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【 戦争 】
奇襲 前編
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「魔王、起きるかな魔王。時間だよ。こんな時に眠れるのはアホかバカだって誰かが言ってたよ」
……エヴィアの声が聞こえる。
「ああ、寝てしまっていたか。それを言うなら大物か馬鹿かだ。そろそろ時間だな」
魔王の居城を出てから坑道を進み、今俺達は出口付近で待機している。
朝には到着していたが、ここで日暮れを待ったのだ。
エヴィアに起こされた今の時間は、ちょうど陽が落ちたところ。
「ではウラーザムザザ、頼めるかな」
人間の様子を確認できると魔人ウラーザムザザが言っていたのは魔王の居城でのことだ。
相手の布陣は喉から手が出るほど欲しい。
それでお願いしたわけだが――
「それでは行ってくるずむ。少し待っていると良いずに」
そう言うと魔人ウラーザムザザの体から2メートルの目玉がぽこんと取れる。
そこから鳩のような翼が二羽生え、バッサバッサと飛んでいく。
だが、うわスゲー便利……なんて考える余裕がない。
その巨体を構成していた体の方、それがどんどん崩れて芋虫の山が周囲に広がって行く。体だけでなく足も、そして上に載っていた全裸女性の疑似餌も体が崩れ広がって行く。目玉以外、全部芋虫だったのかよ!
地面に広がった芋虫が大量に這い登ってくる。
体の上からだけではなく服の中にまで!
あ、なんか思ったよりひんやりして、ぷにぷにした小さいのが皮膚の上を動き回るのは思ったより気持ちが良い。だが恐怖の抜けない体は直立不動のまま動けない!
早く戻ってきてくれー!
ウラーザムザザが戻って来たのは1時間ほどが経っての事である。
戻るとあちこちに散っていた芋虫達が集まり魔人ウラーザムザザを再構成していく。
やっと芋虫の山から解放されるよ……
命のカタチを見る限り、魔人ウラーザムザとなっているのは目玉だけ。周りの芋虫は全部普通の――いや普通ではないが魔人では無く別個の生き物だ。
共生体とでも言えばいいのだろうか、魔人の生態もまた色々あるようだ。
「それでどうだった?」
ようやく服の中に入り込んだ芋虫が、全部魔人ウラーザムザに戻ったところで状況確認だ。
「魔王の考えていた内容とさほど変わらなかったずが」
地面に芋虫をポトポトと落として立体的な地図を作り出す。
白い立体地図に所々黒い点。それはあちこちに点在しつつも、所々何かを囲むように集まっている。
「黒い点が駐屯地で、囲んでいるのは残っている領域だろうな。確か湿地だったっけ。部隊もバラバラで、軍団は構成していないようだ。よし、予定通りに進めよう」
獣を狩るのに軍隊行動はしない、それにはそれに適したやり方がある。
今は人間を襲う大規模な軍団などは無く、領域の動物狩りと解除を行っている。
ならばこういった布陣になるとは簡単に予想できた。
「ルリア、全員に出撃命令を」
かしこまりましたー、と言いながらルリアらの死霊が超速で飛んでいく。
これから溝に沿って山を下り、深夜に人間の駐屯地を強襲する。
この一回だけ、今後は使えない完全な奇襲。しかもわずかな間だけ。これで失敗したらもうお手上げだ。
「それじゃあ俺達も行くぞ。」
◇ ◇ ◇
緩やかな起伏がある一面の荒野。そこには僅かに湿地帯が残り、金属質の植物とそれを食べる大型の草食動物が暮らしている。
かつて鉄花草の領域と呼ばれたこの地には、現在三ヵ国が駐屯している。
ティランド連合王国と、それに属するバラント王国軍、カルネキア王国軍である。
その、バラント王国には現在二人の王がいる。
一人は本国にいるシェルズアニー・バラント、もう一人がここに駐屯しているケスターマン・バラントであった。
通常、王が死んだらその嫡子が継ぐ……そんなルールはこの寿命の無い世界では通じない。
下手をすれば五百年とか千年とかその治世が続くのであり、その間に順番待ちがいくらでも生まれてくる。もはや血統の希少性も何もない。
しかも明確で確定の順番待ちは、逆に上がいなくなれば次は自分だと邪な考えを駆り立てる。そして百年二百年と待たされるうち、それは次第に流血という形で示されるのだ。
だがそれよりも最大の問題として、無能が王になったら最悪その統治は永遠に続くのである。
人類社会はそんな愚鈍な国を生かしておくほど甘くはない。
そのため、どの国も一門全てを血族と呼び現し、周囲の支持の高いものから順位継承する習わしだった。結果、多くの国が軍事、あるいは政治で高い実績を残した者が王となる。そうやって淘汰しながら社会を完成していったのであった。
現在の二人の王も遡れば一人の人間に辿り着く。だがシェルズアニー・バラントはその人物の三男の子の次女の産んだ6番目の息子の次女であり、またケスターマン・バラントは同じ人物の次女の産んだ長男の8番目の息子である。お互い血縁関係だなどという認識はまるでない。
そして本来であるなら、ここ魔族領にいるケスターマン・バラントが王位を継ぐはずであった。
しかし炎と石獣の領域戦からここまでの混乱、本国の策謀、そしてあろうことか中央の手続き不備によりシェルズアニー・バラントもまた王となる。
現在この問題の解決をカルター王とシャハゼン大臣に一任しているが、未だこの状況あった。
「全く今日も何の実入りもない一日だった。下らぬ!」
ケスターマンは寝室の天幕で半ば眠りながら一日の無駄を悔いていた。
とっととこんな戦地から兵と共に本国へ帰還し、国内の混乱を収めるのが王の務めなのである。
しかし情勢が許さない。だが取りあえず、この鉄花草の領域解呪が全て終わったら一時帰国は認められるだろう。
「明日はもう少し包囲を狭めて魔族共を狩るか……」
そう眠りに付こうとしたとき――辺りが騒がしい……これは足音か? ドタドタバタバタとあちこちを走り回る音。何か叫び声の様な声も聞こえる。また兵達が喧嘩でもしているのであろうか。
「全く、ここは余の天幕であるぞ。おい、騒いでいる奴等を黙らせろ!」
ベッドから起き上がり見張りに注意を促す。だが返事がない……なんだ?
不穏な空気が辺りを包んでいる。慌てて剣を掴み飛び上がる――が、いつの間にか正面には見たこともない、メイド服を着た死霊が浮かんでいた。
「うわああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
深夜に溝を下った不死者の軍団は、そのままバラント王国が駐屯する地域へ雪崩れ込んだ。
鎧を着ず、素足で動く彼らはその数程には音を立てず、駐屯地のテントを襲い新鮮な肉を貪り喰っている。
中には抵抗する兵士もいたが、多勢に無勢。すぐに不死者の群れに消えていった。
……エヴィアの声が聞こえる。
「ああ、寝てしまっていたか。それを言うなら大物か馬鹿かだ。そろそろ時間だな」
魔王の居城を出てから坑道を進み、今俺達は出口付近で待機している。
朝には到着していたが、ここで日暮れを待ったのだ。
エヴィアに起こされた今の時間は、ちょうど陽が落ちたところ。
「ではウラーザムザザ、頼めるかな」
人間の様子を確認できると魔人ウラーザムザザが言っていたのは魔王の居城でのことだ。
相手の布陣は喉から手が出るほど欲しい。
それでお願いしたわけだが――
「それでは行ってくるずむ。少し待っていると良いずに」
そう言うと魔人ウラーザムザザの体から2メートルの目玉がぽこんと取れる。
そこから鳩のような翼が二羽生え、バッサバッサと飛んでいく。
だが、うわスゲー便利……なんて考える余裕がない。
その巨体を構成していた体の方、それがどんどん崩れて芋虫の山が周囲に広がって行く。体だけでなく足も、そして上に載っていた全裸女性の疑似餌も体が崩れ広がって行く。目玉以外、全部芋虫だったのかよ!
地面に広がった芋虫が大量に這い登ってくる。
体の上からだけではなく服の中にまで!
あ、なんか思ったよりひんやりして、ぷにぷにした小さいのが皮膚の上を動き回るのは思ったより気持ちが良い。だが恐怖の抜けない体は直立不動のまま動けない!
早く戻ってきてくれー!
ウラーザムザザが戻って来たのは1時間ほどが経っての事である。
戻るとあちこちに散っていた芋虫達が集まり魔人ウラーザムザザを再構成していく。
やっと芋虫の山から解放されるよ……
命のカタチを見る限り、魔人ウラーザムザとなっているのは目玉だけ。周りの芋虫は全部普通の――いや普通ではないが魔人では無く別個の生き物だ。
共生体とでも言えばいいのだろうか、魔人の生態もまた色々あるようだ。
「それでどうだった?」
ようやく服の中に入り込んだ芋虫が、全部魔人ウラーザムザに戻ったところで状況確認だ。
「魔王の考えていた内容とさほど変わらなかったずが」
地面に芋虫をポトポトと落として立体的な地図を作り出す。
白い立体地図に所々黒い点。それはあちこちに点在しつつも、所々何かを囲むように集まっている。
「黒い点が駐屯地で、囲んでいるのは残っている領域だろうな。確か湿地だったっけ。部隊もバラバラで、軍団は構成していないようだ。よし、予定通りに進めよう」
獣を狩るのに軍隊行動はしない、それにはそれに適したやり方がある。
今は人間を襲う大規模な軍団などは無く、領域の動物狩りと解除を行っている。
ならばこういった布陣になるとは簡単に予想できた。
「ルリア、全員に出撃命令を」
かしこまりましたー、と言いながらルリアらの死霊が超速で飛んでいく。
これから溝に沿って山を下り、深夜に人間の駐屯地を強襲する。
この一回だけ、今後は使えない完全な奇襲。しかもわずかな間だけ。これで失敗したらもうお手上げだ。
「それじゃあ俺達も行くぞ。」
◇ ◇ ◇
緩やかな起伏がある一面の荒野。そこには僅かに湿地帯が残り、金属質の植物とそれを食べる大型の草食動物が暮らしている。
かつて鉄花草の領域と呼ばれたこの地には、現在三ヵ国が駐屯している。
ティランド連合王国と、それに属するバラント王国軍、カルネキア王国軍である。
その、バラント王国には現在二人の王がいる。
一人は本国にいるシェルズアニー・バラント、もう一人がここに駐屯しているケスターマン・バラントであった。
通常、王が死んだらその嫡子が継ぐ……そんなルールはこの寿命の無い世界では通じない。
下手をすれば五百年とか千年とかその治世が続くのであり、その間に順番待ちがいくらでも生まれてくる。もはや血統の希少性も何もない。
しかも明確で確定の順番待ちは、逆に上がいなくなれば次は自分だと邪な考えを駆り立てる。そして百年二百年と待たされるうち、それは次第に流血という形で示されるのだ。
だがそれよりも最大の問題として、無能が王になったら最悪その統治は永遠に続くのである。
人類社会はそんな愚鈍な国を生かしておくほど甘くはない。
そのため、どの国も一門全てを血族と呼び現し、周囲の支持の高いものから順位継承する習わしだった。結果、多くの国が軍事、あるいは政治で高い実績を残した者が王となる。そうやって淘汰しながら社会を完成していったのであった。
現在の二人の王も遡れば一人の人間に辿り着く。だがシェルズアニー・バラントはその人物の三男の子の次女の産んだ6番目の息子の次女であり、またケスターマン・バラントは同じ人物の次女の産んだ長男の8番目の息子である。お互い血縁関係だなどという認識はまるでない。
そして本来であるなら、ここ魔族領にいるケスターマン・バラントが王位を継ぐはずであった。
しかし炎と石獣の領域戦からここまでの混乱、本国の策謀、そしてあろうことか中央の手続き不備によりシェルズアニー・バラントもまた王となる。
現在この問題の解決をカルター王とシャハゼン大臣に一任しているが、未だこの状況あった。
「全く今日も何の実入りもない一日だった。下らぬ!」
ケスターマンは寝室の天幕で半ば眠りながら一日の無駄を悔いていた。
とっととこんな戦地から兵と共に本国へ帰還し、国内の混乱を収めるのが王の務めなのである。
しかし情勢が許さない。だが取りあえず、この鉄花草の領域解呪が全て終わったら一時帰国は認められるだろう。
「明日はもう少し包囲を狭めて魔族共を狩るか……」
そう眠りに付こうとしたとき――辺りが騒がしい……これは足音か? ドタドタバタバタとあちこちを走り回る音。何か叫び声の様な声も聞こえる。また兵達が喧嘩でもしているのであろうか。
「全く、ここは余の天幕であるぞ。おい、騒いでいる奴等を黙らせろ!」
ベッドから起き上がり見張りに注意を促す。だが返事がない……なんだ?
不穏な空気が辺りを包んでいる。慌てて剣を掴み飛び上がる――が、いつの間にか正面には見たこともない、メイド服を着た死霊が浮かんでいた。
「うわああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
深夜に溝を下った不死者の軍団は、そのままバラント王国が駐屯する地域へ雪崩れ込んだ。
鎧を着ず、素足で動く彼らはその数程には音を立てず、駐屯地のテントを襲い新鮮な肉を貪り喰っている。
中には抵抗する兵士もいたが、多勢に無勢。すぐに不死者の群れに消えていった。
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