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第一章:秋本夢美――①
秋本夢美――①
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さっきまで彼らが話していた会話を思い返しながら、恐る恐る電源キーを押しフリックしながら操作する。
(写真がどうこう言ってたはずだけど……)
保存されている画像一覧を表示させ、上から順にスライドして眺めていくと――。
「――っ! 嘘……何よこれ……」
仲間同士が写るくだらない写真が暫くは続いた。
だけど、その途中から約二十枚近く保存されていたえげつないという言葉すらおこがましく思えるような写真を見つけ、あたしは咄嗟に口元を押さえてしまった。
そこに写っていたのは、間違いなくお姉ちゃんの姿。
どこの部屋かはわからない。アパートみたいな場所だろうか。
全裸にされ、角田と岩沼により乱暴を受けながら顔を歪めている実の姉。
そんな姉を、角田は悦に浸るようにゲスな笑みを浮かべて見下していた。
その周囲には、他の仲間たちであろう身体の一部が紛れ込むように写っているのも確認できる。
(写真がどうこう言ってたはずだけど……)
保存されている画像一覧を表示させ、上から順にスライドして眺めていくと――。
「――っ! 嘘……何よこれ……」
仲間同士が写るくだらない写真が暫くは続いた。
だけど、その途中から約二十枚近く保存されていたえげつないという言葉すらおこがましく思えるような写真を見つけ、あたしは咄嗟に口元を押さえてしまった。
そこに写っていたのは、間違いなくお姉ちゃんの姿。
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全裸にされ、角田と岩沼により乱暴を受けながら顔を歪めている実の姉。
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