんどん簡単に嘘をつく様になって、もう後戻りできなくなる。
それを防ぐ方法は、最大限の勇気を持って、自分の気持ちの変化を相手に打ち明けるしかないんだ。
結婚とかお付き合いってをするって、ばれなければ裏切ってもいいとか、この程度なら大丈夫だとか考える思考を持たない決断をしないと、いつか崩壊してしまうんだ。
でも、それを曖昧にして結婚やお付き合いをする人がいるから、こんなに離婚が多くなってしまっているんだ。
そして、二人の間にできた子供たちが、悲しく寂しい思いをする。
そんな子供たちが、どんどん増えているんだ。
その子供たちもまた、結婚に対して前向きになれなくなってしまう、という悪循環が社会に根付いてしまっている。」
ぼくは、一気に話した。
真剣に話しを過ぎて、頭が少しぼうっとした。
「だからさとしさん、焦らないで。」
ぼくも、さとしさんと同じ様にうなだれてしまった。
うなだれているぼくの肩をポンと叩いて、さとしさんは言った。
「ありがとう。
言い難いことをぼくのために言ってくれて。
目が覚めたよ。
結婚生活は相手と寝食を共にするのだから、信用できる相手と一緒になりたいと思うのは当然のことだ。
知佳が悪いんじゃない。
知佳の不信を招いた、ぼくの責任なんだ。」
ぼくは、今回のことで結婚というものや、誰かと付き合うということが、こんなに大切で責任の大きいことだと気付かされた。
そして、人間の人生において、信用できて大切に思える人が、どんなに貴重な存在かを痛感したんだ。
ちょっとした裏切りが、相手の信用を足元から崩してしまうんだ。
代償は、あまりにも大きい。
「さとしさん、ぼくのおじいさんがよく言っていた言葉なんだけど。
”八郎、お前は誰かの気持ちを捕まえたことがあるかい?
人の気持ちというものは掴めないだろう?
だから、自分の方だけを向かせようと相手の心を両手で挟んで自分の方に向かせることはできないんだ。
人の心は自由なんだよ。
だから、愛して欲しかったり、信用してもらいたかったり、尊敬して欲しいと思ったら、努力しかないんだよ。
よく覚えておきなさい。”
って。」
ぼくがここで言っているおじいさんは、ぼくの本当のおじいさんじゃないんだ。
なんて言うか、言葉では説明し辛いんだけど、この世を良くしようとするエネルギーみたいなものを、ぼくはおすそ分けしてもらっている感じなんだ。
これらの言葉の多くは、ぼくの体験から来るものではないんだ。
ぼくの体や言葉を通して発せられていて、ぼくは伝達者というところなんだ。
だから、この年でも分かったようなことが言えるんだ。
またいつか、このことについては、詳しく説明するね。
さとしさんは、ぼくの言葉を聞いて大きくうなずいた。
「本当だね。
当たり前に隣にいた知佳の心を、見えている気でいたけど、大きな勘違いだったよ。
人の心は、確かに見えない。
表面上の言葉に翻弄されて、信用したり不安になったりする。
騙されることもある。
ただ、それに怖がるのではなくて、本当に見えるのは自分の心だけなんだから、自分の心をしっかり見つめて、努力して成長しないといけなかったんだ。」
さとしさんは、心から納得した感じだった。
ぼくは、思うんだ。
さとしさんだけじゃなくて、この本を読んでいるあなたにも伝えたい。
最大の味方は、あなた自身なんだということを。
鏡に向かってできる限り、あなた自身を応援したり、愛したり、褒めたり、認めてあげたりして欲しいんだ。
鏡に向かって、自分の嫌なところを探すのではなく、嫌なところも好きになるくらい自分のファンになって欲しいんだ。
だってあなた自身は、あなたが死ぬまで一緒なんだよ。
なんて心強い存在だと思わない?
ぼくは、自分が大好きだし、これからももっと好きになる様に自分を応援することにしてるよ。、
あなたも、是非そうして欲しいな。
これがぼくからのお願いです。
ぼくは、さとしさんに少し改まって提案してみた。
「もし良かったら、しばらくぼくのお客様になってもらえないですか?」
「こんな情けないぼくでいいのなら、こちらこそお願いするよ。
八郎君は、なんだか年下とは思えないくらい、しっかり勉強してきているのがとても分かったよ。
こんなにしっかりしたお孫さんを持って、おじいさんも喜んでいるだろうな。」
優しい目でにっこりと笑って、さとしさんは快く承諾してくれた。
そして続けた。
「実を言うと、一日の内で無性に気力が湧かなくて、うつ状態になる時があるんだ。」
さとしさんのこの言葉を聞いて、ぼくは嬉しかった。
ぼくを信用して、さとしさんが弱みをどんどん話してくれている。
「この前、三日間だけ最低限のことをするだけで、ほとんど寝て過ごしてもらうように伝えたと思うけど、本当のことを言うと、さとしさんの今の状況から言って、三日間では短いと思うんだ。
ただ、応急処置のために三日間と伝えたけど、風邪などと同じで、十分に心身が休まって回復してきたら、自然と活力が湧いてくるんだよ。
重症な場合は、すごく長い期間が必要になってくるんだ。
休息を取ると同時進行で、自己肯定感を上げていかないといけない。
鏡で自分を褒めたり、励ましたりすることは引き続きやって欲しいんだ。
さとしさんの幸せは、さとしさんの努力に掛かっているんだ。
後4日間、同じように続けてもらってもいい?
そして、今回は太陽が出ている時に、ベランダに出て、日の光を浴びて欲しいんだ。
もし、ベランダに出るのが嫌なら、カーテンを開けて、窓越しに日光を浴びるのでもいいよ。
それから様子をみて、次の段階に進めるね。」
伝えたいことが溢れ過ぎてしまうのを抑えながら、ぼくは話した。
さとしさんは終始、ぼくの話しに食い入るように聞いていた。
「八郎くんは、つくづくすごいね。
今からでも、カウンセラーとして開業できるよ。
ぼくが、初めてのお客さんとは思えないほどだよ。
ちょっと今までのをメモするね。」
そう言って、さとしさんはスマホにぼくの言ったさっきの内容を確認しながら入力した。
ぼくは、さとしさんの元婚約者の知佳さんのことも心配だったし、さとしさんの上司も、同僚の前沢さんという女性のことも心配だった。
大きな問題がある時は、周りにも派生して負の連鎖が起きるからだ。
もしかしたら、一番の元凶はさとしさんの会社の上司かもしれない。
そこにたどり着かなければ。
ぼくは、川を眺めているさとしさんの横に座って意識を最大限にして、さとしさんの記憶へと入っていった。
ぼくは切り出すことにした。
さとしさんは少し考えてから言った。
「やっぱり、婚約者だった知佳のことかな。恥ずかしながら、まだ全然忘れられないんだ。」
さとしさんの表情が悲しくなった。
ぼくは、励ますように言った。
「そんなの仕方ないよ。忘れるなんてできないし、忘れようと努力なんてしなくていいんだ。
ただ、しばらくは、とても辛いかもしれない。」
さとしさんは、食い下がる様な声でぼくに尋ねた。
「八郎君なら、ぼくと知佳が元に戻る方法が分からないかな?」
そして、さとしさんはすがる様な目でぼくを見た。
「さとしさんの気持ちは、とてもよくわかるよ。
ただ、ぼくはさとしさんの幸せのために努力するんだ。
知佳さんは、とっても素敵な人だったと思うけど、さとしさんは知佳さんと、もう一度付き合うのが本当の幸せとは限らないと思うんだ。
焦らずに、もっと自分を見つめてみて、結婚というものがどういうものか、どんな覚悟が必要なのかをじっくり考えてからでも遅くはないと思うんだ。」
ぼくの口から、こんな言葉が出るなんて信じられなかったけど、ぼくの内なる力がそう言わせた。
さとしさんは、少しうなだれて独り言の様に言った。
「そうだよな。
こんな未熟な俺が結婚なんておかしいよな。
ちょっと女の子に優しくされたくらいで、ふらふらと行くようなやつが結婚したところで先が見えいてる。
俺と家族を作った女性がかわいそうだよな。」
「違うんだ。
さとしさんだけじゃないんだ。
結婚したことのない多くの人は、知らないだけなんだ。
異性とお付き合いすることと、結婚することは全然違う次元で、自分が思い描いている様に全くうまく行かないんだよ。
相手も自我のある人間なんだ。
人間は、自分のこともコントロールできないのに、相手に約束させたり、約束したりすること事態が不可能に近いんだ。
人間の思考は日々、刻々と変わっていくんだ。
それが良い時もあるし、悪く働いてしまうこともある。
それは仕方のないことなんだ。
でも、考えが変わっても、相手を裏切る前に勇気を持って相手に相談しないとだめなんだ。
一度嘘をついてしまうと、嘘をつくあぜ道が出来てしまうんだ。
そしたらどんどん簡単に嘘をつく様になって、もう後戻りできなくなる。
それを防ぐ方法は、最大限の勇気を持って、自分の気持ちの変化を相手に打ち明けるしかないんだ。
結婚とかお付き合いってをするって、ばれなければ裏切ってもいいとか、この程度なら大丈夫だとか考える思考を持たない決断をしないと、いつか崩壊してしまうんだ。
でも、それを曖昧にして結婚やお付き合いをする人がいるから、こんなに離婚が多くなってしまっているんだ。
そして、二人の間にできた子供たちが、悲しく寂しい思いをする。
そんな子供たちが、どんどん増えているんだ。
その子供たちもまた、結婚に対して前向きになれなくなってしまう、という悪循環が社会に根付いてしまっている。」
ぼくは、一気に話した。
真剣に話しを過ぎて、頭が少しぼうっとした。
「だからさとしさん、焦らないで。」
ぼくも、さとしさんと同じ様にうなだれてしまった。
うなだれているぼくの肩をポンと叩いて、さとしさんは言った。
「ありがとう。
言い難いことをぼくのために言ってくれて。
目が覚めたよ。
結婚生活は相手と寝食を共にするのだから、信用できる相手と一緒になりたいと思うのは当然のことだ。
知佳が悪いんじゃない。
知佳の不信を招いた、ぼくの責任なんだ。」
ぼくは、今回のことで結婚というものや、誰かと付き合うということが、こんなに大切で責任の大きいことだと気付かされた。
そして、人間の人生において、信用できて大切に思える人が、どんなに貴重な存在かを痛感したんだ。
ちょっとした裏切りが、相手の信用を足元から崩してしまうんだ。
代償は、あまりにも大きい。
「さとしさん、ぼくのおじいさんがよく言っていた言葉なんだけど。
”八郎、お前は誰かの気持ちを捕まえたことがあるかい?
人の気持ちというものは掴めないだろう?
だから、自分の方だけを向かせようと相手の心を両手で挟んで自分の方に向かせることはできないんだ。
人の心は自由なんだよ。
だから、愛して欲しかったり、信用してもらいたかったり、尊敬して欲しいと思ったら、努力しかないんだよ。
よく覚えておきなさい。”
って。」
ぼくがここで言っているおじいさんは、ぼくの本当のおじいさんじゃないんだ。
なんて言うか、言葉では説明し辛いんだけど、この世を良くしようとするエネルギーみたいなものを、ぼくはおすそ分けしてもらっている感じなんだ。
これらの言葉の多くは、ぼくの体験から来るものではないんだ。
ぼくの体や言葉を通して発せられていて、ぼくは伝達者というところなんだ。
だから、この年でも分かったようなことが言えるんだ。
またいつか、このことについては、詳しく説明するね。
さとしさんは、ぼくの言葉を聞いて大きくうなずいた。
「本当だね。
当たり前に隣にいた知佳の心を、見えている気でいたけど、大きな勘違いだったよ。
人の心は、確かに見えない。
表面上の言葉に翻弄されて、信用したり不安になったりする。
騙されることもある。
ただ、それに怖がるのではなくて、本当に見えるのは自分の心だけなんだから、自分の心をしっかり見つめて、努力して成長しないといけなかったんだ。」
さとしさんは、心から納得した感じだった。
ぼくは、思うんだ。
さとしさんだけじゃなくて、この本を読んでいるあなたにも伝えたい。
最大の味方は、あなた自身なんだということを。
鏡に向かってできる限り、あなた自身を応援したり、愛したり、褒めたり、認めてあげたりして欲しいんだ。
鏡に向かって、自分の嫌なところを探すのではなく、嫌なところも好きになるくらい自分のファンになって欲しいんだ。
だってあなた自身は、あなたが死ぬまで一緒なんだよ。
なんて心強い存在だと思わない?
ぼくは、自分が大好きだし、これからももっと好きになる様に自分を応援することにしてるよ。、
あなたも、是非そうして欲しいな。
これがぼくからのお願いです。
ぼくは、さとしさんに少し改まって提案してみた。
「もし良かったら、しばらくぼくのお客様になってもらえないですか?」
「こんな情けないぼくでいいのなら、こちらこそお願いするよ。
八郎君は、なんだか年下とは思えないくらい、しっかり勉強してきているのがとても分かったよ。
こんなにしっかりしたお孫さんを持って、おじいさんも喜んでいるだろうな。」
優しい目でにっこりと笑って、さとしさんは快く承諾してくれた。
そして続けた。
「実を言うと、一日の内で無性に気力が湧かなくて、うつ状態になる時があるんだ。」
さとしさんのこの言葉を聞いて、ぼくは嬉しかった。
ぼくを信用して、さとしさんが弱みをどんどん話してくれている。
「この前、三日間だけ最低限のことをするだけで、ほとんど寝て過ごしてもらうように伝えたと思うけど、本当のことを言うと、さとしさんの今の状況から言って、三日間では短いと思うんだ。
ただ、応急処置のために三日間と伝えたけど、風邪などと同じで、十分に心身が休まって回復してきたら、自然と活力が湧いてくるんだよ。
重症な場合は、すごく長い期間が必要になってくるんだ。
休息を取ると同時進行で、自己肯定感を上げていかないといけない。
鏡で自分を褒めたり、励ましたりすることは引き続きやって欲しいんだ。
さとしさんの幸せは、さとしさんの努力に掛かっているんだ。
後4日間、同じように続けてもらってもいい?
そして、今回は太陽が出ている時に、ベランダに出て、日の光を浴びて欲しいんだ。
もし、ベランダに出るのが嫌なら、カーテンを開けて、窓越しに日光を浴びるのでもいいよ。
それから様子をみて、次の段階に進めるね。」
伝えたいことが溢れ過ぎてしまうのを抑えながら、ぼくは話した。
さとしさんは終始、ぼくの話しに食い入るように聞いていた。
「八郎くんは、つくづくすごいね。
今からでも、カウンセラーとして開業できるよ。
ぼくが、初めてのお客さんとは思えないほどだよ。
ちょっと今までのをメモするね。」
そう言って、さとしさんはスマホにぼくの言ったさっきの内容を確認しながら入力した。
ぼくは、さとしさんの元婚約者の知佳さんのことも心配だったし、さとしさんの上司も、同僚の前沢さんという女性のことも心配だった。
大きな問題がある時は、周りにも派生して負の連鎖が起きるからだ。
もしかしたら、一番の元凶はさとしさんの会社の上司かもしれない。
そこにたどり着かなければ。
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