彼女に振られた俺の転生先が高校生だった。それはいいけどなんで元カノ達まで居るんだろう。

遊。

文字の大きさ
68 / 258

レッツクルージング!アイム苦ーしんぐ、、

しおりを挟む
「あいたた……。

ハルたんってば本気で叩くんだもん...。」

あの後、根掘り葉掘りこの1週間の事を聞き出された訳だが...。

「えー!あの時悠さんも居たんだ!?

それは流石にちょっと恥ずかしいかなぁ…。」

苦笑いの八重音。

「万死に値するな…。」

冷めた目で見る宮戸。

「と言うか悪いのは連れて行った瑞穂じゃない...全く...。」

言いながら瑞穂の頭にチョップする会長。

「あだっ!?」

「私とデートする前にそんな事してたなんて...うらやま…ゲフンゲフン、けしからん!悠太!今から私とオゾンに!」

そして志麻は志麻で結局本音を隠しきれてなくて草。

「今から合宿だっての…。」

「ぴえん...。」

と言うか行ってどうするつもりだ...。

もうランジェリーショップは出禁だからな...。

そうじゃなくても行かないんだからねっ!

「お兄ちゃん、合宿が終わったら私ともデートだからね?」

「え、まさかひーちゃんまで!?」

「ちがっ!?流石にそんな所に誘わないから!?」

だよな、そりゃそうだよな。

流石に実の妹とそんな状況になれば大問題である。

家族会議待った無しである。

「ま、まりはちょっと恥ずかしいけど悠にぃが一緒に行きたいっていうなら...」

「まりちゃん!?」

「ちょ!?それは反則!」

茉里愛の反応は流石に日奈美にも予想外だったらしい。

「な、なら私も少しくらいなら...。」

「ひーちゃん!?

洗脳されないで!?痛い痛い!?」

思いっきりつねられた!

「変態...。」

ゴミを見るような目の美江。

せっかく会長のおかげで話が流れたかと思ったのに結局これである...。

とほほ...。

でもつねる手だけじゃなくしがみついてる腕も離そうとしないのは拒絶からの反応って訳でもないのかも?

とも思える。

...なんだか変な感じだよなぁ。

数年前までの俺達は確かに恋人で、そしてちょっと前までは他人以下の関係にまで成り下がってしまっていた筈なのに。

最近は少しずつまた距離が近づいて。

今はなんだかんだコイツとまた話せなくなるのが嫌だと思ってるんだな。

「なぁ美江。 」

「話しかけんで変態。」

えぇ...これ本当に大丈夫なのかしらん...。

とまぁ、色々(意味深)…本当に色々(更に意味深)あったけど早速俺達は会長の親戚が持つ別荘に向かう為に船に乗る事になった訳だが。

デカイ...な。

今俺達が居る船着き場に停められていたのは、いかにも高級感あるクルージングボートだ。

生前の社員旅行で観光した際に乗った事があるフェリーとは違い、客室が備え付けられている。

しかもその客室もその辺のビジホなんかよりよっぽど立派な作りになっていて、ジャグジー付きのバスルームまで備え付けられているらしい。

また広々とした展望デッキからは広大な海を一望出来る。

今回はそれなりの人数での乗船な訳だが、元々の広さもあって観光でフェリーに乗った時のような窮屈感が一切無い。

圧倒的人口密度の低さ。

正直こんなのをこんな人数で使って良いのかと言う贅沢感。

「目的地の別荘まで少し時間がかかるからゆっくりしてて。

客室は二人部屋だから自由に使ってくれていいし、展望デッキで海を眺めるでも良いし、各自自由に過ごして。」

会長がそう言いながら客室に案内してくれる。

「じゃぁ、お兄ちゃん、行こっか。」

「おう。」

「ちょいちょいちょいちょい!?」

「ほ?」

会長から鍵を受け取り、日奈美と共に部屋に向かおうとすると会長に後ろ襟を掴まれた。

ぐえっ。

「何ナチュラルに妹と相部屋しようとしてんの!?」

「は!?しまった!つい癖で!」

「つい癖で!?

もはや日常化してるの!?」

「あはは……やだなぁ、たまにですよたまに。」

「いや……たまにって……。」

「多くても2日に一回とかですって。」

「言い訳する気ある!?」

あるぇ……?

勉強してる時に突撃してきて以降、日奈美は度々部屋に来るようになった。

一緒に勉強する事もあれば、膝の上に座って漫画を読んだりする事もある。

本当そう言うの大変なんだからね!

主に俺の理性が、、

良いぞもっとやれw

「このシスコン……。」

おぅふ……。

美江がゴミを見るような目で言ってくる。

「ずるい!私も悠太と同じ部屋が良い!」
 
と、ここで話に割り込んで来たのは志麻だ。

「良いけどクローゼットにしまい込むからな。

志麻だけに。」

「酷い!?でもそれはそれでありかも…。」

あぁ…この子最近ぞんざいに扱い過ぎてドMになってきてる…。

「隙間から合法的に寝顔を覗けるし夜這いもかけれる!」

「あ、やっぱ無しで。」

「ぴえん…。」

訂正、志麻は志麻でした…。

「まりも悠にぃと同じ部屋が良い!」

「まりちゃんもか。」

「それでずっとぎゅーってするの!」

嬉しいけどだからそれは俺の理性が持ちそうにないw

「悠太!私と一緒の部屋になればもう一人入れるよ!」

次に口を開いたのは絵美だ。

「え?」

「うーん、でも悠太にはちょっと小さいかなぁ?」

言いながら大きな鞄を開け始める絵美。

中から出てきたのは大きなケージだ。

「いや絵美それ人間が入るやつやないで!?」

それにそうツッコミを入れるのは蘭ちゃんだ。

随分大きな荷物を持ってるなと思ってたらケージを入れてたのかw

「なら悠ちゃん、俺と一緒に使えば良いだろ。」

ここで秋名たんが誘ってくる。

「…いや、それなら智くんで。」

「ちょwなんか振られたんだがw」

「ばっか、美少女がダメなら美少年の方が良いに決まってんだろ。」

「ひでぇw」

「良い!悠兄!最高!」

鼻血を垂らしながらサムズアップしてくるハッチーこと美紀。

とりあえず鼻血を拭きなさい…。

「僕は勿論おっけーだよ!」

よし、交渉成立。

「日奈美、悪いがお前は美江と組んでやってくれ。

朝の道中もだいぶ心細かっただろうし。」

「うん、分かった。

行こ、美江ちゃん。」

「うん。」

そう返事を返すと、美江は一瞬俺に目を向けて
…目が合うとすぐにプイっと背けた。

おぉん…。

「えー?あたしも立候補したかたったんだけどなー。」

そう口を開いたのは頭に漫画みたいなバツの字絆創膏を付けた瑞穂だ。

それはツッコミ待ちなのかしらん…。

「いやお前…何がもくて…」

そう言うと瑞穂は急激に距離を詰めて来て耳元で囁く。

「実は今日さ、こないだ選んでもらった下着つけて来てるんだよね。」

ぶふぅ!?

「だから、見せてあげよっか?」

更にそんな風に囁いてくる。

「と、唐突に何言ってんだよ!?」

「あはは!真っ赤になって動揺しちゃって~可愛いな~!」

「瑞穂?」

そこで冷気を放ちながら会話に割り込んで来たのは会長だ。

「ひぃっ!?」

「どうやらまだ反省が足りないみたいね?」

結局瑞穂は会長と組む事になる訳だが…。

その後瑞穂がどうなったのかは皆様のご想像にお任せしようと思う…。

だって考えるの怖いし…。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

隣に住んでいる後輩の『彼女』面がガチすぎて、オレの知ってるラブコメとはかなり違う気がする

夕姫
青春
【『白石夏帆』こいつには何を言っても無駄なようだ……】 主人公の神原秋人は、高校二年生。特別なことなど何もない、静かな一人暮らしを愛する少年だった。東京の私立高校に通い、誰とも深く関わらずただ平凡に過ごす日々。 そんな彼の日常は、ある春の日、突如現れた隣人によって塗り替えられる。後輩の白石夏帆。そしてとんでもないことを言い出したのだ。 「え?私たち、付き合ってますよね?」 なぜ?どうして?全く身に覚えのない主張に秋人は混乱し激しく否定する。だが、夏帆はまるで聞いていないかのように、秋人に猛烈に迫ってくる。何を言っても、どんな態度をとっても、その鋼のような意思は揺るがない。 「付き合っている」という謎の確信を持つ夏帆と、彼女に振り回されながらも憎めない(?)と思ってしまう秋人。これは、一人の後輩による一方的な「好き」が、平凡な先輩の日常を侵略する、予測不能な押しかけラブコメディ。

至れり尽くせり!僕専用メイドの全員が溺愛してくる件

こうたろ
青春
普通の大学生・佐藤健太は目覚めると、自宅が豪華な洋館に変わり10人の美人メイドたちに「お目覚めですか、ご主人様?」と一斉に迎えられる。いつの間にか彼らの“専属主人”になっていた健太は戸惑う間もなく、朝から晩までメイドたちの超至れり尽くせりな奉仕を受け始める。

陰キャの俺が学園のアイドルがびしょびしょに濡れているのを見てしまった件

暁ノ鳥
キャラ文芸
陰キャの俺は見てしまった。雨の日、校舎裏で制服を濡らし恍惚とする学園アイドルの姿を。「見ちゃったのね」――その日から俺は彼女の“秘密の共犯者”に!? 特殊な性癖を持つ彼女の無茶な「実験」に振り回され、身も心も支配される日々の始まり。二人の禁断の関係の行方は?。二人の禁断の関係が今、始まる!

学年一可愛いS級の美少女の令嬢三姉妹が、何故かやたらと俺の部屋に入り浸ってくる件について

沢田美
恋愛
名門・雄幸高校で目立たず生きる一年生、神谷悠真。 クラスでは影が薄く、青春とは無縁の平凡な日々を送っていた。だがある放課後、街で不良に絡まれていた女子生徒を助けたことで、その日常は一変する。救った相手は、学年一の美少女三姉妹として知られる西園寺家の次女・優里だった。さらに家に帰れば、三姉妹の長女・龍華がなぜか当然のように悠真の部屋に入り浸っている。名門令嬢三姉妹に振り回されながら、静かだったはずの悠真の青春は少しずつ騒がしく揺れ始める。

俺は陰キャだったはずなのに……なぜか学園内でモテ期が到来した件

こうたろ
青春
友人も恋人も居ないボッチ学生だった山田拓海が何故かモテだしてしまう。 ・学園一の美人で、男女問わず憧れの的。 ・陸上部のエースで、明るく活発なスポーツ女子。 ・物静かで儚げな美術部員。 ・アメリカから来た金髪碧眼でハイテンションな留学生。 ・幼稚園から中学まで毎朝一緒に登校していた幼馴染。 拓海の生活はどうなるのか!?

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

『専属メイド全員が重すぎる愛で迫ってくる!~大学生の僕、11人?の美女に24時間甘やかされ尽くす生活~』

まさき
青春
僕は、ちょっと普通じゃない日常を送ることになった――それは、専属メイドが全員僕のことを溺愛してくれる暮らしだ。 朝は髪を整えてくれるリナ、朝食で笑顔を見せてくれるミユ、どの瞬間も全力で僕を甘やかす。掃除、料理、悩み相談まで、僕のためだけに動くメイドたち。 「ご主人様の笑顔が見たいんです」 その一言で、僕の毎日はちょっとドキドキ、ちょっと幸せ。 全員が僕を独占したいと競い合う日常の中、僕はどうやってこの溺愛地獄(?)を生き抜けばいいのか――!? 甘々、至れり尽くせりの日常ラブコメ、開幕。 ​「作品への感想代わりの『いいね❤️』や『エール📣』、心よりお待ちしております。」 ​「【応援のお願い】『いいね❤️』や『エール📣』をいただけると、作者のモチベーションが爆上がりします!」 ​「最後までお読みいただきありがとうございます。温かい『いいね❤️』が更新の支えです。」

クラスで1番の美少女のことが好きなのに、なぜかクラスで3番目に可愛い子に絡まれる

グミ食べたい
恋愛
高校一年生の高居宙は、クラスで一番の美少女・一ノ瀬雫に一目惚れし、片想い中。 彼女と仲良くなりたい一心で高校生活を送っていた……はずだった。 だが、なぜか隣の席の女子、三間坂雪が頻繁に絡んでくる。 容姿は良いが、距離感が近く、からかってくる厄介な存在――のはずだった。 「一ノ瀬さんのこと、好きなんでしょ? 手伝ってあげる」 そう言って始まったのは、恋の応援か、それとも別の何かか。 これは、一ノ瀬雫への恋をきっかけに始まる、 高居宙と三間坂雪の、少し騒がしくて少し甘い学園ラブコメディ。

処理中です...