10 / 115
10. 状況説明
しおりを挟む
「いつまで、姫様の腕の中に居るつもりだ、キーラン!」
そう声をかけてきたのはロランだ。
私の腕の中で、気持ち良さそうに抱かれていた猫は「しかたないなぁ~」とでも言いたそうに目を細めると、ストンと床へと飛び降りた。すると、一瞬で人の姿に変わる。
「ロランのケチっ!」
口を尖らせてケリーはロランに文句を言うと、クルリと私を振り返った。
「だって学園じゃ、ヒナ様にあんまり近付いちゃダメってノアが言うからさっ」
私の腕をとったケリーは、ニコニコと笑顔を向ける。猫の姿だったらゴロゴロと喉を鳴らして、そのまま擦り寄って来そうだ。
うっ、近い。
イケメンの破壊力が凄いことを自覚してほしい。
「皆さんの……その姿はどうやって?」
ケリーから少し距離を取りつつ聞いてみた。
「ん? ただの魔法だよ。外見を変えるなんて簡単なことさっ」
「じゃあ、さっきの猫の姿も?」
ケリーは、最初会ったときは少年で、学園では同学年の姿、そしてさっきは猫だった。
「あー、猫の姿が本当。んー、本当だったが正解」
うん、分からない。
ケリーの語彙力は変わっていない。やはり、説明はノアにしてもらわないと。チラッとノアを見ると、うなずいた。
「キーランは、元は魔力を持った猫でしたが、理由があり魔王の眷属になったのです。我々は、全員眷属であり魔族。魔法によって、姿形を変える事はいとも容易い。ただ、魔眼によりヒナタ様の転生先や居場所を見ることができるのは、このキーランと魔王だけです」
「魔眼……?」
人の姿の時は普通の瞳だけれど、ケリーと初めて会った時と猫姿のオッドアイを思い出す。片方は淡褐色で、もう片方は中心が赤っぽい紫色だった。
「……あ。だから、あの時必ず会えると?」
「はい。我々は人間と違い長命です。時を待つ間に、人間に成りすまして、赤ん坊の姿から今まで生活しました。初めだけ周りの意識操作をしておけば、その場で成りすますより、よりその人物が現実的な存在となりますからね」
「え? だったら本当に以前社交界で私と会っているの? いや、どう考えても会ったら気づくでしょう!?」
現に学園では、会ってすぐに分かったもの。
フッ……と、ノアは美しい顔に意味深な笑みを浮かべた。
「その辺は、ちょっと細工を」
「だって、せっかくならヒナ様を驚かせたいじゃん」と、ケリーが口を挟んだ。
「俺は止めたんだが。姫様と早く会いたかったしな……」と、ロラン。
ケリーは何となく分かるが、ノアはクールなイメージだったのに。悪戯? ちょっと、意外だ。
「ところで、その姫とか、様って敬称はやめてほしいのだけど。ヒナでもヒナタでもいいわ。学園ではベアトリーチェだけど、ここでは私も普通に話したいし。だって……仲間、なんでしょ?」
否定されないか、少しドキドキしながら聞いてみた。
三人は目を見開くと、顔を見合わせクスッと笑った。
「そうだ、仲間だ」と、ノア。
「じゃあ、ヒナって呼ぶっ!」と、ケリー。
「……ヒナ」と、顔を赤くしたロラン。
皆の目が優しくて、嬉しかった。
「あ……っ! そういえば、私には魔法属性や加護が無かったの。でも、魔法が使える上に、魔力が流れると額にあの痣が現れてしまうのよっ」
「ああ、それは魔王の魔力ですから。ヒナは『鍵』だと言ったでしょう。貴女には魔王の魔力が流れているのです。魔法を使おうとすれば、その証である印が反応します。魔王の魔力を、人間の作った道具で測れないのは当然のこと」
なるほど。ノアの言葉でストンと落ちた。神ならぬ、魔王の加護って感じなのね。
「確か明日は、学園で魔力測定がありましたね」
そうだった……。
「べつに属性無しでも私は構わないわ。額の痣を見られてしまうのは避けたいもの」
覚悟はとうに出来ている。貴族が魔力を持つのが当たり前のこの世界。魔力無しは、ほとんど平民ばかりだ。それが何を意味するのかは理解している。
それでも、陛下とお父様が婚約を取り止めてくれないのは謎だけど。
「そんなの、誤魔化しちゃえばいいじゃないか~」
「俺もその方がいいと思う」
ケリーとロランの言葉に、ノアはうなずく。
「そうですね。我々はこの姿で生活し、ヒナ……いえ、人間界のベアトリーチェ嬢を取り巻く環境を見てきました。できれば早々に、馬鹿王子と聖女から離れた方が良いと考えています。その為には、あまりベアトリーチェ嬢は目立たない方が良いでしょう」
「アリスが聖女だと、知っているの?」
ビックリして尋ねると、全員がさも当然だという顔をした。
けれど、それについては詳しく話そうとしない。エルネストを馬鹿呼ばわりしたのは……何か、分かる気がするけど。
「ヒナは公爵家が大切なのだろう?」
ロランの言葉に私はうなずく。
「婚約も、本当はしたくなかったのよ。できるだけ上手く解消したいと思っているわ。魔王の復活には関わりのないことだと分かっている。けれど、私のせいでベアトリーチェの家族が追い込まれるのは……嫌なの。手を、貸してはもらえないかしら?」
「もとよりそのつもりだ」
ノアの言葉に、うんうんと二人も言う。
「取りあえずは、これを着けておくといい」
変わった石がはまっている、シンプルな髪飾りを渡された。
「これは?」
「魔石を加工した髪飾りだ。魔力を流す時、額に流れる分を吸収して抑えてくれるだろう」
ノアは私の手から髪飾りを取ると、スッとこめかみ辺りの髪に挿してくれた。
「それで、俺が近くから測定器を操作しちゃえばいいよねっ」
「近くから? いくらケリーが美少年でも、男女別の計測に潜り込むのは……。クラスに見覚えのない女生徒がいたら変だし」
女装はちょっと見てみたいけど……。
ふふんっとケリーは胸を張ると、ポンッと猫になった。足元に擦り寄ると、可愛く「ニャア~」と鳴く。
「あ……」
確かに猫なら潜り込める。
「キーランが、ヒナの希望する属性を表示させよう」
「……では、火属性で」
どうして、それを選んだのか自分でも分からないが――小説の中のベアトリーチェと同じ属性を口にしていた。
そう声をかけてきたのはロランだ。
私の腕の中で、気持ち良さそうに抱かれていた猫は「しかたないなぁ~」とでも言いたそうに目を細めると、ストンと床へと飛び降りた。すると、一瞬で人の姿に変わる。
「ロランのケチっ!」
口を尖らせてケリーはロランに文句を言うと、クルリと私を振り返った。
「だって学園じゃ、ヒナ様にあんまり近付いちゃダメってノアが言うからさっ」
私の腕をとったケリーは、ニコニコと笑顔を向ける。猫の姿だったらゴロゴロと喉を鳴らして、そのまま擦り寄って来そうだ。
うっ、近い。
イケメンの破壊力が凄いことを自覚してほしい。
「皆さんの……その姿はどうやって?」
ケリーから少し距離を取りつつ聞いてみた。
「ん? ただの魔法だよ。外見を変えるなんて簡単なことさっ」
「じゃあ、さっきの猫の姿も?」
ケリーは、最初会ったときは少年で、学園では同学年の姿、そしてさっきは猫だった。
「あー、猫の姿が本当。んー、本当だったが正解」
うん、分からない。
ケリーの語彙力は変わっていない。やはり、説明はノアにしてもらわないと。チラッとノアを見ると、うなずいた。
「キーランは、元は魔力を持った猫でしたが、理由があり魔王の眷属になったのです。我々は、全員眷属であり魔族。魔法によって、姿形を変える事はいとも容易い。ただ、魔眼によりヒナタ様の転生先や居場所を見ることができるのは、このキーランと魔王だけです」
「魔眼……?」
人の姿の時は普通の瞳だけれど、ケリーと初めて会った時と猫姿のオッドアイを思い出す。片方は淡褐色で、もう片方は中心が赤っぽい紫色だった。
「……あ。だから、あの時必ず会えると?」
「はい。我々は人間と違い長命です。時を待つ間に、人間に成りすまして、赤ん坊の姿から今まで生活しました。初めだけ周りの意識操作をしておけば、その場で成りすますより、よりその人物が現実的な存在となりますからね」
「え? だったら本当に以前社交界で私と会っているの? いや、どう考えても会ったら気づくでしょう!?」
現に学園では、会ってすぐに分かったもの。
フッ……と、ノアは美しい顔に意味深な笑みを浮かべた。
「その辺は、ちょっと細工を」
「だって、せっかくならヒナ様を驚かせたいじゃん」と、ケリーが口を挟んだ。
「俺は止めたんだが。姫様と早く会いたかったしな……」と、ロラン。
ケリーは何となく分かるが、ノアはクールなイメージだったのに。悪戯? ちょっと、意外だ。
「ところで、その姫とか、様って敬称はやめてほしいのだけど。ヒナでもヒナタでもいいわ。学園ではベアトリーチェだけど、ここでは私も普通に話したいし。だって……仲間、なんでしょ?」
否定されないか、少しドキドキしながら聞いてみた。
三人は目を見開くと、顔を見合わせクスッと笑った。
「そうだ、仲間だ」と、ノア。
「じゃあ、ヒナって呼ぶっ!」と、ケリー。
「……ヒナ」と、顔を赤くしたロラン。
皆の目が優しくて、嬉しかった。
「あ……っ! そういえば、私には魔法属性や加護が無かったの。でも、魔法が使える上に、魔力が流れると額にあの痣が現れてしまうのよっ」
「ああ、それは魔王の魔力ですから。ヒナは『鍵』だと言ったでしょう。貴女には魔王の魔力が流れているのです。魔法を使おうとすれば、その証である印が反応します。魔王の魔力を、人間の作った道具で測れないのは当然のこと」
なるほど。ノアの言葉でストンと落ちた。神ならぬ、魔王の加護って感じなのね。
「確か明日は、学園で魔力測定がありましたね」
そうだった……。
「べつに属性無しでも私は構わないわ。額の痣を見られてしまうのは避けたいもの」
覚悟はとうに出来ている。貴族が魔力を持つのが当たり前のこの世界。魔力無しは、ほとんど平民ばかりだ。それが何を意味するのかは理解している。
それでも、陛下とお父様が婚約を取り止めてくれないのは謎だけど。
「そんなの、誤魔化しちゃえばいいじゃないか~」
「俺もその方がいいと思う」
ケリーとロランの言葉に、ノアはうなずく。
「そうですね。我々はこの姿で生活し、ヒナ……いえ、人間界のベアトリーチェ嬢を取り巻く環境を見てきました。できれば早々に、馬鹿王子と聖女から離れた方が良いと考えています。その為には、あまりベアトリーチェ嬢は目立たない方が良いでしょう」
「アリスが聖女だと、知っているの?」
ビックリして尋ねると、全員がさも当然だという顔をした。
けれど、それについては詳しく話そうとしない。エルネストを馬鹿呼ばわりしたのは……何か、分かる気がするけど。
「ヒナは公爵家が大切なのだろう?」
ロランの言葉に私はうなずく。
「婚約も、本当はしたくなかったのよ。できるだけ上手く解消したいと思っているわ。魔王の復活には関わりのないことだと分かっている。けれど、私のせいでベアトリーチェの家族が追い込まれるのは……嫌なの。手を、貸してはもらえないかしら?」
「もとよりそのつもりだ」
ノアの言葉に、うんうんと二人も言う。
「取りあえずは、これを着けておくといい」
変わった石がはまっている、シンプルな髪飾りを渡された。
「これは?」
「魔石を加工した髪飾りだ。魔力を流す時、額に流れる分を吸収して抑えてくれるだろう」
ノアは私の手から髪飾りを取ると、スッとこめかみ辺りの髪に挿してくれた。
「それで、俺が近くから測定器を操作しちゃえばいいよねっ」
「近くから? いくらケリーが美少年でも、男女別の計測に潜り込むのは……。クラスに見覚えのない女生徒がいたら変だし」
女装はちょっと見てみたいけど……。
ふふんっとケリーは胸を張ると、ポンッと猫になった。足元に擦り寄ると、可愛く「ニャア~」と鳴く。
「あ……」
確かに猫なら潜り込める。
「キーランが、ヒナの希望する属性を表示させよう」
「……では、火属性で」
どうして、それを選んだのか自分でも分からないが――小説の中のベアトリーチェと同じ属性を口にしていた。
10
あなたにおすすめの小説
婚約破棄された悪役令嬢、放浪先で最強公爵に溺愛される
鍛高譚
恋愛
「スカーレット・ヨーク、お前との婚約は破棄する!」
王太子アルバートの突然の宣言により、伯爵令嬢スカーレットの人生は一変した。
すべては“聖女”を名乗る平民アメリアの企み。でっち上げられた罪で糾弾され、名誉を失い、実家からも追放されてしまう。
頼る宛もなく王都をさまよった彼女は、行き倒れ寸前のところを隣国ルーヴェル王国の公爵、ゼイン・ファーガスに救われる。
「……しばらく俺のもとで休め。安全は保証する」
冷徹な印象とは裏腹に、ゼインはスカーレットを庇護し、“形だけの婚約者”として身を守ってくれることに。
公爵家で静かな日々を過ごすうちに、スカーレットの聡明さや誇り高さは次第に評価され、彼女自身もゼインに心惹かれていく。
だがその裏で、王太子とアメリアの暴走は止まらず、スカーレットの両親までもが処刑の危機に――!
前世の記憶を取り戻した元クズ令嬢は毎日が楽しくてたまりません
Karamimi
恋愛
公爵令嬢のソフィーナは、非常に我が儘で傲慢で、どしうようもないクズ令嬢だった。そんなソフィーナだったが、事故の影響で前世の記憶をとり戻す。
前世では体が弱く、やりたい事も何もできずに短い生涯を終えた彼女は、過去の自分の行いを恥、真面目に生きるとともに前世でできなかったと事を目いっぱい楽しもうと、新たな人生を歩み始めた。
外を出て美味しい空気を吸う、綺麗な花々を見る、些細な事でも幸せを感じるソフィーナは、険悪だった兄との関係もあっという間に改善させた。
もちろん、本人にはそんな自覚はない。ただ、今までの行いを詫びただけだ。そう、なぜか彼女には、人を魅了させる力を持っていたのだ。
そんな中、この国の王太子でもあるファラオ殿下の15歳のお誕生日パーティに参加する事になったソフィーナは…
どうしようもないクズだった令嬢が、前世の記憶を取り戻し、次々と周りを虜にしながら本当の幸せを掴むまでのお話しです。
カクヨムでも同時連載してます。
よろしくお願いします。
半妖の狐耳付きあやかし令嬢の婚約事情 ~いずれ王子(最強魔法使い)に婚約破棄をつきつけます!~
百門一新
恋愛
大妖怪の妖狐「オウカ姫」と、人間の伯爵のもとに生まれた一人娘「リリア」。頭には狐耳、ふわふわと宙を飛ぶ。性格は少々やんちゃで、まだまだ成長期の仔狐なのでくしゃみで放電するのもしばしば。そんな中、王子とのお見合い話が…嫌々ながらの初対面で、喧嘩勃発!? ゆくゆく婚約破棄で、最悪な相性なのに婚約することに。
※「小説家になろう」「カクヨム」にも掲載しています。
※ベリーズカフェに修正版を掲載、2021/8/31こちらの文章も修正版へと修正しました!
オバサンが転生しましたが何も持ってないので何もできません!
みさちぃ
恋愛
50歳近くのおばさんが異世界転生した!
転生したら普通チートじゃない?何もありませんがっ!!
前世で苦しい思いをしたのでもう一人で生きて行こうかと思います。
とにかく目指すは自由気ままなスローライフ。
森で調合師して暮らすこと!
ひとまず読み漁った小説に沿って悪役令嬢から国外追放を目指しますが…
無理そうです……
更に隣で笑う幼なじみが気になります…
完結済みです。
なろう様にも掲載しています。
副題に*がついているものはアルファポリス様のみになります。
エピローグで完結です。
番外編になります。
※完結設定してしまい新しい話が追加できませんので、以後番外編載せる場合は別に設けるかなろう様のみになります。
キズモノ転生令嬢は趣味を活かして幸せともふもふを手に入れる
藤 ゆみ子
恋愛
セレーナ・カーソンは前世、心臓が弱く手術と入退院を繰り返していた。
将来は好きな人と結婚して幸せな家庭を築きたい。そんな夢を持っていたが、胸元に大きな手術痕のある自分には無理だと諦めていた。
入院中、暇潰しのために始めた刺繍が唯一の楽しみだったが、その後十八歳で亡くなってしまう。
セレーナが八歳で前世の記憶を思い出したのは、前世と同じように胸元に大きな傷ができたときだった。
家族から虐げられ、キズモノになり、全てを諦めかけていたが、十八歳を過ぎた時家を出ることを決意する。
得意な裁縫を活かし、仕事をみつけるが、そこは秘密を抱えたもふもふたちの住みかだった。
ゲームには参加しません! ―悪役を回避して無事逃れたと思ったのに―
冬野月子
恋愛
侯爵令嬢クリスティナは、ここが前世で遊んだ学園ゲームの世界だと気づいた。そして自分がヒロインのライバルで悪役となる立場だと。
のんびり暮らしたいクリスティナはゲームとは関わらないことに決めた。設定通りに王太子の婚約者にはなってしまったけれど、ゲームを回避して婚約も解消。平穏な生活を手に入れたと思っていた。
けれど何故か義弟から求婚され、元婚約者もアプローチしてきて、さらに……。
※小説家になろう・カクヨムにも投稿しています。
前世では美人が原因で傾国の悪役令嬢と断罪された私、今世では喪女を目指します!
鳥柄ささみ
恋愛
美人になんて、生まれたくなかった……!
前世で絶世の美女として生まれ、その見た目で国王に好かれてしまったのが運の尽き。
正妃に嫌われ、私は国を傾けた悪女とレッテルを貼られて処刑されてしまった。
そして、気づけば違う世界に転生!
けれど、なんとこの世界でも私は絶世の美女として生まれてしまったのだ!
私は前世の経験を生かし、今世こそは目立たず、人目にもつかない喪女になろうと引きこもり生活をして平穏な人生を手に入れようと試みていたのだが、なぜか世界有数の魔法学校で陽キャがいっぱいいるはずのNMA(ノーマ)から招待状が来て……?
前世の教訓から喪女生活を目指していたはずの主人公クラリスが、トラウマを抱えながらも奮闘し、四苦八苦しながら魔法学園で成長する異世界恋愛ファンタジー!
※第15回恋愛大賞にエントリーしてます!
開催中はポチッと投票してもらえると嬉しいです!
よろしくお願いします!!
悪役令嬢の断罪――え、いま婚約破棄と?聞こえませんでしたわ!
ちゃっぴー
恋愛
公爵令嬢アクア・ラズライトは、卒業パーティーの最中に婚約者であるジュリアス殿下から「悪役令嬢」として断罪を突きつけられる。普通なら泣き崩れるか激昂する場面――しかし、超合理的で節約家なアクアは違った。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる