24 / 115
23. して、その関係性は
しおりを挟む
――この世界に何が起こったのだろうか?
以前は確か、窓の外は真っ黒な闇しかなかった。
けれど、魔王が復活した今……魔王城の窓からは、人間界と何ら変わらない景色が見えている。違うのは、昼間なのに太陽は無く、朧月夜のような空だ。といっても、月や星が出ているわけでもない。そう普通の月はね。暗いのに、視界が良好なのがとても不思議だ。
ただ、いくら視覚を強化しても、流石に遠い街並みまでは見えない。たぶん住んでいる者達は、人間ではなく魔族なのだろう。
視線を落とせば、魔王城の独特な雰囲気の庭が見える。忙しそうに行き交うのは、今まで居なかった使用人達だろう。耳は尖っているが、一見するとまるで人間だ。
――んんんっ!? あれはっ!?
「ちょっと、ノアっ! 私の目がおかしいのかしら? あそこにある、岩の階段に見覚えがあるのだけど」
私がしんどい思いをしながら登った、魔王が封印……いや、籠っていた場所に酷似している。しかも、氷柱のあった所には立派な魔王の銅像が建っていた。
いつの間に?
「目も頭も、おかしくありませんよ。あれは、確かに魔王が眠っていた場所です」
むむっ。頭とは、言っていませんが。
それはさておき、こんな近くなら転移すら必要なく、城から直接行けたではないか。首を傾げた私に、ノアは更に詳しく教えてくれた。
「残念ながら。魔王が復活する前は、この城の外……というより、魔界自体が閉ざされていましたので。城から出ることも、干渉することも不可能でした。唯一、行き来できる人間界のあの崖が、時空の切れ目であり、魔王の元へ行ける場所だったのです」
時空……?
つまり、私たちは場所を移動するだけではなかったのだ。だから、キーランの転移がいつもと違った感覚だったのかもしれない。
魔王城は魔界の中で、ノアたち魔族三人の為に魔王が残しておいた特別な場所なのだ、とノアは付け加えた。
「なるほどね。あっ! もしかして、あの魔石の核って……」
「はい。魔王の魔力で、魔界の地と共に肉体を取り戻しました」
ノアは、庭で働く使用人に目をやった。
あの魔石を踏まなくて良かったとつくづく思う。うん、出来れば最初から教えてほしかったです。
「ねえ、魔王と私の関係性って……」
ここぞとばかりに、尋ねようとした時だった。
「一体、どれ程待たせるつもりだ?」と、扉の方から静かな良い声が響いた。
ロランとキーランを従え、魔王が戻ってきたのだ。ノアは一歩下がり、お辞儀する。
「……ビーチェとの関係性か?」
魔王がノアとの会話に割って入ってきた。
いや、だからビーチェって……。仕方ない、思い切って本人に訊くことにする。
「はい。私が『鍵』だったのは理解しています。ただ、どうして……私だったのですか?」
「……………………」
沈黙が長い。
魔王は視線をノアに向けると、フッ――……と笑った。
――!?
え、笑顔!
魅力的なそれを見て、失神しなかった自分を褒めてあげたい。
「……して、その関係性は何だ?」
質問をそのままノアに問う。まさかの丸投げ……。
ノアは深いため息を吐いた。
「魔王にとって、ヒナの持つ魂は……かけがえのない存在なのです。つまり、ヒナとベアトリーチェはその生まれ変わり。ですから、何とも形容し難いのですよね? 我が王よ」
「うむ……そうだ」と、魔王はうなずいた。
かけがえのない存在とは?
やはり誰かの生まれ変わりで、魔王が自分の魔力を分け与える程の存在の魂を持っているってことかしら。
そういえば、初めから魔族のみんなは、私を姫と呼んでいた。とはいえ、親子でもなさそうだし。前世が妻だったのなら王妃よね?
結局、よくわからない。
だったら色々引っ括めて……。
「では、前世の私は、魔王にとって相棒だったのですか?」
「うむ……今は、それで良い」
今は、って。
何だか妥協しているような物言いだが、まぁ良しとしよう。だって、恋人とか夫婦だなんて言われても正直困るから。
さっきまで、握られていた手の感触を思い出すと、また顔が熱くなった。恋愛経験がないのだから……仕方ないじゃない!
「ね、ね、魔王様にノア~」
空気を読まない、マイペースなキーランが唐突に話し出した。
魔王はキーランに視線を移し、ノアは「何だ?」と返事をする。
「崖のとこに馬車を取りに行ってきたらさぁ、何かに襲われたのか、下に落ちてボロボロになってたんだよ。あ、俺が壊したんじゃないからね! 馬もいなくなっちゃってたし」
一応、大破した馬車は城の外に転移させてあるとキーランは言う。
「俺も確認したが、あれは賊の仕業だろう。ただ、馬車本体の残骸は残っていたが、公爵家の紋章が剥がされて無くなっていた。一部不自然に変形していたが、それは封印を解く時の熱風が漏れた影響だろうけどな」
やはり、賊は出たのだ!
ロランの話を聞いたノアは、ジゼルを連れて馬車の確認へと向かった。
◆◆◆
――時は少し遡る。
「御頭っ!! 公爵家の馬車がありましたぜっ!」
子分の一人が、山頂付近で見つけたと息を切らせながら戻ってきた。
大通りから森へ向かった辺りまでは、確かにちゃんと追えていたのだ。何処へ向かうのかはサッパリ分からなかったが、人の目に触れない森を選んでくれた事は有り難かった。
それなのに……どうしたことか、途中から見失ってしまう失態をおかした。
「でかした! 直ぐに向かうぞっ」
これで、依頼主にドヤされずに済む。聞いている話では、御者と侍女、それと公爵令嬢だけが乗っているだけだ。
さっさと殺して捨ててしまえばいい。幸い、山には崖や谷がたくさんある。遺体など、持ち帰らなくても問題ない。髪の毛か指の一本でもあれば証拠になるし、納得するだろう。
――が、馬車はもぬけの殻だった。
馬も逃げたのか、暴れた跡だけが残っている。
「くそっ!! どこへ行きやがった!」と子分達は声を荒げる。
周辺を探っても人の気配は無い。
「……確か、この令嬢は王子に婚約破棄されて追放されたんだよな?」
「あっ!! もしかして、ショックで自殺とかっ」
馬車の先には、見事な崖があった。
プライドの高いお貴族様だ。こんな場所に来るとしたら、その可能性が高い。
令嬢本人の証拠品は手に入れられなかったが、処理の手間が省けたとほくそ笑む。
「お前ら! 馬車の紋章を外して、金目のもんだけ運びだしたら、馬車を落とせっ!」
そう子分へ指示を出した。
以前は確か、窓の外は真っ黒な闇しかなかった。
けれど、魔王が復活した今……魔王城の窓からは、人間界と何ら変わらない景色が見えている。違うのは、昼間なのに太陽は無く、朧月夜のような空だ。といっても、月や星が出ているわけでもない。そう普通の月はね。暗いのに、視界が良好なのがとても不思議だ。
ただ、いくら視覚を強化しても、流石に遠い街並みまでは見えない。たぶん住んでいる者達は、人間ではなく魔族なのだろう。
視線を落とせば、魔王城の独特な雰囲気の庭が見える。忙しそうに行き交うのは、今まで居なかった使用人達だろう。耳は尖っているが、一見するとまるで人間だ。
――んんんっ!? あれはっ!?
「ちょっと、ノアっ! 私の目がおかしいのかしら? あそこにある、岩の階段に見覚えがあるのだけど」
私がしんどい思いをしながら登った、魔王が封印……いや、籠っていた場所に酷似している。しかも、氷柱のあった所には立派な魔王の銅像が建っていた。
いつの間に?
「目も頭も、おかしくありませんよ。あれは、確かに魔王が眠っていた場所です」
むむっ。頭とは、言っていませんが。
それはさておき、こんな近くなら転移すら必要なく、城から直接行けたではないか。首を傾げた私に、ノアは更に詳しく教えてくれた。
「残念ながら。魔王が復活する前は、この城の外……というより、魔界自体が閉ざされていましたので。城から出ることも、干渉することも不可能でした。唯一、行き来できる人間界のあの崖が、時空の切れ目であり、魔王の元へ行ける場所だったのです」
時空……?
つまり、私たちは場所を移動するだけではなかったのだ。だから、キーランの転移がいつもと違った感覚だったのかもしれない。
魔王城は魔界の中で、ノアたち魔族三人の為に魔王が残しておいた特別な場所なのだ、とノアは付け加えた。
「なるほどね。あっ! もしかして、あの魔石の核って……」
「はい。魔王の魔力で、魔界の地と共に肉体を取り戻しました」
ノアは、庭で働く使用人に目をやった。
あの魔石を踏まなくて良かったとつくづく思う。うん、出来れば最初から教えてほしかったです。
「ねえ、魔王と私の関係性って……」
ここぞとばかりに、尋ねようとした時だった。
「一体、どれ程待たせるつもりだ?」と、扉の方から静かな良い声が響いた。
ロランとキーランを従え、魔王が戻ってきたのだ。ノアは一歩下がり、お辞儀する。
「……ビーチェとの関係性か?」
魔王がノアとの会話に割って入ってきた。
いや、だからビーチェって……。仕方ない、思い切って本人に訊くことにする。
「はい。私が『鍵』だったのは理解しています。ただ、どうして……私だったのですか?」
「……………………」
沈黙が長い。
魔王は視線をノアに向けると、フッ――……と笑った。
――!?
え、笑顔!
魅力的なそれを見て、失神しなかった自分を褒めてあげたい。
「……して、その関係性は何だ?」
質問をそのままノアに問う。まさかの丸投げ……。
ノアは深いため息を吐いた。
「魔王にとって、ヒナの持つ魂は……かけがえのない存在なのです。つまり、ヒナとベアトリーチェはその生まれ変わり。ですから、何とも形容し難いのですよね? 我が王よ」
「うむ……そうだ」と、魔王はうなずいた。
かけがえのない存在とは?
やはり誰かの生まれ変わりで、魔王が自分の魔力を分け与える程の存在の魂を持っているってことかしら。
そういえば、初めから魔族のみんなは、私を姫と呼んでいた。とはいえ、親子でもなさそうだし。前世が妻だったのなら王妃よね?
結局、よくわからない。
だったら色々引っ括めて……。
「では、前世の私は、魔王にとって相棒だったのですか?」
「うむ……今は、それで良い」
今は、って。
何だか妥協しているような物言いだが、まぁ良しとしよう。だって、恋人とか夫婦だなんて言われても正直困るから。
さっきまで、握られていた手の感触を思い出すと、また顔が熱くなった。恋愛経験がないのだから……仕方ないじゃない!
「ね、ね、魔王様にノア~」
空気を読まない、マイペースなキーランが唐突に話し出した。
魔王はキーランに視線を移し、ノアは「何だ?」と返事をする。
「崖のとこに馬車を取りに行ってきたらさぁ、何かに襲われたのか、下に落ちてボロボロになってたんだよ。あ、俺が壊したんじゃないからね! 馬もいなくなっちゃってたし」
一応、大破した馬車は城の外に転移させてあるとキーランは言う。
「俺も確認したが、あれは賊の仕業だろう。ただ、馬車本体の残骸は残っていたが、公爵家の紋章が剥がされて無くなっていた。一部不自然に変形していたが、それは封印を解く時の熱風が漏れた影響だろうけどな」
やはり、賊は出たのだ!
ロランの話を聞いたノアは、ジゼルを連れて馬車の確認へと向かった。
◆◆◆
――時は少し遡る。
「御頭っ!! 公爵家の馬車がありましたぜっ!」
子分の一人が、山頂付近で見つけたと息を切らせながら戻ってきた。
大通りから森へ向かった辺りまでは、確かにちゃんと追えていたのだ。何処へ向かうのかはサッパリ分からなかったが、人の目に触れない森を選んでくれた事は有り難かった。
それなのに……どうしたことか、途中から見失ってしまう失態をおかした。
「でかした! 直ぐに向かうぞっ」
これで、依頼主にドヤされずに済む。聞いている話では、御者と侍女、それと公爵令嬢だけが乗っているだけだ。
さっさと殺して捨ててしまえばいい。幸い、山には崖や谷がたくさんある。遺体など、持ち帰らなくても問題ない。髪の毛か指の一本でもあれば証拠になるし、納得するだろう。
――が、馬車はもぬけの殻だった。
馬も逃げたのか、暴れた跡だけが残っている。
「くそっ!! どこへ行きやがった!」と子分達は声を荒げる。
周辺を探っても人の気配は無い。
「……確か、この令嬢は王子に婚約破棄されて追放されたんだよな?」
「あっ!! もしかして、ショックで自殺とかっ」
馬車の先には、見事な崖があった。
プライドの高いお貴族様だ。こんな場所に来るとしたら、その可能性が高い。
令嬢本人の証拠品は手に入れられなかったが、処理の手間が省けたとほくそ笑む。
「お前ら! 馬車の紋章を外して、金目のもんだけ運びだしたら、馬車を落とせっ!」
そう子分へ指示を出した。
10
あなたにおすすめの小説
婚約破棄された悪役令嬢、放浪先で最強公爵に溺愛される
鍛高譚
恋愛
「スカーレット・ヨーク、お前との婚約は破棄する!」
王太子アルバートの突然の宣言により、伯爵令嬢スカーレットの人生は一変した。
すべては“聖女”を名乗る平民アメリアの企み。でっち上げられた罪で糾弾され、名誉を失い、実家からも追放されてしまう。
頼る宛もなく王都をさまよった彼女は、行き倒れ寸前のところを隣国ルーヴェル王国の公爵、ゼイン・ファーガスに救われる。
「……しばらく俺のもとで休め。安全は保証する」
冷徹な印象とは裏腹に、ゼインはスカーレットを庇護し、“形だけの婚約者”として身を守ってくれることに。
公爵家で静かな日々を過ごすうちに、スカーレットの聡明さや誇り高さは次第に評価され、彼女自身もゼインに心惹かれていく。
だがその裏で、王太子とアメリアの暴走は止まらず、スカーレットの両親までもが処刑の危機に――!
前世の記憶を取り戻した元クズ令嬢は毎日が楽しくてたまりません
Karamimi
恋愛
公爵令嬢のソフィーナは、非常に我が儘で傲慢で、どしうようもないクズ令嬢だった。そんなソフィーナだったが、事故の影響で前世の記憶をとり戻す。
前世では体が弱く、やりたい事も何もできずに短い生涯を終えた彼女は、過去の自分の行いを恥、真面目に生きるとともに前世でできなかったと事を目いっぱい楽しもうと、新たな人生を歩み始めた。
外を出て美味しい空気を吸う、綺麗な花々を見る、些細な事でも幸せを感じるソフィーナは、険悪だった兄との関係もあっという間に改善させた。
もちろん、本人にはそんな自覚はない。ただ、今までの行いを詫びただけだ。そう、なぜか彼女には、人を魅了させる力を持っていたのだ。
そんな中、この国の王太子でもあるファラオ殿下の15歳のお誕生日パーティに参加する事になったソフィーナは…
どうしようもないクズだった令嬢が、前世の記憶を取り戻し、次々と周りを虜にしながら本当の幸せを掴むまでのお話しです。
カクヨムでも同時連載してます。
よろしくお願いします。
半妖の狐耳付きあやかし令嬢の婚約事情 ~いずれ王子(最強魔法使い)に婚約破棄をつきつけます!~
百門一新
恋愛
大妖怪の妖狐「オウカ姫」と、人間の伯爵のもとに生まれた一人娘「リリア」。頭には狐耳、ふわふわと宙を飛ぶ。性格は少々やんちゃで、まだまだ成長期の仔狐なのでくしゃみで放電するのもしばしば。そんな中、王子とのお見合い話が…嫌々ながらの初対面で、喧嘩勃発!? ゆくゆく婚約破棄で、最悪な相性なのに婚約することに。
※「小説家になろう」「カクヨム」にも掲載しています。
※ベリーズカフェに修正版を掲載、2021/8/31こちらの文章も修正版へと修正しました!
オバサンが転生しましたが何も持ってないので何もできません!
みさちぃ
恋愛
50歳近くのおばさんが異世界転生した!
転生したら普通チートじゃない?何もありませんがっ!!
前世で苦しい思いをしたのでもう一人で生きて行こうかと思います。
とにかく目指すは自由気ままなスローライフ。
森で調合師して暮らすこと!
ひとまず読み漁った小説に沿って悪役令嬢から国外追放を目指しますが…
無理そうです……
更に隣で笑う幼なじみが気になります…
完結済みです。
なろう様にも掲載しています。
副題に*がついているものはアルファポリス様のみになります。
エピローグで完結です。
番外編になります。
※完結設定してしまい新しい話が追加できませんので、以後番外編載せる場合は別に設けるかなろう様のみになります。
キズモノ転生令嬢は趣味を活かして幸せともふもふを手に入れる
藤 ゆみ子
恋愛
セレーナ・カーソンは前世、心臓が弱く手術と入退院を繰り返していた。
将来は好きな人と結婚して幸せな家庭を築きたい。そんな夢を持っていたが、胸元に大きな手術痕のある自分には無理だと諦めていた。
入院中、暇潰しのために始めた刺繍が唯一の楽しみだったが、その後十八歳で亡くなってしまう。
セレーナが八歳で前世の記憶を思い出したのは、前世と同じように胸元に大きな傷ができたときだった。
家族から虐げられ、キズモノになり、全てを諦めかけていたが、十八歳を過ぎた時家を出ることを決意する。
得意な裁縫を活かし、仕事をみつけるが、そこは秘密を抱えたもふもふたちの住みかだった。
ゲームには参加しません! ―悪役を回避して無事逃れたと思ったのに―
冬野月子
恋愛
侯爵令嬢クリスティナは、ここが前世で遊んだ学園ゲームの世界だと気づいた。そして自分がヒロインのライバルで悪役となる立場だと。
のんびり暮らしたいクリスティナはゲームとは関わらないことに決めた。設定通りに王太子の婚約者にはなってしまったけれど、ゲームを回避して婚約も解消。平穏な生活を手に入れたと思っていた。
けれど何故か義弟から求婚され、元婚約者もアプローチしてきて、さらに……。
※小説家になろう・カクヨムにも投稿しています。
前世では美人が原因で傾国の悪役令嬢と断罪された私、今世では喪女を目指します!
鳥柄ささみ
恋愛
美人になんて、生まれたくなかった……!
前世で絶世の美女として生まれ、その見た目で国王に好かれてしまったのが運の尽き。
正妃に嫌われ、私は国を傾けた悪女とレッテルを貼られて処刑されてしまった。
そして、気づけば違う世界に転生!
けれど、なんとこの世界でも私は絶世の美女として生まれてしまったのだ!
私は前世の経験を生かし、今世こそは目立たず、人目にもつかない喪女になろうと引きこもり生活をして平穏な人生を手に入れようと試みていたのだが、なぜか世界有数の魔法学校で陽キャがいっぱいいるはずのNMA(ノーマ)から招待状が来て……?
前世の教訓から喪女生活を目指していたはずの主人公クラリスが、トラウマを抱えながらも奮闘し、四苦八苦しながら魔法学園で成長する異世界恋愛ファンタジー!
※第15回恋愛大賞にエントリーしてます!
開催中はポチッと投票してもらえると嬉しいです!
よろしくお願いします!!
悪役令嬢の断罪――え、いま婚約破棄と?聞こえませんでしたわ!
ちゃっぴー
恋愛
公爵令嬢アクア・ラズライトは、卒業パーティーの最中に婚約者であるジュリアス殿下から「悪役令嬢」として断罪を突きつけられる。普通なら泣き崩れるか激昂する場面――しかし、超合理的で節約家なアクアは違った。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる