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何気ない日々が本当の幸せである事。
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大地「いやぁぁぁーっ!!」
柚月「な、何!?」
大地「あ、練習。」
柚月「ふざけんな。」
室内は真っ暗で何も見えない。ただ唯一聞こえて来るのは、前に入った人の叫び声。
廉 「どう進めばいいかわかんねーな。」
大地「ねぇ、今大ちゃんの肩ポンポンした?」
柚月「する訳ないでしょ!?」
大地「やべぇ、すげーおっかねぇんだけど。」
廉 「急に男になんなよ。こっちの方がこえーわ。」
少しずつ少しずつ前へと進んで行く。時折、突然地面から強風が噴き出したり、人形と思われる影が急に飛び出して来たり・・・。
でも、あたしは何よりも後ろにいる奴の声が一番恐ろしかった。
大地「こわっ!うーわっ、マジこわっ!!」
柚月「ねぇっ!!大地君うるさい!!」
大地「だって、全然前がっ・・・うひょぉぉぉーーっ!!」
廉 「すげー恥ずかしいの、俺だけ?」
大地君のお陰で、怖さが大幅に半減した所で出口に到着。
楽しいよりもうるさい。驚く暇さえ与えて貰えない。その位、大地君の暴れっぷりは半端なかった。
廉 「疲れた。」
柚月「あたしも・・・。」
大地「ブス騒ぎすぎ!!」
柚月「あたしが騒ぐ前にあんたが騒いでたでしょーがっ!!」
廉 「俺、腹減った。」
大地「大ちゃんもーっ!」
柚月「確か、食べる所あったよね!?そこで食べよ!」
昼過ぎ。あたし達はフードコートへ到着。まずは座る場所を確保したいところだが、昼時もあり、中々空いてる場所が見当たらない。
柚月「どうする?立って食べる?」
大地「・・・あ!あの席空くかも。大ちゃんに任せて!!」
幼い子供連れの親子。丁度お昼を食べ終え、席を片付けていた。
大地「大変申し訳ありません。こちらの席、お譲り頂いても構いませんか?席を探せと命令されてるもので・・・」
廉 「マジ張っ倒す。」
柚月「人格何個持ってんの!?こわー・・・。」
『空いたよー!!』笑顔であたしと廉を手招きする大地君と、あたし達の横を通りすぎる家族連れの見に覚えのない冷ややかな視線が痛い。
廉 「人を罪人扱いしやがって。」
大地「でも、ちゃんと取れたよ!?」
柚月「ある意味尊敬した。さて!何食べる!?」
廉 「俺ラーメンがいい。」
大地「大ちゃんもラーメンと、廉君のフランクフルト。」
廉 「キモい。」
柚月「じゃぁあたしも。買ってくるね。」
廉 「柚月一人じゃ大変だろ。俺も行くよ。」
大地君は席確保の為に居残り。あたしと廉は混雑した中、ラーメンを求め長蛇の列に並んだ。
廉 「柚月、疲れた顔してる。」
柚月「少し眠いだけ。廉は大丈夫?」
廉 「俺も眠い。帰り、少しだけ家に寄ってけよ。二人でゆっくりしたい。」
柚月「うん。ありがと。」
ふと大地君の方を見ると、何やら携帯を片手に誰かと電話をしている様子。
何て言うか・・・とても険しい表情で、あたし達には決して見せない真剣な表情。
廉 「柚月、自分の分持てる?俺大地の分も持つから。」
柚月「あ、うん。大丈夫、ありがとう。」
廉 「柚月。」
柚月「ん?」
廉 「すげー楽しいです。」
柚月「あたしもっ!!」
思い出が一つずつ増えていく。それはとても幸せな事であって、でも決して『当たり前』だとは思ってはいけない。
『幸せな方へ』運んでいける様に、努力をしなければいけないという事を、忘れてはならない・・・。
あたしは、廉の優しい笑顔にそう感じさせられながら大地君のもとへと戻った。
柚月「な、何!?」
大地「あ、練習。」
柚月「ふざけんな。」
室内は真っ暗で何も見えない。ただ唯一聞こえて来るのは、前に入った人の叫び声。
廉 「どう進めばいいかわかんねーな。」
大地「ねぇ、今大ちゃんの肩ポンポンした?」
柚月「する訳ないでしょ!?」
大地「やべぇ、すげーおっかねぇんだけど。」
廉 「急に男になんなよ。こっちの方がこえーわ。」
少しずつ少しずつ前へと進んで行く。時折、突然地面から強風が噴き出したり、人形と思われる影が急に飛び出して来たり・・・。
でも、あたしは何よりも後ろにいる奴の声が一番恐ろしかった。
大地「こわっ!うーわっ、マジこわっ!!」
柚月「ねぇっ!!大地君うるさい!!」
大地「だって、全然前がっ・・・うひょぉぉぉーーっ!!」
廉 「すげー恥ずかしいの、俺だけ?」
大地君のお陰で、怖さが大幅に半減した所で出口に到着。
楽しいよりもうるさい。驚く暇さえ与えて貰えない。その位、大地君の暴れっぷりは半端なかった。
廉 「疲れた。」
柚月「あたしも・・・。」
大地「ブス騒ぎすぎ!!」
柚月「あたしが騒ぐ前にあんたが騒いでたでしょーがっ!!」
廉 「俺、腹減った。」
大地「大ちゃんもーっ!」
柚月「確か、食べる所あったよね!?そこで食べよ!」
昼過ぎ。あたし達はフードコートへ到着。まずは座る場所を確保したいところだが、昼時もあり、中々空いてる場所が見当たらない。
柚月「どうする?立って食べる?」
大地「・・・あ!あの席空くかも。大ちゃんに任せて!!」
幼い子供連れの親子。丁度お昼を食べ終え、席を片付けていた。
大地「大変申し訳ありません。こちらの席、お譲り頂いても構いませんか?席を探せと命令されてるもので・・・」
廉 「マジ張っ倒す。」
柚月「人格何個持ってんの!?こわー・・・。」
『空いたよー!!』笑顔であたしと廉を手招きする大地君と、あたし達の横を通りすぎる家族連れの見に覚えのない冷ややかな視線が痛い。
廉 「人を罪人扱いしやがって。」
大地「でも、ちゃんと取れたよ!?」
柚月「ある意味尊敬した。さて!何食べる!?」
廉 「俺ラーメンがいい。」
大地「大ちゃんもラーメンと、廉君のフランクフルト。」
廉 「キモい。」
柚月「じゃぁあたしも。買ってくるね。」
廉 「柚月一人じゃ大変だろ。俺も行くよ。」
大地君は席確保の為に居残り。あたしと廉は混雑した中、ラーメンを求め長蛇の列に並んだ。
廉 「柚月、疲れた顔してる。」
柚月「少し眠いだけ。廉は大丈夫?」
廉 「俺も眠い。帰り、少しだけ家に寄ってけよ。二人でゆっくりしたい。」
柚月「うん。ありがと。」
ふと大地君の方を見ると、何やら携帯を片手に誰かと電話をしている様子。
何て言うか・・・とても険しい表情で、あたし達には決して見せない真剣な表情。
廉 「柚月、自分の分持てる?俺大地の分も持つから。」
柚月「あ、うん。大丈夫、ありがとう。」
廉 「柚月。」
柚月「ん?」
廉 「すげー楽しいです。」
柚月「あたしもっ!!」
思い出が一つずつ増えていく。それはとても幸せな事であって、でも決して『当たり前』だとは思ってはいけない。
『幸せな方へ』運んでいける様に、努力をしなければいけないという事を、忘れてはならない・・・。
あたしは、廉の優しい笑顔にそう感じさせられながら大地君のもとへと戻った。
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