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恋のキューピッド
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まこ「柚月!!」
混雑タイムもなんとか終わり、バタバタと後片付けをしている間に、気付けば廉達の姿もいなくなっていた。
眩しかった陽射しもだいぶ落ち着き、バイト終了時刻が残り一時間となった時、まこがはしゃぎながらあたしの元へと駆け寄ってきた。
柚月「どうしたの?あたし、もうヘトヘトで・・・。」
まこ「光希君来たっ!!」
柚月「光希君・・・?あぁ、昼間話したまこの好きな人?」
まこ「そう!柚月にかかってるんだからね!?ノルマ達成した際には、柚月の頼み事、聞いてあげるから!!」
柚月「まぁ、まずは話した事も無いだろうから、挨拶から・・・」
光希「おはようございます!お疲れ様です!」
「爽やか」「イケメン」「スタイル良し」
拍手喝采とも言える三拍子が揃った好青年。
こんな人が働いていたなんて全然知らなかったあたしは、今までどれだけ自分に余裕が無かったのかが身に染みて感じた。
まこ「柚月っ」
柚月「え!?もう?」
まこ「だって時間が無いんだもん。お願い!」
柚月「えぇー・・・。」
光希「まこちゃん、お疲れ様!」
まこ「お疲れ様です!!」
光希「古川さんもお疲れ様・・・って、何か俺の顔に付いてる?」
まこの視線が猛烈に痛い・・・。
話し掛けるきっかけを光希さんから振ってくれた。
まさに、今が絶好のタイミング。
柚月「光希さん!!」
光希「何?」
柚月「は、花火大会っ!!」
光希「花火大会?あぁ、来月頭にあるやつ?」
柚月「い、行こうではないか!!」
光希「え?」
まこ「昔の人入ってる・・・。」
「逆ナンパ」むしろ半分強制。
光希さんは事の内容を把握し切れていない様子で、まこはと言うと、溜息を付いて肩を落としている。
「名誉挽回せねば」
あたしの脳裏に第二回戦のゴングが鳴った。
柚月「突然すみません!まずは・・・初めまして。」
光希「初めましてではないんだけど・・・(笑)俺って存在感薄いかな?」
柚月「いえ、真っ黒なくらいに濃いです。」
まこ「それは失礼です。」
柚月「光希さんって、好きな人とか彼女とか、いる訳ないですよね?」
まこ「凄い失礼です!!」
光希「古川さんって面白い人だね(笑)今は好きな人も彼女もいないよ。」
アドレナリンが最大限に放出していたのだろう。「無敵」にも近いあたしの無礼さに、さぞかしまこはハラハラしていた事であろう。
でも、変わらず三拍子を崩す事のない光希さんは、笑顔であたしの失礼極まりない質問に答えてくれた。
柚月「いないんですね?」
光希「うん、いないよ。」
柚月「その他、何か質問はありますか?」
光希「授業中・・・なの?」
柚月「では!!多数決によって来月の花火大会に参加する事を許可します!!」
「はい?」
まこと光希さんが綺麗にハモってくれた。
自分の恋ですら宙ぶらりんのくせに、人の恋のキューピット役なんて、至難の技という事を最初から分かっていた。でも、
「まこに少しでも今までの恩返しが出来たら」
その思いだけが先走っていた。
混雑タイムもなんとか終わり、バタバタと後片付けをしている間に、気付けば廉達の姿もいなくなっていた。
眩しかった陽射しもだいぶ落ち着き、バイト終了時刻が残り一時間となった時、まこがはしゃぎながらあたしの元へと駆け寄ってきた。
柚月「どうしたの?あたし、もうヘトヘトで・・・。」
まこ「光希君来たっ!!」
柚月「光希君・・・?あぁ、昼間話したまこの好きな人?」
まこ「そう!柚月にかかってるんだからね!?ノルマ達成した際には、柚月の頼み事、聞いてあげるから!!」
柚月「まぁ、まずは話した事も無いだろうから、挨拶から・・・」
光希「おはようございます!お疲れ様です!」
「爽やか」「イケメン」「スタイル良し」
拍手喝采とも言える三拍子が揃った好青年。
こんな人が働いていたなんて全然知らなかったあたしは、今までどれだけ自分に余裕が無かったのかが身に染みて感じた。
まこ「柚月っ」
柚月「え!?もう?」
まこ「だって時間が無いんだもん。お願い!」
柚月「えぇー・・・。」
光希「まこちゃん、お疲れ様!」
まこ「お疲れ様です!!」
光希「古川さんもお疲れ様・・・って、何か俺の顔に付いてる?」
まこの視線が猛烈に痛い・・・。
話し掛けるきっかけを光希さんから振ってくれた。
まさに、今が絶好のタイミング。
柚月「光希さん!!」
光希「何?」
柚月「は、花火大会っ!!」
光希「花火大会?あぁ、来月頭にあるやつ?」
柚月「い、行こうではないか!!」
光希「え?」
まこ「昔の人入ってる・・・。」
「逆ナンパ」むしろ半分強制。
光希さんは事の内容を把握し切れていない様子で、まこはと言うと、溜息を付いて肩を落としている。
「名誉挽回せねば」
あたしの脳裏に第二回戦のゴングが鳴った。
柚月「突然すみません!まずは・・・初めまして。」
光希「初めましてではないんだけど・・・(笑)俺って存在感薄いかな?」
柚月「いえ、真っ黒なくらいに濃いです。」
まこ「それは失礼です。」
柚月「光希さんって、好きな人とか彼女とか、いる訳ないですよね?」
まこ「凄い失礼です!!」
光希「古川さんって面白い人だね(笑)今は好きな人も彼女もいないよ。」
アドレナリンが最大限に放出していたのだろう。「無敵」にも近いあたしの無礼さに、さぞかしまこはハラハラしていた事であろう。
でも、変わらず三拍子を崩す事のない光希さんは、笑顔であたしの失礼極まりない質問に答えてくれた。
柚月「いないんですね?」
光希「うん、いないよ。」
柚月「その他、何か質問はありますか?」
光希「授業中・・・なの?」
柚月「では!!多数決によって来月の花火大会に参加する事を許可します!!」
「はい?」
まこと光希さんが綺麗にハモってくれた。
自分の恋ですら宙ぶらりんのくせに、人の恋のキューピット役なんて、至難の技という事を最初から分かっていた。でも、
「まこに少しでも今までの恩返しが出来たら」
その思いだけが先走っていた。
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