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真夜中の恋
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廉 「すげー腹いっぱい。眠い。」
大地「夜はこれからっ!!興奮するね!」
柚月「発言がいちいちいやらしく聞こえるのはあたしだけ?」
廉 「大地は存在自体がやらしいんだよ。」
夜の九時半過ぎ。昼間に比べれば涼しいが、まだまだ身体が汗ばむ。
大地君のお弁当を綺麗に平らげ、大満足のあたし達は砂の上に大の字になって寝そべった。
柚月「星が見える。綺麗だね。」
廉 「まじまじと見る機会なんて普段ねーもんな。」
柚月「吸い込まれそう・・・」
大地「吸い込まれていいよ、ブスなら。」
柚月「ちょっと黙ってて。」
隣で空を眺めていた廉が、あたしの手を優しく包んでくれる。そして、あたしもそれに同意するかの様に少しだけ強めに握り返した。
大地「ねぇ、廉君。」
廉 「なんだよ。」
大地「僕にも、いずれ大切と思える人が出来るのかな?」
廉 「何だ急に?」
大地「百歩譲って本音を言うと、二人が羨ましいんだ、僕。」
柚月「大地君って、どんな子がタイプなの?」
廉 「あ、それ俺も気になる。」
大地「子供が好きで、裏表のない子がいいな。廉君は、どうしてブスじゃなきゃダメなの?」
綺麗な夜空に紛れて、失礼発言を連発する大地君につっこみたい場面は何度かあったが、あたしは敢えて茶々を入れずに話を進めてみた。
廉 「柚月は俺に無いものを持ってるから。」
大地「例えば?」
廉 「素の明るさ、優しさ、思いやり。あとは・・・忍耐力。」
柚月「それを言うなら、あたしだって廉は・・・」
大地「あ、おなら出ちゃった。」
廉 「・・・うわっ!!すんげぇくせーしっ!!」
柚月「もういいや・・・。」
波の音が心地いい。廉が隣にいて手を繋いで。一人騒がしいのがいるけれど、心がとても温かい。『ずっとこうしていたい』そう思える時間が増えて来た事が、とても嬉しい。
大地「そろそろ花火しようよ!!」
廉 「だな。あ、この空き缶使ってロケット花火からやろーぜ。」
大地「廉君、花火の向き、もうちょっと下げて右に傾けて。」
柚月「あたしを狙うな。張り倒すよ。」
廉が導火線に火を付け、『ヒューン!!』という音と共に空へ勢い良く放たれたロケット花火。
暗い夜の中、あたし達の笑い声が海の音にかき消されながらも、『楽しい』と素直に感じれるこの瞬間に、大地君がこの企画を提案してくれた事をとても有り難いと、あたしは心の中で感謝した。
大地「見て見て!!花火五本持ち!!」
廉 「あぶねーよ。」
柚月「あ、この花火色が変わる!」
楽しい一時。大地君が花火を乱用したせいで、あっという間に花火は無くなり、残るは線香花火だけ。
柚月「誰が一番最後まで落とさずにいれるか、勝負しようよ!」
廉 「負けねー。」
大地「僕も絶対・・・」
その時、大地君の携帯が鳴った。
廉 「大地、電話だぞ。」
大地「いいの!」
廉 「良くねーよ。待ってるから出ろよ。」
大地「・・・じゃぁ、あっちで話してくる。花火してていいよ!」
大地君の姿が暗闇に消され、あたしと廉は一本だけ線香花火をさる事にした。
柚月「綺麗だね。」
廉 「なぁ、柚月。」
柚月「何?」
廉 「これからも、ずっと一緒にいたい。」
柚月「うん、あたしも。廉とずーっと一緒にいたい。」
廉 「これ、プロポーズだかんな!!忘れんなよ!!」
柚月「忘れない。あたしには、廉しかいないもん。」
線香花火が夏の夜の風に揺れて落ちる。
それと同時に廉があたしにキスをしてくれた。そして、そのお返しに、今度はあたしから廉にキスをした。
廉 「この先、どんな事があっても絶対離さないから。」
柚月「あたしだって!離れるつもりないですから!!」
廉 「ずっと笑ってろよ。俺の側で。」
柚月「うん。誓います。」
この幸せがずっと続きます様に。
二人のこの想いが、永遠に続きます様に・・・。
この後、電話を終えた大地君が戻って来て、残りの線香花火を再会。沢山笑って、あたしは沢山ディスられて・・・さすがに堪忍袋の緒が切れたあたしは、大地君を真夜中の海に沈めた。
大地「夜はこれからっ!!興奮するね!」
柚月「発言がいちいちいやらしく聞こえるのはあたしだけ?」
廉 「大地は存在自体がやらしいんだよ。」
夜の九時半過ぎ。昼間に比べれば涼しいが、まだまだ身体が汗ばむ。
大地君のお弁当を綺麗に平らげ、大満足のあたし達は砂の上に大の字になって寝そべった。
柚月「星が見える。綺麗だね。」
廉 「まじまじと見る機会なんて普段ねーもんな。」
柚月「吸い込まれそう・・・」
大地「吸い込まれていいよ、ブスなら。」
柚月「ちょっと黙ってて。」
隣で空を眺めていた廉が、あたしの手を優しく包んでくれる。そして、あたしもそれに同意するかの様に少しだけ強めに握り返した。
大地「ねぇ、廉君。」
廉 「なんだよ。」
大地「僕にも、いずれ大切と思える人が出来るのかな?」
廉 「何だ急に?」
大地「百歩譲って本音を言うと、二人が羨ましいんだ、僕。」
柚月「大地君って、どんな子がタイプなの?」
廉 「あ、それ俺も気になる。」
大地「子供が好きで、裏表のない子がいいな。廉君は、どうしてブスじゃなきゃダメなの?」
綺麗な夜空に紛れて、失礼発言を連発する大地君につっこみたい場面は何度かあったが、あたしは敢えて茶々を入れずに話を進めてみた。
廉 「柚月は俺に無いものを持ってるから。」
大地「例えば?」
廉 「素の明るさ、優しさ、思いやり。あとは・・・忍耐力。」
柚月「それを言うなら、あたしだって廉は・・・」
大地「あ、おなら出ちゃった。」
廉 「・・・うわっ!!すんげぇくせーしっ!!」
柚月「もういいや・・・。」
波の音が心地いい。廉が隣にいて手を繋いで。一人騒がしいのがいるけれど、心がとても温かい。『ずっとこうしていたい』そう思える時間が増えて来た事が、とても嬉しい。
大地「そろそろ花火しようよ!!」
廉 「だな。あ、この空き缶使ってロケット花火からやろーぜ。」
大地「廉君、花火の向き、もうちょっと下げて右に傾けて。」
柚月「あたしを狙うな。張り倒すよ。」
廉が導火線に火を付け、『ヒューン!!』という音と共に空へ勢い良く放たれたロケット花火。
暗い夜の中、あたし達の笑い声が海の音にかき消されながらも、『楽しい』と素直に感じれるこの瞬間に、大地君がこの企画を提案してくれた事をとても有り難いと、あたしは心の中で感謝した。
大地「見て見て!!花火五本持ち!!」
廉 「あぶねーよ。」
柚月「あ、この花火色が変わる!」
楽しい一時。大地君が花火を乱用したせいで、あっという間に花火は無くなり、残るは線香花火だけ。
柚月「誰が一番最後まで落とさずにいれるか、勝負しようよ!」
廉 「負けねー。」
大地「僕も絶対・・・」
その時、大地君の携帯が鳴った。
廉 「大地、電話だぞ。」
大地「いいの!」
廉 「良くねーよ。待ってるから出ろよ。」
大地「・・・じゃぁ、あっちで話してくる。花火してていいよ!」
大地君の姿が暗闇に消され、あたしと廉は一本だけ線香花火をさる事にした。
柚月「綺麗だね。」
廉 「なぁ、柚月。」
柚月「何?」
廉 「これからも、ずっと一緒にいたい。」
柚月「うん、あたしも。廉とずーっと一緒にいたい。」
廉 「これ、プロポーズだかんな!!忘れんなよ!!」
柚月「忘れない。あたしには、廉しかいないもん。」
線香花火が夏の夜の風に揺れて落ちる。
それと同時に廉があたしにキスをしてくれた。そして、そのお返しに、今度はあたしから廉にキスをした。
廉 「この先、どんな事があっても絶対離さないから。」
柚月「あたしだって!離れるつもりないですから!!」
廉 「ずっと笑ってろよ。俺の側で。」
柚月「うん。誓います。」
この幸せがずっと続きます様に。
二人のこの想いが、永遠に続きます様に・・・。
この後、電話を終えた大地君が戻って来て、残りの線香花火を再会。沢山笑って、あたしは沢山ディスられて・・・さすがに堪忍袋の緒が切れたあたしは、大地君を真夜中の海に沈めた。
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