にゃんこ生活

如月由美

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第四話

昔の友達

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うん?君は確か。
霧の中にうっすり姿が見えてきた。
「マ…」

「ねぇ、ねぇってば、マール」
ココは、寝ているマルをかまって欲しそうに起こした。
「むにゃむにゃ……は!」
「こっここは!?」
マルは周りを見渡した。
「どうしたのマル!?」
マルが起きたとき少しだけココはビックリしていた。

「悪夢でも、見てたの?」
「あくむではないと思う。」
「じゃあ、どんな夢?」
「昔のたった一人の友達が夢に出てきたんだ」
「マルの昔の友達ってどんな子だったの?」
そのとき、カールは既に起きていた。

「おっ、カール起きてたか 珍しいな。」
「まぁ、僕も少し驚いたよ。」
カールはほとんどお昼に起きるのに、今日は珍しく九時半に起床した。
「んで、どんな子だったの?」
「あの子も、子猫だった。」
ココは、マルに質問をした。
「マルと一緒に行動してたの?」
マルは、質問を聞いたあと気まずそうな顔をした。
「あの子と一緒にいた時間はたった1ヶ月だけだった」
「違うやつと、一緒にいたの?」
マルは二つ目の質問を聞いたらもっと気まずそうな顔をした。
「ウン、十匹ぐらいの集団のネコだった」
「あっ、だったらその集団に入れば良かったじゃん!」
「それは、入る前から無理だった」
「なんで…いや、この質問はやっぱりいい」
「そうなの?」
「うん、なんかごめんね」



~続く~







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