49 / 66
北の要塞 4
しおりを挟む
クリスに敵の女を任せたカレンは、外から迫りくる難民を装った敵兵を気にしていた。
早く門を閉めなければ、百人ほどの敵と言っても要塞内に入られればただでは済まない。
門の横で歯車を回し続けるラダーに向けてカレンは、聖剣を横一線に振り抜いた。門を開ける手を止めさせる為に、衝撃波を出したのだ。
衝撃波が届くギリギリまで門を開けていたラダーは、タイミングを見計らって真っすぐ上へジャンプした。衝撃波を避け余裕の表情を見せながら宙に舞う。
「あんな遠くから衝撃波を出して、倒せるとでも思ってるのか? ダンディルグの勇者は、ただの間抜けか」
カレンを軽視する思いは、直ぐに屈辱へと変わる。何故なら、カレンが放った衝撃波は、初めからラダーを狙っていたのでは無かったからだ。
ガラガラと鎖の落ちる音が、後ろからする。着地したラダーが見返ると、せっかく半分以上開けた門が勢いよく地面に落ちてしまった。そう、カレンが狙っていたのは、初めから門を吊り下げる鎖だったのだ。
そうとも知らず余裕を見せていたラダーは、顔を真っ赤にして怒りを露わにした。
「この、クソビッチめが!」
頭に血が上り過ぎたのか、ラダーは後先考えずにカレンの剣を手にするナイフで真正面から受け止めてしまった。
聖剣の根元に当たるナイフにひびが入る。
折れてしまえば脳天を直撃するにも関わらず、勇者に真っ向勝負を挑むつもりなのか。無謀にも思えるラダーの行動にカレンは、何か企んでいるかも知れないと思い警戒する。
「ビッチとは失礼ね、あなた。一応、美少女勇者としてファンも多いのに」
「そんな貧相な胸のガキが美少女とは、笑わせてくれる」
カレンの表情が、見る見るうちに険しくなる。女性に対して、決して言ってはいけない事をラダーは口にしてしまった。特に今のカレンには、強烈に感情を高ぶらせる言葉なのに。
「ふふふ、面白い事を言いましたね。服の上から見ただけで、どうして私の胸が小さいと分かるのよ?」
「はあー、俺の経験則だよ。お嬢ちゃんとは、生きてる年数が違うんだよ」
「何て失礼な奴なの! 戯言は、そこまでよ」
カレンは、聖剣の柄を握る手に力を入れた。
このままラダーのナイフを砕き、奴の脳天に聖剣を食らわしてやりたくなったのだ。華奢な女の子と中年男性の力比べは、もちろん勇者の方が勝っている。
ラダーは上から押しつぶされそうな力に耐えきれなくなり、腕が少しずつ下がり始め足の膝が笑い出した。
「・・・ッ、勇者だけあって、力はあるな」
勇者との実力の差は、大きすぎる。やっと自分の戦い方で立ち向かおうと考えたラダーは、ナイフを捨てバク転しながら後方へ退いた。
門を背にして初めて彼は、後ろから聞こえて来る仲間達の断末魔に気が付いた。
額の汗がこめかみを通り流れ落ちる。まさかと思いつつ壁の上を見ると、弓兵と魔法使いが壁の外に居る仲間達を攻撃していた。
突入して来た仲間達は寸前の所で門が閉まっても、諦めず外で戦いながら再び門が開くのを待っていたのだ。それなのに、鎖を切断されてしまった。吊り下げ式の門は、もう容易に開けられない。仲間を要塞に引き入れる為には、門を破壊するしか方法は無い。
しまった、作戦は失敗だ。もう少し時間稼ぎが出来ていれば・・・。不甲斐ない自分のせいで仲間達を死なせてしまうのか、やるせない気持ちになったラダーは、最終手段を行使しようと決断した。
「クソが、全てこの女勇者のせいだ。こいつのせいで、仲間達が死んでいく。こうなったら、道連れにしてやる」
カレンは、いつも相手の実力に合わせて戦う節がある。塔の試練で学んだ教訓を生かそうと、初めから全力で相手を叩きのめすつもりでいた。
カレンは聖剣を天に掲げた。別に意味のあるポーズでは、無いのだが。気合を入れるための何かが、必要だったのだ。
「はあああ、装着!」と、ビキニアーマーを身に付けた。
マントを翻し上段で剣を構えたカレンは、目を閉じながら心の中でラダーの暴言に反論していた。全てが20%増しなのよ、これでも貧相な胸と言えるのかしら。
目を開けたカレンは、ラダーに反撃する機会を与えようとは、微塵にも思っていなかった。
「チッ・・・、まともにやり合っても勝ち目はなさそうだな。それにしても、どうしてビキニアーマーを着てニヤついているんだ。この国の女勇者は痴女か・・・」
痴女扱いされるとは思っても居なかったカレンに、ラダーの言葉が聞こえなくて良かった。もし、聞こえていたら逆上する彼女は、何をするか分からないからだ。
「それでは、一気に片を付けさせてもらうわよ。剣技! 迦楼羅乱舞【改】」
ブーンと映像が乱れカレンの姿が歪んで見えたので、ラダーは目を押さえた。もう一度前を見ると、カレンが三人になっていた。小賢しい技を使うとは、中々やるなと言いたい所だったが、勇者を三人相手にするなどそんなのは不可能だ。
目の前から三人のカレンが、ラダーに切り込んできた。
ラダーは、上下左右に飛び跳ねながらカレンの攻撃を何とか紙一重で避ける。
一振り一振り剣を避ける度に、全身の毛穴から汗が噴き出してくる。運動で熱くなった体から出る汗では無い、恐怖から来る冷汗だ。集中して全力で避けなければ、聖剣の鋭い刃が確実にラダーの体を切り裂いてしまう。
カレンの剣を避ける度に切り傷が深くなる。このままでは、間違いなくやられてしまう。窮地に追い込まれたラダーは、感ずかれないように門の傍に移動して行く。あたかも追い詰められていくような振りをしながら。
「もう、逃げられないわよ」と、分裂していた体が一つになったカレンが立ちはだかる。
門に背中をピタリとくっ付けたラダーは、薄笑みを浮かべた。
―――まだだ、もっと俺の傍にやって来い!
カレンをもっと近くにおびき寄せたいラダーは、懐に隠し持っていたスローイングナイフをカレンの足元に投げつけた。
ナイフを目にしたカレンは、前へ飛び出し剣をラダーの胸元に突き出した。
「よし、いい子だ。飛び込んできやがった、・・・ぐふっ・・・」
剣は心臓を貫いているはずなのに、おぞましほどの執念を見せるラダーは、カレンの腕を掴み前に進もうとした。
「ちょ、ちょっと、放しなさいよ」
「ふ、ははは。まだまだ、経験が浅いな・・・。特殊部隊の定めがどういう物なのか、よく見ておくのだ」と、ラダーは自分のベルトのバックルから出ていた紐を引っ張った。
ドッ、ドドーンと、バックルに仕込まれていた火薬が爆発した。
死んでしまっては爆発の威力を確かめる術は無いが、運が良ければ門を爆破出来るかも知れないし、勇者カレンを道連れに出来るかも知れない、そう考えたラダーの最終手段は自決だったのだ。
そんな可能性の低い期待など、水泡に帰してしまった。
爆風を受けた門は、びくともしなかった。それどころかラダーの血と砂埃を浴びたカレンが、無傷で土煙の中から姿を現したのだ。
埃を払うカレンは、改めてビキニアーマーの凄さに驚く。さすが、防御力20%アップしてもらっただけの事はある。それにしても、体に付いた血が気持ち悪いくて、直ぐにでもシャワーを浴びたい気分になった。
早く門を閉めなければ、百人ほどの敵と言っても要塞内に入られればただでは済まない。
門の横で歯車を回し続けるラダーに向けてカレンは、聖剣を横一線に振り抜いた。門を開ける手を止めさせる為に、衝撃波を出したのだ。
衝撃波が届くギリギリまで門を開けていたラダーは、タイミングを見計らって真っすぐ上へジャンプした。衝撃波を避け余裕の表情を見せながら宙に舞う。
「あんな遠くから衝撃波を出して、倒せるとでも思ってるのか? ダンディルグの勇者は、ただの間抜けか」
カレンを軽視する思いは、直ぐに屈辱へと変わる。何故なら、カレンが放った衝撃波は、初めからラダーを狙っていたのでは無かったからだ。
ガラガラと鎖の落ちる音が、後ろからする。着地したラダーが見返ると、せっかく半分以上開けた門が勢いよく地面に落ちてしまった。そう、カレンが狙っていたのは、初めから門を吊り下げる鎖だったのだ。
そうとも知らず余裕を見せていたラダーは、顔を真っ赤にして怒りを露わにした。
「この、クソビッチめが!」
頭に血が上り過ぎたのか、ラダーは後先考えずにカレンの剣を手にするナイフで真正面から受け止めてしまった。
聖剣の根元に当たるナイフにひびが入る。
折れてしまえば脳天を直撃するにも関わらず、勇者に真っ向勝負を挑むつもりなのか。無謀にも思えるラダーの行動にカレンは、何か企んでいるかも知れないと思い警戒する。
「ビッチとは失礼ね、あなた。一応、美少女勇者としてファンも多いのに」
「そんな貧相な胸のガキが美少女とは、笑わせてくれる」
カレンの表情が、見る見るうちに険しくなる。女性に対して、決して言ってはいけない事をラダーは口にしてしまった。特に今のカレンには、強烈に感情を高ぶらせる言葉なのに。
「ふふふ、面白い事を言いましたね。服の上から見ただけで、どうして私の胸が小さいと分かるのよ?」
「はあー、俺の経験則だよ。お嬢ちゃんとは、生きてる年数が違うんだよ」
「何て失礼な奴なの! 戯言は、そこまでよ」
カレンは、聖剣の柄を握る手に力を入れた。
このままラダーのナイフを砕き、奴の脳天に聖剣を食らわしてやりたくなったのだ。華奢な女の子と中年男性の力比べは、もちろん勇者の方が勝っている。
ラダーは上から押しつぶされそうな力に耐えきれなくなり、腕が少しずつ下がり始め足の膝が笑い出した。
「・・・ッ、勇者だけあって、力はあるな」
勇者との実力の差は、大きすぎる。やっと自分の戦い方で立ち向かおうと考えたラダーは、ナイフを捨てバク転しながら後方へ退いた。
門を背にして初めて彼は、後ろから聞こえて来る仲間達の断末魔に気が付いた。
額の汗がこめかみを通り流れ落ちる。まさかと思いつつ壁の上を見ると、弓兵と魔法使いが壁の外に居る仲間達を攻撃していた。
突入して来た仲間達は寸前の所で門が閉まっても、諦めず外で戦いながら再び門が開くのを待っていたのだ。それなのに、鎖を切断されてしまった。吊り下げ式の門は、もう容易に開けられない。仲間を要塞に引き入れる為には、門を破壊するしか方法は無い。
しまった、作戦は失敗だ。もう少し時間稼ぎが出来ていれば・・・。不甲斐ない自分のせいで仲間達を死なせてしまうのか、やるせない気持ちになったラダーは、最終手段を行使しようと決断した。
「クソが、全てこの女勇者のせいだ。こいつのせいで、仲間達が死んでいく。こうなったら、道連れにしてやる」
カレンは、いつも相手の実力に合わせて戦う節がある。塔の試練で学んだ教訓を生かそうと、初めから全力で相手を叩きのめすつもりでいた。
カレンは聖剣を天に掲げた。別に意味のあるポーズでは、無いのだが。気合を入れるための何かが、必要だったのだ。
「はあああ、装着!」と、ビキニアーマーを身に付けた。
マントを翻し上段で剣を構えたカレンは、目を閉じながら心の中でラダーの暴言に反論していた。全てが20%増しなのよ、これでも貧相な胸と言えるのかしら。
目を開けたカレンは、ラダーに反撃する機会を与えようとは、微塵にも思っていなかった。
「チッ・・・、まともにやり合っても勝ち目はなさそうだな。それにしても、どうしてビキニアーマーを着てニヤついているんだ。この国の女勇者は痴女か・・・」
痴女扱いされるとは思っても居なかったカレンに、ラダーの言葉が聞こえなくて良かった。もし、聞こえていたら逆上する彼女は、何をするか分からないからだ。
「それでは、一気に片を付けさせてもらうわよ。剣技! 迦楼羅乱舞【改】」
ブーンと映像が乱れカレンの姿が歪んで見えたので、ラダーは目を押さえた。もう一度前を見ると、カレンが三人になっていた。小賢しい技を使うとは、中々やるなと言いたい所だったが、勇者を三人相手にするなどそんなのは不可能だ。
目の前から三人のカレンが、ラダーに切り込んできた。
ラダーは、上下左右に飛び跳ねながらカレンの攻撃を何とか紙一重で避ける。
一振り一振り剣を避ける度に、全身の毛穴から汗が噴き出してくる。運動で熱くなった体から出る汗では無い、恐怖から来る冷汗だ。集中して全力で避けなければ、聖剣の鋭い刃が確実にラダーの体を切り裂いてしまう。
カレンの剣を避ける度に切り傷が深くなる。このままでは、間違いなくやられてしまう。窮地に追い込まれたラダーは、感ずかれないように門の傍に移動して行く。あたかも追い詰められていくような振りをしながら。
「もう、逃げられないわよ」と、分裂していた体が一つになったカレンが立ちはだかる。
門に背中をピタリとくっ付けたラダーは、薄笑みを浮かべた。
―――まだだ、もっと俺の傍にやって来い!
カレンをもっと近くにおびき寄せたいラダーは、懐に隠し持っていたスローイングナイフをカレンの足元に投げつけた。
ナイフを目にしたカレンは、前へ飛び出し剣をラダーの胸元に突き出した。
「よし、いい子だ。飛び込んできやがった、・・・ぐふっ・・・」
剣は心臓を貫いているはずなのに、おぞましほどの執念を見せるラダーは、カレンの腕を掴み前に進もうとした。
「ちょ、ちょっと、放しなさいよ」
「ふ、ははは。まだまだ、経験が浅いな・・・。特殊部隊の定めがどういう物なのか、よく見ておくのだ」と、ラダーは自分のベルトのバックルから出ていた紐を引っ張った。
ドッ、ドドーンと、バックルに仕込まれていた火薬が爆発した。
死んでしまっては爆発の威力を確かめる術は無いが、運が良ければ門を爆破出来るかも知れないし、勇者カレンを道連れに出来るかも知れない、そう考えたラダーの最終手段は自決だったのだ。
そんな可能性の低い期待など、水泡に帰してしまった。
爆風を受けた門は、びくともしなかった。それどころかラダーの血と砂埃を浴びたカレンが、無傷で土煙の中から姿を現したのだ。
埃を払うカレンは、改めてビキニアーマーの凄さに驚く。さすが、防御力20%アップしてもらっただけの事はある。それにしても、体に付いた血が気持ち悪いくて、直ぐにでもシャワーを浴びたい気分になった。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
無一文で追放される悪女に転生したので特技を活かしてお金儲けを始めたら、聖女様と呼ばれるようになりました
結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
スーパームーンの美しい夜。仕事帰り、トラックに撥ねらてしまった私。気づけば草の生えた地面の上に倒れていた。目の前に見える城に入れば、盛大なパーティーの真っ最中。目の前にある豪華な食事を口にしていると見知らぬ男性にいきなり名前を呼ばれて、次期王妃候補の資格を失ったことを聞かされた。理由も分からないまま、家に帰宅すると「お前のような恥さらしは今日限り、出ていけ」と追い出されてしまう。途方に暮れる私についてきてくれたのは、私の専属メイドと御者の青年。そこで私は2人を連れて新天地目指して旅立つことにした。無一文だけど大丈夫。私は前世の特技を活かしてお金を稼ぐことが出来るのだから――
※ 他サイトでも投稿中
タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から『破壊神』と怖れられています。
渡里あずま
ファンタジー
出来損ないの聖女・アガタ。
しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。
「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」
※※※
虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。
※重複投稿作品※
表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。
爺さんの異世界建国記 〜荒廃した異世界を農業で立て直していきます。いきなりの土作りはうまくいかない。
秋田ノ介
ファンタジー
88歳の爺さんが、異世界に転生して農業の知識を駆使して建国をする話。
異世界では、戦乱が絶えず、土地が荒廃し、人心は乱れ、国家が崩壊している。そんな世界を司る女神から、世界を救うように懇願される。爺は、耳が遠いせいで、村長になって村人が飢えないようにしてほしいと頼まれたと勘違いする。
その願いを叶えるために、農業で村人の飢えをなくすことを目標にして、生活していく。それが、次第に輪が広がり世界の人々に希望を与え始める。戦争で成人男性が極端に少ない世界で、13歳のロッシュという若者に転生した爺の周りには、ハーレムが出来上がっていく。徐々にその地に、流浪をしている者たちや様々な種族の者たちが様々な思惑で集まり、国家が出来上がっていく。
飢えを乗り越えた『村』は、王国から狙われることとなる。強大な軍事力を誇る王国に対して、ロッシュは知恵と知識、そして魔法や仲間たちと協力して、その脅威を乗り越えていくオリジナル戦記。
完結済み。全400話、150万字程度程度になります。元は他のサイトで掲載していたものを加筆修正して、掲載します。一日、少なくとも二話は更新します。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる