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エルとリオンのトホホ外伝
エルとリオンのトホホ外伝15
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「相変わらずブラコンよねえ」
食堂の椅子に座った俺とリオンを交互に見た後、アリシアが心底あきれたように呟いた。
「王は『エルに彼女が出来たら雑誌の売れ行きに響く。最低でも私の年までは独身を死守させる』とおっしゃっていたけれど、私はそろそろアンタは彼女を作った方が良いと思うのよ」
へ~。
あんな事言ってたけど、王も『俺がモテる』ことについては一応、認めてくれていたようだ。
なんたって、俺の動向一つで雑誌の売り上げが変わるぐらいだからな。
あ~、良かった!
もしかしたら俺は『モテない男』なのかと不安に思い始めていたけれど、やっぱりソレは気のせいで、俺はモテモテなのだっ!!
「かのじょ……作る。彼女って、女性を示す言葉ですよね?」
リオンが首をかしげる。
「そ~よ?
まあこの場合は、未来の『結婚相手候補』って意味だと思っておいてね」
アリシアがにこやかにそう言うと、リオンの顔色が変わった。
「なっ! 兄様はずっと僕と一緒に居て下さるのです!!
『彼女』なんていりませんっ!!
ねっ!! そうでしょう? 兄様っ!?」
リオンの大声に、一瞬食堂がざわめく。
……が、そんなことにかまってはいられない。
早くリオンを安心させてやらないと。
俺は一生リオンを守り、悲しい思いはさせないと心に誓ったのだから。
「ああ、もちろんだとも!!
俺はいつまでもリオンと一緒にいるよ」
たとえ、彼女が出来たとしても。
最後の一文だけは、とても口に出せなかった。
コレを言うと、ブラコンなリオンが俺の彼女候補を殺して回りそうな気がしたからだ。
こんなとき、俺は口下手なので王のように上手くは口が回らない。
きちんと説明すればリオンだってわかってくれるに違いないのに、黙っているのが精一杯なのだ。
そんな俺を押しのけるようにしたのは、アリシアだ。
「あのね、リオン。
おにーちゃんが彼女を作ったって、あなたは一人になるわけじゃないのよ?
だから心配しないでね」
アリシアが優しく諭すようにリオンに言う。
基本アリシアは『リオンにのみ』は、いつも優しいのだ。
でもそう、アリシアの言う通り。
俺に彼女が出来たって、リオンは一人になるわけじゃない。
普段は口が悪いが、アリシアも中々気の利いた女じゃないか。
正直言って見直した。
「そう……なのですか……?」
リオンの顔がちょっとだけ明るくなる。
食堂の椅子に座った俺とリオンを交互に見た後、アリシアが心底あきれたように呟いた。
「王は『エルに彼女が出来たら雑誌の売れ行きに響く。最低でも私の年までは独身を死守させる』とおっしゃっていたけれど、私はそろそろアンタは彼女を作った方が良いと思うのよ」
へ~。
あんな事言ってたけど、王も『俺がモテる』ことについては一応、認めてくれていたようだ。
なんたって、俺の動向一つで雑誌の売り上げが変わるぐらいだからな。
あ~、良かった!
もしかしたら俺は『モテない男』なのかと不安に思い始めていたけれど、やっぱりソレは気のせいで、俺はモテモテなのだっ!!
「かのじょ……作る。彼女って、女性を示す言葉ですよね?」
リオンが首をかしげる。
「そ~よ?
まあこの場合は、未来の『結婚相手候補』って意味だと思っておいてね」
アリシアがにこやかにそう言うと、リオンの顔色が変わった。
「なっ! 兄様はずっと僕と一緒に居て下さるのです!!
『彼女』なんていりませんっ!!
ねっ!! そうでしょう? 兄様っ!?」
リオンの大声に、一瞬食堂がざわめく。
……が、そんなことにかまってはいられない。
早くリオンを安心させてやらないと。
俺は一生リオンを守り、悲しい思いはさせないと心に誓ったのだから。
「ああ、もちろんだとも!!
俺はいつまでもリオンと一緒にいるよ」
たとえ、彼女が出来たとしても。
最後の一文だけは、とても口に出せなかった。
コレを言うと、ブラコンなリオンが俺の彼女候補を殺して回りそうな気がしたからだ。
こんなとき、俺は口下手なので王のように上手くは口が回らない。
きちんと説明すればリオンだってわかってくれるに違いないのに、黙っているのが精一杯なのだ。
そんな俺を押しのけるようにしたのは、アリシアだ。
「あのね、リオン。
おにーちゃんが彼女を作ったって、あなたは一人になるわけじゃないのよ?
だから心配しないでね」
アリシアが優しく諭すようにリオンに言う。
基本アリシアは『リオンにのみ』は、いつも優しいのだ。
でもそう、アリシアの言う通り。
俺に彼女が出来たって、リオンは一人になるわけじゃない。
普段は口が悪いが、アリシアも中々気の利いた女じゃないか。
正直言って見直した。
「そう……なのですか……?」
リオンの顔がちょっとだけ明るくなる。
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