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165 凄いって英語で言ってくだちい
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2024/10/19(土) PM4:23記
昨日の朝食時。
朝食と言っても家族で団欒し,食後にお茶でも如何?という優雅なものではない。
白米に納豆と生卵をかけて醤油を垂らし,混ぜただけのものを胃へ掻き込む。
食事というより作業に近い。
傍でふりかけご飯と温め直した味噌汁を貪る娘を見ながら。
食後のティータイムはないが,デザートはある。
マイスイートが半端に残したふりかけご飯と味噌汁という和スイーツが。
そんなファビュラスな食卓を囲んでいる後ろでは,妻が慌ただしく労働へ向かう準備をしている。
急いでいても,アレクサに気温と天気を聞くことは忘れない。
これが正社員か。流石である。
家主 兼 主たる生計者 兼 財務大臣 兼 母親 兼 黒猫アドバイザーは伊達じゃない。
インセンティブがないのに,いつの間にか兼務役職ばかり増やしている悪しき企業体質は改善の余地があるが,肩書きというのは説得力がある。
事実,端役の私にはアレクサは反応しない。
しかし,権力者には従順。
「今日の最高気温は〇〇,天気は〇〇で……」
必要情報のみ耳に入れた働きウーマンは食い気味に洗面台へ。
アレクサの前にいるのは私と娘のみ。
権力者が去り,眼前にいるのは無知な2人だけだと察知したのだろうか。
「凄いという英語をご存知ですか?翻訳をお願いしてみてください。」
天気以外の余計な情報提供まで提案してきたのである。
口調は至って丁寧だが,
おやおや。
こんな簡単な英語もご存知ないのでしょうか?
高専人と言うのは本当にバカが多いですね。
正解をご覧に入れて差し上げましょう。
と見下されている気分。
随分とナメてくれるじゃないか。
アレクサさんよぉ。
学生時代,TOEICのIPテストでギリギリ400点を上回った俺様の英語力を見くびりやがって。
高専人は効率厨種族だっ‼︎‼︎
なめるなよーっ‼︎‼︎
多分,excellentとかwonderfulとかそんなだろ?
口には出さなかったが,心の中でアレクサの野郎をバカにし返して,その時は無視して差し上げた。
時刻は午前8時。
妻と娘を見送りリビングで1人。
アレクサが内臓されている黒い球体を見つめる。
アレクサもこちらを見つめている。
早く調べてくだちい。
その丸っこいフォルムは宇宙の帝王ではなく,呼吸器が装着された裸一貫の男だったか。
……何か転送されそう。
〇〇星人と闘わされそう。
仕方ねぇ。
聞いてやるか。
「アレクサ,凄いって英語で何?」
黒い球体の画面の縁取りが青く光る。
珍しく私の声にも反応したらしい。
さっさとexcellentとかwonderfulとか表示しやがれ。
「凄いを英語で言うと "That's amazing" です。」
まさにアメージング!
意表をつかれたと共に自身の戦闘力の低さに落胆。
ごめんよGANTZ…じゃなくてアレクサ…
お前がナンバー1だ‼︎
以上,アレクサに英語圏の国へ転送されませんように。
昨日の朝食時。
朝食と言っても家族で団欒し,食後にお茶でも如何?という優雅なものではない。
白米に納豆と生卵をかけて醤油を垂らし,混ぜただけのものを胃へ掻き込む。
食事というより作業に近い。
傍でふりかけご飯と温め直した味噌汁を貪る娘を見ながら。
食後のティータイムはないが,デザートはある。
マイスイートが半端に残したふりかけご飯と味噌汁という和スイーツが。
そんなファビュラスな食卓を囲んでいる後ろでは,妻が慌ただしく労働へ向かう準備をしている。
急いでいても,アレクサに気温と天気を聞くことは忘れない。
これが正社員か。流石である。
家主 兼 主たる生計者 兼 財務大臣 兼 母親 兼 黒猫アドバイザーは伊達じゃない。
インセンティブがないのに,いつの間にか兼務役職ばかり増やしている悪しき企業体質は改善の余地があるが,肩書きというのは説得力がある。
事実,端役の私にはアレクサは反応しない。
しかし,権力者には従順。
「今日の最高気温は〇〇,天気は〇〇で……」
必要情報のみ耳に入れた働きウーマンは食い気味に洗面台へ。
アレクサの前にいるのは私と娘のみ。
権力者が去り,眼前にいるのは無知な2人だけだと察知したのだろうか。
「凄いという英語をご存知ですか?翻訳をお願いしてみてください。」
天気以外の余計な情報提供まで提案してきたのである。
口調は至って丁寧だが,
おやおや。
こんな簡単な英語もご存知ないのでしょうか?
高専人と言うのは本当にバカが多いですね。
正解をご覧に入れて差し上げましょう。
と見下されている気分。
随分とナメてくれるじゃないか。
アレクサさんよぉ。
学生時代,TOEICのIPテストでギリギリ400点を上回った俺様の英語力を見くびりやがって。
高専人は効率厨種族だっ‼︎‼︎
なめるなよーっ‼︎‼︎
多分,excellentとかwonderfulとかそんなだろ?
口には出さなかったが,心の中でアレクサの野郎をバカにし返して,その時は無視して差し上げた。
時刻は午前8時。
妻と娘を見送りリビングで1人。
アレクサが内臓されている黒い球体を見つめる。
アレクサもこちらを見つめている。
早く調べてくだちい。
その丸っこいフォルムは宇宙の帝王ではなく,呼吸器が装着された裸一貫の男だったか。
……何か転送されそう。
〇〇星人と闘わされそう。
仕方ねぇ。
聞いてやるか。
「アレクサ,凄いって英語で何?」
黒い球体の画面の縁取りが青く光る。
珍しく私の声にも反応したらしい。
さっさとexcellentとかwonderfulとか表示しやがれ。
「凄いを英語で言うと "That's amazing" です。」
まさにアメージング!
意表をつかれたと共に自身の戦闘力の低さに落胆。
ごめんよGANTZ…じゃなくてアレクサ…
お前がナンバー1だ‼︎
以上,アレクサに英語圏の国へ転送されませんように。
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