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覚醒
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廉 「何やってんだよ・・・って、その顔どうした!?」
柚月「いたたた・・・。これ?まこがしてくれたの。」
廉 「陣内は派手だもんな。まぁ、お前の顔も見れなくはない。」
柚月「どうせあれでしょ?お分かり頂けだけたであろうか?みたいな?」
廉 「ホラーじゃねぇよ(笑)はいはい、可愛いと思いまーす。」
ポリポリ頭を掻来ながら照れ臭そうに俯く廉に連鎖してしまい、あたしまで恥ずかしくなってしまう。
柚月「教室、戻ろうよ。」
廉 「それに関しては嫌だね。」
柚月「じゃぁ、あたしもここに残る。」
廉 「大好きな桂太先生の授業、出なくていいのかよ?」
柚月「いいの。今は廉の方が大事だから・・・あ?」
自分の発言に驚いた。
とても自然に出た言葉だったから。嘘偽り一つ無い、自分の心が発信した気持ち・・・。
そうだ。きっとあたしは幻の恋に恋い焦がれていただけだったのかもしれない。
恋という名に憧れ、背伸びをして描いた恋に妄想をして。
勝手に彷徨っていただけだったんだ・・・。
廉 「焦らなくていいから。」
柚月「え?」
廉 「独りよがりの恋で構わなかったんだ。ただ、いつかそのうち・・・、この想いがお前に叶います様にって思ってただけ。」
柚月「廉。あのね、あたし桂太先生の事・・・」
廉 「お前のおかげで気付いたよ。ずっと逃げて来てたんだ。自分が傷付く事から。」
廉の中にある黒い塊。
まだまだ鍵は見つかる気配はない。でも、この塊を溶かしてあげたい。少しでも小さく丸く・・・。穏やかな心にしてあげたい。
廉 「柚月の心が誰に向いててもいい。俺はお前が好きだ。だから、待ってる・・・」
柚月「・・・たい。」
廉 「え?」
柚月「頭、痛い・・・。」
廉があたしの額に手をあてた。
廉 「熱っ!お前、熱あるじゃん!!」
柚月「走り回ったからかな?何か・・・フワフワする。」
廉 「保健室行くぞ。歩けるか?」
柚月「嫌だ。廉と一緒じゃなきゃ・・・」
ぼんやりとした記憶の中、廉はあたしを軽々と背負い、走り出した。
その後の記憶は覚えていない。
それから、どのくらいの時間が経ったのだろう?目を覚ましたあたしの視界に映ったのは。保健室の天井と・・・。
ベットの横に座っている桂太先生だった。
桂太「目、覚めたみたいだね。大丈夫?」
柚月「桂太先生、どうしてここにいるんですか?」
桂太「廉が古川さんをおんぶして保健室に運んで来たって聞いてさ。仮病だと思ってたけど、本当に体調が悪かったんだね。疑ってごめん。」
柚月「いえ。あの時は仮病ですから疑って下さい。・・・ところで廉は?」
桂太「実は、あいつも熱があったみたいで。早退したよ。昨日の雨に打たれたせいだよね。俺が悪い。ごめんね。」
廉の体調の変化に気付いてあげれなかった。見抜けなかった。
あの時、廉に会えた事で気が緩み、廉が自分の想いを話してくれた事に戸惑い。
挙げ句の果てには、保健室まで運んでもらって・・・。
結局、あたしは廉に迷惑しかかけていない。自分を軸にしてしか動けていない。
本当に・・・情けない。
あたしはベットから身体を起こし、廉の事も心配だった為、桂太先生に早退する事を告げた。
柚月「いたたた・・・。これ?まこがしてくれたの。」
廉 「陣内は派手だもんな。まぁ、お前の顔も見れなくはない。」
柚月「どうせあれでしょ?お分かり頂けだけたであろうか?みたいな?」
廉 「ホラーじゃねぇよ(笑)はいはい、可愛いと思いまーす。」
ポリポリ頭を掻来ながら照れ臭そうに俯く廉に連鎖してしまい、あたしまで恥ずかしくなってしまう。
柚月「教室、戻ろうよ。」
廉 「それに関しては嫌だね。」
柚月「じゃぁ、あたしもここに残る。」
廉 「大好きな桂太先生の授業、出なくていいのかよ?」
柚月「いいの。今は廉の方が大事だから・・・あ?」
自分の発言に驚いた。
とても自然に出た言葉だったから。嘘偽り一つ無い、自分の心が発信した気持ち・・・。
そうだ。きっとあたしは幻の恋に恋い焦がれていただけだったのかもしれない。
恋という名に憧れ、背伸びをして描いた恋に妄想をして。
勝手に彷徨っていただけだったんだ・・・。
廉 「焦らなくていいから。」
柚月「え?」
廉 「独りよがりの恋で構わなかったんだ。ただ、いつかそのうち・・・、この想いがお前に叶います様にって思ってただけ。」
柚月「廉。あのね、あたし桂太先生の事・・・」
廉 「お前のおかげで気付いたよ。ずっと逃げて来てたんだ。自分が傷付く事から。」
廉の中にある黒い塊。
まだまだ鍵は見つかる気配はない。でも、この塊を溶かしてあげたい。少しでも小さく丸く・・・。穏やかな心にしてあげたい。
廉 「柚月の心が誰に向いててもいい。俺はお前が好きだ。だから、待ってる・・・」
柚月「・・・たい。」
廉 「え?」
柚月「頭、痛い・・・。」
廉があたしの額に手をあてた。
廉 「熱っ!お前、熱あるじゃん!!」
柚月「走り回ったからかな?何か・・・フワフワする。」
廉 「保健室行くぞ。歩けるか?」
柚月「嫌だ。廉と一緒じゃなきゃ・・・」
ぼんやりとした記憶の中、廉はあたしを軽々と背負い、走り出した。
その後の記憶は覚えていない。
それから、どのくらいの時間が経ったのだろう?目を覚ましたあたしの視界に映ったのは。保健室の天井と・・・。
ベットの横に座っている桂太先生だった。
桂太「目、覚めたみたいだね。大丈夫?」
柚月「桂太先生、どうしてここにいるんですか?」
桂太「廉が古川さんをおんぶして保健室に運んで来たって聞いてさ。仮病だと思ってたけど、本当に体調が悪かったんだね。疑ってごめん。」
柚月「いえ。あの時は仮病ですから疑って下さい。・・・ところで廉は?」
桂太「実は、あいつも熱があったみたいで。早退したよ。昨日の雨に打たれたせいだよね。俺が悪い。ごめんね。」
廉の体調の変化に気付いてあげれなかった。見抜けなかった。
あの時、廉に会えた事で気が緩み、廉が自分の想いを話してくれた事に戸惑い。
挙げ句の果てには、保健室まで運んでもらって・・・。
結局、あたしは廉に迷惑しかかけていない。自分を軸にしてしか動けていない。
本当に・・・情けない。
あたしはベットから身体を起こし、廉の事も心配だった為、桂太先生に早退する事を告げた。
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