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告白
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エヴァの真っ赤になった目尻を、ジョンが優しく撫で続けていた。
彼女、まつ毛がたくさんあるな。ジョンは虚ろな意識の中、エヴァの深緑の瞳に似た色の例えを上げていた。夏のグリーンウッド、王都近くにある平原の花畑、マルグスの国旗にある緑……いや、私が知っている中で一番美しい緑はエヴァの瞳にある。
「私、あなたが死ぬかもと思うと怖くて、怖くて……」
愛しそうに微笑むジョンに、エヴァは赤面しつつも、愛を伝えようとした。
「それでね、わかったの。私はジョン、あなたがいないと生きていけないのよ」
ジョンはそれでも目尻を撫でるだけだった。エヴァはその手を捕まえ、もう一度、告白する。
「私はあなたが好きなの。あなたから離れようとしたって、もう無駄よ。離さないから」
エヴァの真剣な瞳に、ジョンはようやく意識をはっきりとさせた。
「私のことが好き? 君が私のことを?」
鳩が豆鉄砲をくらったような顔で、ジョンはエヴァの顔を見つめた。
エヴァはなんだかおもしろくなって、くすくすと笑いながら頷いた。
「ええ、あなたのことが好きよ、ジョン。誰よりも、何よりも」
ジョンは口を開けたまま頷き、頭を振って、頭の中にあるモヤを振り払った。
そしてジョンは、エヴァの手をとり、決意を決めた。エヴァは彼の決然とした顔を、うっとりと眺めた。
「君も同じ気持ちとは嬉しいよ。私は君が何歳だって、種族が違ったって、君のことを愛しているよ」
ジョンのよく響く声は、エヴァの頭を何度も回った。そして理解したとき、エヴァも笑いながら言った。
「私は24歳よ。あなたが何歳かは知らないけど、年の差なんて関係ないわ」
その言葉に、ジョンは首を仰け反らせるほど、大笑いした。笑いすぎて、目尻には涙が溜まっている。
「私は君と初めて会った日に、おじいさんたちと一緒にいたから、君がおばあさんなのかと思ってたよ。私より10歳も年下じゃないか」
エヴァは彼がそう思っているとは思っていなかったため、唖然とした。
「私は大祖母の代わりに来たのよ。だから、みんなと雰囲気が違ったでしょう?」
エヴァの早口に、ジョンの笑いはまだ収まらなかった。
「ああ、君の雰囲気はまるで違った。君を初めて見たとき、私は君から目が離せなかった」
そして笑いが収まると、ジョンは怪我をしていない方の手で、エヴァの手を握り、額と額をくっつけた。
「しかし君が何歳でも構わないよ。これから一緒に歳を重ねて、一緒に生きていくことができれば、それだけでいい」
祈るように語るジョンの言葉は、エヴァの胸に、すうっと染みていく。
「私はミュルディスの習慣や伝統を全く知らない。だが君を尊重するためなら、なんだって学ぶし、その通りにする……君は知らないだろうが、男がこういう事を言うには、すごい度胸がいるんだよ」
エヴァは閉じていた瞳を開け、ジョンを見た。ジョンはいたずらに笑っていて、幸せそうだった。
「ありがとう、ジョン。私は幸せ者ね」
そうして二人は見つめ合い、どちらからともなく、優しいキスをした。何度も、何度も。
「いや、私が……ああ、私たちは幸せ者だ。全部、君のおかげだよ、エヴァ」
ジョンの瞳にあった悲しげな色は消えていた。今、彼の瞳は愛と幸せに溢れ、輝いていた。
彼女、まつ毛がたくさんあるな。ジョンは虚ろな意識の中、エヴァの深緑の瞳に似た色の例えを上げていた。夏のグリーンウッド、王都近くにある平原の花畑、マルグスの国旗にある緑……いや、私が知っている中で一番美しい緑はエヴァの瞳にある。
「私、あなたが死ぬかもと思うと怖くて、怖くて……」
愛しそうに微笑むジョンに、エヴァは赤面しつつも、愛を伝えようとした。
「それでね、わかったの。私はジョン、あなたがいないと生きていけないのよ」
ジョンはそれでも目尻を撫でるだけだった。エヴァはその手を捕まえ、もう一度、告白する。
「私はあなたが好きなの。あなたから離れようとしたって、もう無駄よ。離さないから」
エヴァの真剣な瞳に、ジョンはようやく意識をはっきりとさせた。
「私のことが好き? 君が私のことを?」
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エヴァはなんだかおもしろくなって、くすくすと笑いながら頷いた。
「ええ、あなたのことが好きよ、ジョン。誰よりも、何よりも」
ジョンは口を開けたまま頷き、頭を振って、頭の中にあるモヤを振り払った。
そしてジョンは、エヴァの手をとり、決意を決めた。エヴァは彼の決然とした顔を、うっとりと眺めた。
「君も同じ気持ちとは嬉しいよ。私は君が何歳だって、種族が違ったって、君のことを愛しているよ」
ジョンのよく響く声は、エヴァの頭を何度も回った。そして理解したとき、エヴァも笑いながら言った。
「私は24歳よ。あなたが何歳かは知らないけど、年の差なんて関係ないわ」
その言葉に、ジョンは首を仰け反らせるほど、大笑いした。笑いすぎて、目尻には涙が溜まっている。
「私は君と初めて会った日に、おじいさんたちと一緒にいたから、君がおばあさんなのかと思ってたよ。私より10歳も年下じゃないか」
エヴァは彼がそう思っているとは思っていなかったため、唖然とした。
「私は大祖母の代わりに来たのよ。だから、みんなと雰囲気が違ったでしょう?」
エヴァの早口に、ジョンの笑いはまだ収まらなかった。
「ああ、君の雰囲気はまるで違った。君を初めて見たとき、私は君から目が離せなかった」
そして笑いが収まると、ジョンは怪我をしていない方の手で、エヴァの手を握り、額と額をくっつけた。
「しかし君が何歳でも構わないよ。これから一緒に歳を重ねて、一緒に生きていくことができれば、それだけでいい」
祈るように語るジョンの言葉は、エヴァの胸に、すうっと染みていく。
「私はミュルディスの習慣や伝統を全く知らない。だが君を尊重するためなら、なんだって学ぶし、その通りにする……君は知らないだろうが、男がこういう事を言うには、すごい度胸がいるんだよ」
エヴァは閉じていた瞳を開け、ジョンを見た。ジョンはいたずらに笑っていて、幸せそうだった。
「ありがとう、ジョン。私は幸せ者ね」
そうして二人は見つめ合い、どちらからともなく、優しいキスをした。何度も、何度も。
「いや、私が……ああ、私たちは幸せ者だ。全部、君のおかげだよ、エヴァ」
ジョンの瞳にあった悲しげな色は消えていた。今、彼の瞳は愛と幸せに溢れ、輝いていた。
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