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第三章 代表戦前練習
3-2 チーム再結成
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彼女が部屋から去ったあと、マリアが部屋に来た。
「凄い声がしてたけど、何があったの?」
「いや、大したことはありませんよ。」
「女の子三人居たけど、痴話喧嘩はダメよ。」
「大丈夫です。それはありません。」
彼女らが王女たちって聞いたら、驚くだろうな。
そんな事を話していると、王国騎士団の人が訪ねてきた。
「君がエリックか?」
「はい、そうですが。」
「見事、仮合格だ。夕方までに王国騎士団の宿舎まで来るように。」
「ありがとうございます。」
王国騎士団の人は帰って行った。
「エリックさんおめでとう。でも、仮って何?聞いたことないんだけど。」
「まあ、不合格ではないということでしょう。なんにしても良かった。」
先程から片付けを進めていたので、直ぐに荷物まとめは終わった。時間がまだあったので、田舎の村の両親に手紙を書いた。一応【仮】は伏せて、合格と書いた。
マリーとマリアに別れを告げ、荷物を持って王国騎士団の宿舎に向かった。到着すると、合格者が集まる集合場所にに通された。すでに何人かいた。二日目の帰りの馬車に乗っていた人たちだ。やっぱり、最後まで残ることは重要なんだな。
椅子に座ってしばらくすると、王国騎士団人事課の人が現れた。
「おめでとう。君たちは合格だ。これからは私たちは仲間だ。国を守るために充分に訓練し、王国騎士団員になってくれ。それでは、君たちがこれから生活する部屋に向かうぞ。」
僕たちは立ち上がって、移動しようとした。何か忘れているような。。。
「ちょっと待って!私たちを忘れていますわ!」
声がする方をみんな振り向いた。そこには息を切らした女子三人がいた。
「私たちも、王国騎士団の訓練生よ!!」
お騒がせ女子は、ここでも遅刻でお騒がせだ。
「ごほん、王女さ・・・君たち、遅刻はいかんぞ。時間はきちんと守るように。」
「はい、ごめんなさい。次は気を付けますわ!」
「よろしい。では部屋に案内する。」
僕は移動しながら、シャーロットに話しかけた。
「何で遅れたの?」
「荷物整理に時間がかかったの。多すぎるって、メイドに凄く減らされたわ!」
なんとなく想像がつく。
「何で、王宮から通わないの?」
「そんなのいやよ。お父様の顔なんて見たくないもの。」
可愛そうな国王。
「それは冗談として、少しほんとだけど、やっぱり、同じ王国騎士団なのに自分達だけ違うところから通うのは変ですしね。」
「私たちは仲間です。だから、寝食は一緒にしないとね。」
「みんな仲間です。」
その辺はちゃんとしてるな。少しだけ感心した。
「それと、またエリックの近くに居たいし。。」
「ん、何か言った?」
「何でも無いわよ。さっさと行きなさい!」
なぜか命令された。
宿舎に着いた。男子は一階、女子は二階となっている。訓練生用の宿舎であり、正式に王国騎士団員になれば、別の建家に移動するか、結婚していれば家から通うそうだ。三年間訓練し、最終試験で合格すれば、晴れて王国騎士団になれる。それまでは、基本ずっと同じ部屋らしい。
それぞれ部屋に通された。ひとりひと部屋だ。中に入るとずいぶんと綺麗だ。訓練生の部屋にしては綺麗すぎないか?
「今年の訓練生は運がいいな。昨日、リフォームが急遽入って、とても綺麗だぞ。」
後から聞いたのだが、元々は綺麗じゃなかったらしい。これって、シャーロットたちが来るからだったのでは?公私混同じゃないか。
また、僕の部屋は角部屋だったのだが、明らかにひとり部屋にしては広い。
聞くと、
「昨日部屋割りが届いて、君はこの部屋ご指名だったようだ。普段は適当に俺たちが割り振るのだが。」
と言われた。
なんだか、あやしい権力が働いたようだ。
こうして部屋が決まり、荷物を置いてまた別の集合場所に向かう。今度はお騒がせ女子たちは間に合ったようだ。
「えー、今日から君たちは訓練生になったのだが、集団で生活するにあたり、色々と決まりがあるので、説明する。まず・・・」
長々と説明が続いた。
シャーロットは、つまらなそうに髪をいじっている。
クリスティーナは座りながら半分寝ていた。胸元が少しはだけて、整った胸の谷間がうっすら見える。隣の合格者の男が横目でチラ見していた。
カレンはメモを取りながら一生懸命に聞いている。
「先程の話は、全てこの冊子に記載されている。各部屋に置いてあるので、分からなくなったら読むこと。もちろん、上級生に聞いてもよいぞ。しかし、こんな冊子、去年まで無かったのだが、君たちは運が良いな。」
また公私混同か。って言うか、冊子があるなら長話は不要じゃん!一生懸命メモを取っていたカレンは唖然としている。カレンに謝れ!
「では最後。二週間後に、マルチス王国騎士団・訓練生交流戦が行われる。これは、他の国の訓練生との交流戦が毎年行われるが、その代表を決める大会でもある。まあ、基本は一番経験が長い三年生が出るのだが、出たいものはいないか?っているわけないとは思うが。」
「はいはーい、私出ますわ。」
シャーロットからは手を挙げて叫んだ。
「王女さ。。。君本気か?一年生で選抜は無謀かと。」
「出ます。私は約束したのです。選抜大会で優勝することを。」
「そうです。私たちは出なければならないのです。」
クリスティーナも立ち上がった。起きてたのか。足もはだけてるぞ!
「私たちは優勝します。」
カレンも気合いが入っている。
「メンバーは、私たち三人とエリックです!」
やっぱり指名された。何だかとても恥ずかしい。
「そうか・・・分かった。手続きを進める。頑張って下さい。」
そう言って、人事課の人は出ていった。
「これで、最強メンバー再結成が決まりましたわ。感謝しなさい!」
「また一緒に頑張りましょう!」
「ハチベエにまた会えますわね。」
トンデモチームの再結成だ。
「凄い声がしてたけど、何があったの?」
「いや、大したことはありませんよ。」
「女の子三人居たけど、痴話喧嘩はダメよ。」
「大丈夫です。それはありません。」
彼女らが王女たちって聞いたら、驚くだろうな。
そんな事を話していると、王国騎士団の人が訪ねてきた。
「君がエリックか?」
「はい、そうですが。」
「見事、仮合格だ。夕方までに王国騎士団の宿舎まで来るように。」
「ありがとうございます。」
王国騎士団の人は帰って行った。
「エリックさんおめでとう。でも、仮って何?聞いたことないんだけど。」
「まあ、不合格ではないということでしょう。なんにしても良かった。」
先程から片付けを進めていたので、直ぐに荷物まとめは終わった。時間がまだあったので、田舎の村の両親に手紙を書いた。一応【仮】は伏せて、合格と書いた。
マリーとマリアに別れを告げ、荷物を持って王国騎士団の宿舎に向かった。到着すると、合格者が集まる集合場所にに通された。すでに何人かいた。二日目の帰りの馬車に乗っていた人たちだ。やっぱり、最後まで残ることは重要なんだな。
椅子に座ってしばらくすると、王国騎士団人事課の人が現れた。
「おめでとう。君たちは合格だ。これからは私たちは仲間だ。国を守るために充分に訓練し、王国騎士団員になってくれ。それでは、君たちがこれから生活する部屋に向かうぞ。」
僕たちは立ち上がって、移動しようとした。何か忘れているような。。。
「ちょっと待って!私たちを忘れていますわ!」
声がする方をみんな振り向いた。そこには息を切らした女子三人がいた。
「私たちも、王国騎士団の訓練生よ!!」
お騒がせ女子は、ここでも遅刻でお騒がせだ。
「ごほん、王女さ・・・君たち、遅刻はいかんぞ。時間はきちんと守るように。」
「はい、ごめんなさい。次は気を付けますわ!」
「よろしい。では部屋に案内する。」
僕は移動しながら、シャーロットに話しかけた。
「何で遅れたの?」
「荷物整理に時間がかかったの。多すぎるって、メイドに凄く減らされたわ!」
なんとなく想像がつく。
「何で、王宮から通わないの?」
「そんなのいやよ。お父様の顔なんて見たくないもの。」
可愛そうな国王。
「それは冗談として、少しほんとだけど、やっぱり、同じ王国騎士団なのに自分達だけ違うところから通うのは変ですしね。」
「私たちは仲間です。だから、寝食は一緒にしないとね。」
「みんな仲間です。」
その辺はちゃんとしてるな。少しだけ感心した。
「それと、またエリックの近くに居たいし。。」
「ん、何か言った?」
「何でも無いわよ。さっさと行きなさい!」
なぜか命令された。
宿舎に着いた。男子は一階、女子は二階となっている。訓練生用の宿舎であり、正式に王国騎士団員になれば、別の建家に移動するか、結婚していれば家から通うそうだ。三年間訓練し、最終試験で合格すれば、晴れて王国騎士団になれる。それまでは、基本ずっと同じ部屋らしい。
それぞれ部屋に通された。ひとりひと部屋だ。中に入るとずいぶんと綺麗だ。訓練生の部屋にしては綺麗すぎないか?
「今年の訓練生は運がいいな。昨日、リフォームが急遽入って、とても綺麗だぞ。」
後から聞いたのだが、元々は綺麗じゃなかったらしい。これって、シャーロットたちが来るからだったのでは?公私混同じゃないか。
また、僕の部屋は角部屋だったのだが、明らかにひとり部屋にしては広い。
聞くと、
「昨日部屋割りが届いて、君はこの部屋ご指名だったようだ。普段は適当に俺たちが割り振るのだが。」
と言われた。
なんだか、あやしい権力が働いたようだ。
こうして部屋が決まり、荷物を置いてまた別の集合場所に向かう。今度はお騒がせ女子たちは間に合ったようだ。
「えー、今日から君たちは訓練生になったのだが、集団で生活するにあたり、色々と決まりがあるので、説明する。まず・・・」
長々と説明が続いた。
シャーロットは、つまらなそうに髪をいじっている。
クリスティーナは座りながら半分寝ていた。胸元が少しはだけて、整った胸の谷間がうっすら見える。隣の合格者の男が横目でチラ見していた。
カレンはメモを取りながら一生懸命に聞いている。
「先程の話は、全てこの冊子に記載されている。各部屋に置いてあるので、分からなくなったら読むこと。もちろん、上級生に聞いてもよいぞ。しかし、こんな冊子、去年まで無かったのだが、君たちは運が良いな。」
また公私混同か。って言うか、冊子があるなら長話は不要じゃん!一生懸命メモを取っていたカレンは唖然としている。カレンに謝れ!
「では最後。二週間後に、マルチス王国騎士団・訓練生交流戦が行われる。これは、他の国の訓練生との交流戦が毎年行われるが、その代表を決める大会でもある。まあ、基本は一番経験が長い三年生が出るのだが、出たいものはいないか?っているわけないとは思うが。」
「はいはーい、私出ますわ。」
シャーロットからは手を挙げて叫んだ。
「王女さ。。。君本気か?一年生で選抜は無謀かと。」
「出ます。私は約束したのです。選抜大会で優勝することを。」
「そうです。私たちは出なければならないのです。」
クリスティーナも立ち上がった。起きてたのか。足もはだけてるぞ!
「私たちは優勝します。」
カレンも気合いが入っている。
「メンバーは、私たち三人とエリックです!」
やっぱり指名された。何だかとても恥ずかしい。
「そうか・・・分かった。手続きを進める。頑張って下さい。」
そう言って、人事課の人は出ていった。
「これで、最強メンバー再結成が決まりましたわ。感謝しなさい!」
「また一緒に頑張りましょう!」
「ハチベエにまた会えますわね。」
トンデモチームの再結成だ。
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