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告白
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柚月「暗くなるの、早くなったね。」
あれから、あたし達は相変わらず話をするきっかけが掴めないまま、店内の慌ただしくなりつつあるムードに気付き「またね」と手を振ってくれる光希さんに軽くお辞儀をし、そのままお店を出た。
空は、廉と距離を置いたあの日と同じ様に、夜を迎える支度をしていて、あたし達の影もうっすらと形を残していた。
廉 「俺、本当にあいつとは何もないから。」
柚月「あいつ?」
廉 「今日、お前が叩いた女。」
柚月「・・・そうなんだ。」
廉 「そして、叩いた事に関してだけど・・・。」
柚月「それに関しては、明日あの子に謝るよ。」
廉 「いや、謝らなくていい。」
柚月「え?」
廉 「お前はむやみに誰かを叩いたりする奴じゃない。」
柚月「廉・・・。」
廉 「だから謝るな、お前は悪くない。」
必死に涙を堪えた。
思えば、悔し涙や悲しくて涙を流してばかりの日々だった。でも、沢山の人に励まされ、不登校にもなったけどこうして今のあたしがいる。
だけど、今までのどんな励ましよりも一番嬉しくて心が温かくなって。
「廉が好き」
そう、再確認させられた。
廉 「父さんが、昔よく言ってたんだ。」
柚月「何を?」
廉 「色々あったけど、やっぱり高校時代が一番楽しかったって。」
柚月「そっか・・・。」
廉 「なぁ、柚月。お前は今、楽しいか?」
柚月「楽しいよ。隣に廉がいるから。」
廉 「悩んでは逃げてばかりの俺が、お前を幸せに出来るのかな?」
ようやく頭の中の整理がついた。腹を括る事が出来た。
最初からこうすれば良かっただけ。
何も難しく考える事なんて無かったんだ・・・。
柚月「今は、あたしが廉を幸せにしてあげる!」
廉 「は?」
柚月「廉の心の中にあるものが綺麗スッキリ無くなるまで、あたしが毎日廉を笑顔にしてあげる!!」
廉 「あのなぁ、普通は男が女を幸せにするんだよ。」
柚月「その普通は誰が決めたの?光希さんも言ってたけど、廉の物差しで勝手に決めないでよ。」
もう迷わない。逃げも隠れもしない。
柚月「あたしは廉が好き。大好き。廉、さっきお店の中であたしの事好きって言ってくれたよね?」
廉 「言ったよ。」
柚月「その言葉に嘘、偽りはないですか?」
廉 「ねぇよ。」
時代は常に変化している。
「男が女を」とか「男らしく」だとか。そんなの、今のご時世古い考え。
夜が明けて朝が来る様に、廉の心が闇から明るい場所へ抜け出せるまで、あたしが「光」となればいい。
柚月「松澤廉君!」
廉 「はい。」
柚月「あたしと付き合ってください。」
廉 「いや、せめてそのセリフくらいは俺に・・・」
柚月「え?よろしくお願いします?あ、はい。承知しました。」
廉 「パワハラかよ(笑)」
完璧なカップルになんかなれなくていい。少しづつ、少しづつ。
どんなに時間がかかっても構わない。
廉が、ちゃんとあたしに心を開いてくれるまで。本当の笑顔を見せてくれるその日まで・・・。
そんな日が必ず来ると信じ、あたしと廉の半ば強引な交際は始まった。
あれから、あたし達は相変わらず話をするきっかけが掴めないまま、店内の慌ただしくなりつつあるムードに気付き「またね」と手を振ってくれる光希さんに軽くお辞儀をし、そのままお店を出た。
空は、廉と距離を置いたあの日と同じ様に、夜を迎える支度をしていて、あたし達の影もうっすらと形を残していた。
廉 「俺、本当にあいつとは何もないから。」
柚月「あいつ?」
廉 「今日、お前が叩いた女。」
柚月「・・・そうなんだ。」
廉 「そして、叩いた事に関してだけど・・・。」
柚月「それに関しては、明日あの子に謝るよ。」
廉 「いや、謝らなくていい。」
柚月「え?」
廉 「お前はむやみに誰かを叩いたりする奴じゃない。」
柚月「廉・・・。」
廉 「だから謝るな、お前は悪くない。」
必死に涙を堪えた。
思えば、悔し涙や悲しくて涙を流してばかりの日々だった。でも、沢山の人に励まされ、不登校にもなったけどこうして今のあたしがいる。
だけど、今までのどんな励ましよりも一番嬉しくて心が温かくなって。
「廉が好き」
そう、再確認させられた。
廉 「父さんが、昔よく言ってたんだ。」
柚月「何を?」
廉 「色々あったけど、やっぱり高校時代が一番楽しかったって。」
柚月「そっか・・・。」
廉 「なぁ、柚月。お前は今、楽しいか?」
柚月「楽しいよ。隣に廉がいるから。」
廉 「悩んでは逃げてばかりの俺が、お前を幸せに出来るのかな?」
ようやく頭の中の整理がついた。腹を括る事が出来た。
最初からこうすれば良かっただけ。
何も難しく考える事なんて無かったんだ・・・。
柚月「今は、あたしが廉を幸せにしてあげる!」
廉 「は?」
柚月「廉の心の中にあるものが綺麗スッキリ無くなるまで、あたしが毎日廉を笑顔にしてあげる!!」
廉 「あのなぁ、普通は男が女を幸せにするんだよ。」
柚月「その普通は誰が決めたの?光希さんも言ってたけど、廉の物差しで勝手に決めないでよ。」
もう迷わない。逃げも隠れもしない。
柚月「あたしは廉が好き。大好き。廉、さっきお店の中であたしの事好きって言ってくれたよね?」
廉 「言ったよ。」
柚月「その言葉に嘘、偽りはないですか?」
廉 「ねぇよ。」
時代は常に変化している。
「男が女を」とか「男らしく」だとか。そんなの、今のご時世古い考え。
夜が明けて朝が来る様に、廉の心が闇から明るい場所へ抜け出せるまで、あたしが「光」となればいい。
柚月「松澤廉君!」
廉 「はい。」
柚月「あたしと付き合ってください。」
廉 「いや、せめてそのセリフくらいは俺に・・・」
柚月「え?よろしくお願いします?あ、はい。承知しました。」
廉 「パワハラかよ(笑)」
完璧なカップルになんかなれなくていい。少しづつ、少しづつ。
どんなに時間がかかっても構わない。
廉が、ちゃんとあたしに心を開いてくれるまで。本当の笑顔を見せてくれるその日まで・・・。
そんな日が必ず来ると信じ、あたしと廉の半ば強引な交際は始まった。
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