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新しい関係
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一応、この世界にはちょっとしたルールがある。
この世界における俺の知り合いは、あくまで転生前の世界で知り合った相手をモデルにして再構築して作られた別のキャラと言う扱いになるようだ。
故に、転生前の記憶はそうして作られたキャラとして生活した記憶を前世での記憶に寄せた物として共有している。
分かりやすく言うなら俺は現世でひーちゃんに告白した訳だが、それもこの世界では家族として愛を伝えたと言う事実に留めたと記憶されている、みたいな。
設定を変えて違和感が無いように、この世界の設定もまた上手く調整されているようである。
さて、なんでこんな話をしたのかと言うとだが、コイツは確かに俺を突き飛ばしたと今ハッキリ言ったのだ。
その事実は確かに前世での記憶であり、この世界での俺は生きてる訳で。
本来なら俺を突き飛ばしたなんて事実はこの世界で存在する筈がない。
つまり、だ。
その事実を知ってるのは犯人以外にいない。
「何が目的だ?」
「どう言う意味?」
「いや、こっちのセリフなんだが…。
なら言ってやる。
お前は前世の世界で俺を突き飛ばしてトラックに轢かせた。
その後にこいつ、リオの知り合いと結託して新しい世界を作って、俺を引き込んだ。
一体何が目的でそんな事を…。」
「だから、意味が分からない。
私は確かにあなたを突き飛ばした。
そしてその後に私も自殺したし、それで終わりだよ。」
やっぱ無理心中かぁ…。
事前に聞いてたけど改めて本人に言われると恐怖もまた一入である。
いや、そもそも本人に直接言われる機会なんて本来無い訳だが……。
それにしても…。
「どう言う事だ…?」
まだコイツの事を信じた訳じゃない。
でも仮にコイツが言う事を信じるなら…。
「つまり、俺を殺した奴と、この世界を作った奴は別…って事か…?」
「そう言う事になりますね…。」
いつの間にか隣に来ていたリオも同意する。
「ちょいちょい悠ちゃん、俺達さっきから何が何だかさっぱり…。」
「私達にも分かるように説明してよ。」
秋名、日奈美が口を挟む。
うーん…どう説明したものか…。
「目を覚まして気が付いたらここに居て、悠太も居るって分かってチャンスだと思ったの…!
今ならまたやり直せるかもって。」
一方の志麻はまだ自分の世界に浸っていた。
「いや、無理だろ…。
お前そもそも俺を殺してるんだぞ?」
「それは、だって…あれからまた一人になって寂しくて、全部投げ出して逃げて来たらその先に悠太が居た。
それを見たらもうなんか全部どうでも良くなったの。
このまま一緒に死のうって思ったんだもん。」
「うわぁ…。」
これには満場一致でこの反応である。
完璧に貰い事故。
本当一々怒りが一周回って恐怖に変わる系女子である。
いや、なんでもかんでも【系女子】ってつけたら可愛いと思うなよバカヤロウw
……とは言えどうすっかな…コイツ。
俺にトラウマを与え、更には無理心中までさせてきたやつである。
でもコイツをそのまま野放しにするのもなぁ…。
それはそれでまた恐怖になりうる...。
「やっぱ迷惑だよね、こんなクソ自己中女に付き纏われるなんて。」
「いや…分かってんなら……そうだな、お前はそうだったな…。」
もはやここまで来たら今更である。
でも志麻はそんな俺の反応に怒りもせずに少し寂しそうな表情を浮かべる。
そして急に泣き……え?泣き出した!?このタイミングで!?
嘘だろ……泣きたいのは俺の方なんだが……。
「そうだよ。
私は重くてめんどくさい。
そんな事、本当は自分でも分かってる。
でもどうして良いか分かんないんだもん。
今だってこう言ったら否定して貰えるって否定の言葉を待ってて…本当バカみたい。
こんな自分が……本当に大嫌い。」
実際そうなのだろう。
生きてると期待だってする。
でも実際にはその期待に手が届かなくて。
自分で自分の期待を裏切ってしまう。
ここでこうしてたら良かったのに、なんでそんな事も出来ないんだと、後悔のたらればで自分自身を責め立てる。
嫌われたくないからと誰かのせいにも出来なくて、まして自分から誰かを嫌いになれなくて。
だから結局自分を嫌いになって、全てが自分のせいのように思えてまた嫌いになって。
いつからか自分で自分を肯定出来なくなる。
自分が正しいと言う思いも信じられなくなる。
だから結局他人に依存するしかなくて、他人からの肯定や、指標の提示を求めてしまう。
「私なんか、転生しなければ良かったのに。
そしたらもっと楽しい学校生活送れたのにね。」
本当に申し訳なさそうな表情で志麻は言う。
「あぁ、本当にそう思うよ。」
でもだからと言って遠慮はしない。
「だから私は…。」
フェンスの方に目を向ける志麻。
「え、ちょ!?何する気!? 」
そのままそちらに向かって歩き出す志麻に日奈美が叫ぶ。
「だって……私みたいなクズにはもう生きてる価値も理由もないもん。」
そう言ってフェンスの前に着くと、そこに手を掛け……。
「甘ったれんな!」
「っ…!?」
そこで俺は叫ぶ。
「誰かにそんな事無いって否定してもらえると思ったら大間違いだ!
何もしないで誰かに愛されるなんて思うな!」
彼女はこれまでずっとそんな存在を求めて生きてきたのだ。
そうする事で、自分が認められなかった自分を保っていた。
そんな彼女にとって1人になる事がどんなに辛く、恐怖を感じる事なのか。
それはこうして自ら命を絶ちたくなってしまう物なのだろう。
気に入らねぇな。
「散々迷惑かけといて嫌われて、捨てられたか自殺だ?ふざけんな!
減ったならその分また増やせばいいだろ。
お前のケツくらいお前が拭け!
その上でどうしたいか、お前が決めやがれ!」
「わた、しは…。」
「悠太さん…女子にケツ拭けってセクハラ…。 」
リオに冷静にツッコまれてしまった。
「い、今真面目な話してんだっての! 」
「私は…もう一人になりたくない!!
でも…良いの?私なんかが…誰かを求めて。 」
思いのまま彼女は叫ぶ。
「そんなの俺が知るか。
お前が決めろ。」
「じゃあもう一回私と付き合っ…!「それは無理。」」
「秒で断るじゃん…。」
涙目で睨んでくる志麻。
「当たり前だろ?お前が俺にした事を考えろ。」
「うぅぅぅっ…!」
可愛いく唸っても駄目です。
コイツ、性格は本当アレ…だけど見た目は普通に可愛いんだよなぁ…。
性格は本当アレだけど(2回目)
「でもまぁ…お前をほっとくと何しでかすか分からないしなぁ…。
後ろから刺されるかもしれないし今みたいに自殺しようとするかもしれないし。」
「それは…。」
うん、そこは秒で否定してほしかったんだわ…。
「…だから、目の届く所に置いておく必要がある。」
「また付き合ってくれるって事!?分かった!24時間ずっと一緒に居るね!?」
「ちげぇわ!?」
本当怖いなwなんでそんな都合良いとこだけポジティブなのかしらこの子w
「だからその、友達な。」
「とも、だち?」
「そうだ。」
「じゃあ毎日電話して良いの!?」
「それは駄目…。」
「じゃあメール…。」
「すぐ返せなくて良いなら…。」
「え?2秒でしょ? 」
早くも自分の発言を取り消したくなってきた…。
コイツと友達付き合いとか本当に出来るのかしらん…。
真実は神のみぞ知る…。
この世界における俺の知り合いは、あくまで転生前の世界で知り合った相手をモデルにして再構築して作られた別のキャラと言う扱いになるようだ。
故に、転生前の記憶はそうして作られたキャラとして生活した記憶を前世での記憶に寄せた物として共有している。
分かりやすく言うなら俺は現世でひーちゃんに告白した訳だが、それもこの世界では家族として愛を伝えたと言う事実に留めたと記憶されている、みたいな。
設定を変えて違和感が無いように、この世界の設定もまた上手く調整されているようである。
さて、なんでこんな話をしたのかと言うとだが、コイツは確かに俺を突き飛ばしたと今ハッキリ言ったのだ。
その事実は確かに前世での記憶であり、この世界での俺は生きてる訳で。
本来なら俺を突き飛ばしたなんて事実はこの世界で存在する筈がない。
つまり、だ。
その事実を知ってるのは犯人以外にいない。
「何が目的だ?」
「どう言う意味?」
「いや、こっちのセリフなんだが…。
なら言ってやる。
お前は前世の世界で俺を突き飛ばしてトラックに轢かせた。
その後にこいつ、リオの知り合いと結託して新しい世界を作って、俺を引き込んだ。
一体何が目的でそんな事を…。」
「だから、意味が分からない。
私は確かにあなたを突き飛ばした。
そしてその後に私も自殺したし、それで終わりだよ。」
やっぱ無理心中かぁ…。
事前に聞いてたけど改めて本人に言われると恐怖もまた一入である。
いや、そもそも本人に直接言われる機会なんて本来無い訳だが……。
それにしても…。
「どう言う事だ…?」
まだコイツの事を信じた訳じゃない。
でも仮にコイツが言う事を信じるなら…。
「つまり、俺を殺した奴と、この世界を作った奴は別…って事か…?」
「そう言う事になりますね…。」
いつの間にか隣に来ていたリオも同意する。
「ちょいちょい悠ちゃん、俺達さっきから何が何だかさっぱり…。」
「私達にも分かるように説明してよ。」
秋名、日奈美が口を挟む。
うーん…どう説明したものか…。
「目を覚まして気が付いたらここに居て、悠太も居るって分かってチャンスだと思ったの…!
今ならまたやり直せるかもって。」
一方の志麻はまだ自分の世界に浸っていた。
「いや、無理だろ…。
お前そもそも俺を殺してるんだぞ?」
「それは、だって…あれからまた一人になって寂しくて、全部投げ出して逃げて来たらその先に悠太が居た。
それを見たらもうなんか全部どうでも良くなったの。
このまま一緒に死のうって思ったんだもん。」
「うわぁ…。」
これには満場一致でこの反応である。
完璧に貰い事故。
本当一々怒りが一周回って恐怖に変わる系女子である。
いや、なんでもかんでも【系女子】ってつけたら可愛いと思うなよバカヤロウw
……とは言えどうすっかな…コイツ。
俺にトラウマを与え、更には無理心中までさせてきたやつである。
でもコイツをそのまま野放しにするのもなぁ…。
それはそれでまた恐怖になりうる...。
「やっぱ迷惑だよね、こんなクソ自己中女に付き纏われるなんて。」
「いや…分かってんなら……そうだな、お前はそうだったな…。」
もはやここまで来たら今更である。
でも志麻はそんな俺の反応に怒りもせずに少し寂しそうな表情を浮かべる。
そして急に泣き……え?泣き出した!?このタイミングで!?
嘘だろ……泣きたいのは俺の方なんだが……。
「そうだよ。
私は重くてめんどくさい。
そんな事、本当は自分でも分かってる。
でもどうして良いか分かんないんだもん。
今だってこう言ったら否定して貰えるって否定の言葉を待ってて…本当バカみたい。
こんな自分が……本当に大嫌い。」
実際そうなのだろう。
生きてると期待だってする。
でも実際にはその期待に手が届かなくて。
自分で自分の期待を裏切ってしまう。
ここでこうしてたら良かったのに、なんでそんな事も出来ないんだと、後悔のたらればで自分自身を責め立てる。
嫌われたくないからと誰かのせいにも出来なくて、まして自分から誰かを嫌いになれなくて。
だから結局自分を嫌いになって、全てが自分のせいのように思えてまた嫌いになって。
いつからか自分で自分を肯定出来なくなる。
自分が正しいと言う思いも信じられなくなる。
だから結局他人に依存するしかなくて、他人からの肯定や、指標の提示を求めてしまう。
「私なんか、転生しなければ良かったのに。
そしたらもっと楽しい学校生活送れたのにね。」
本当に申し訳なさそうな表情で志麻は言う。
「あぁ、本当にそう思うよ。」
でもだからと言って遠慮はしない。
「だから私は…。」
フェンスの方に目を向ける志麻。
「え、ちょ!?何する気!? 」
そのままそちらに向かって歩き出す志麻に日奈美が叫ぶ。
「だって……私みたいなクズにはもう生きてる価値も理由もないもん。」
そう言ってフェンスの前に着くと、そこに手を掛け……。
「甘ったれんな!」
「っ…!?」
そこで俺は叫ぶ。
「誰かにそんな事無いって否定してもらえると思ったら大間違いだ!
何もしないで誰かに愛されるなんて思うな!」
彼女はこれまでずっとそんな存在を求めて生きてきたのだ。
そうする事で、自分が認められなかった自分を保っていた。
そんな彼女にとって1人になる事がどんなに辛く、恐怖を感じる事なのか。
それはこうして自ら命を絶ちたくなってしまう物なのだろう。
気に入らねぇな。
「散々迷惑かけといて嫌われて、捨てられたか自殺だ?ふざけんな!
減ったならその分また増やせばいいだろ。
お前のケツくらいお前が拭け!
その上でどうしたいか、お前が決めやがれ!」
「わた、しは…。」
「悠太さん…女子にケツ拭けってセクハラ…。 」
リオに冷静にツッコまれてしまった。
「い、今真面目な話してんだっての! 」
「私は…もう一人になりたくない!!
でも…良いの?私なんかが…誰かを求めて。 」
思いのまま彼女は叫ぶ。
「そんなの俺が知るか。
お前が決めろ。」
「じゃあもう一回私と付き合っ…!「それは無理。」」
「秒で断るじゃん…。」
涙目で睨んでくる志麻。
「当たり前だろ?お前が俺にした事を考えろ。」
「うぅぅぅっ…!」
可愛いく唸っても駄目です。
コイツ、性格は本当アレ…だけど見た目は普通に可愛いんだよなぁ…。
性格は本当アレだけど(2回目)
「でもまぁ…お前をほっとくと何しでかすか分からないしなぁ…。
後ろから刺されるかもしれないし今みたいに自殺しようとするかもしれないし。」
「それは…。」
うん、そこは秒で否定してほしかったんだわ…。
「…だから、目の届く所に置いておく必要がある。」
「また付き合ってくれるって事!?分かった!24時間ずっと一緒に居るね!?」
「ちげぇわ!?」
本当怖いなwなんでそんな都合良いとこだけポジティブなのかしらこの子w
「だからその、友達な。」
「とも、だち?」
「そうだ。」
「じゃあ毎日電話して良いの!?」
「それは駄目…。」
「じゃあメール…。」
「すぐ返せなくて良いなら…。」
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真実は神のみぞ知る…。
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