51 / 94
第1章:VS悪堕者(シニステッド)
案件51.カネリファイヤVSアダウチオニ
しおりを挟む
黒皇がリベルバーに攻めあぐねていた頃、カネリファイヤはアダウチオニ相手に苦戦を強いられていた。
『バーニングストレート!!』
カネリファイヤの灼熱の右ストレートが、アダウチオニのボディにヒットするが、怯むどころかボディブローをやり返されてしまい、10数m後方へ吹き飛ばされてしまった。
「クソぉ・・・!」
『怨衣』という技でオーラを纏ったアダウチオニは、パワーとスピードに加え異能に対する抵抗力が強まり、カネリファイヤの必殺技が通じないのだ。
「もう終わりか?激熱女」
「カネリだ!激熱モードになればテメェなんか・・・!」
確かにカネリファイヤが『激熱モード』を使えれば、アダウチオニに勝てるかもしれない。
だがその強過ぎる力は制御がきかないため、一度でも使えばアダウチオニだけでなく、仲間や遭難者たちを巻き込み、この山一帯を焦土にしかねない。
何よりまだカネリ自身の判断で、力を解き放つことができないのだ。
「オラぁあああ!!」
カネリファイヤが真っ向から殴りかかるも、アダウチオニの左手で受け止められたまま身体を引っ張られ、右手に持った斧の重い一撃を食らってしまった。
「あぐぅ!!!」
傷はかなり深く、カネリファイヤのボディから大量の血が噴き出した。しかしアダウチオニは手を緩めず、再び斧を構えた。
『チャンプファイヤー!!!』
カネリファイヤは傷口を押さえ、口から火炎を放ちながら後退したが、憎しみのオーラを纏ったアダウチオニは炎を浴びながらも追ってきた。
「このヤロウぉおおおおお!!!」
カネリファイヤはさらに炎の勢いを強め、アダウチオニを近づけまいとした。
するとアダウチオニのオーラが次第にかき消え、アダウチオニは炎の熱さに耐えられず足を止めた。
「チッ、もう切れたか・・・」
カネリファイヤも炎の吐き過ぎで息が上がり、お互い一時休戦となった。
「ハアハア・・・よし、血が止まってきた!アイツのオーラも消えたし、反撃のチャンス―」
『怨衣!』
アダウチオニが再びオーラを纏ったことで、カネリファイヤの目論見は一瞬で打ち砕かれてしまった。
「テメェ!それゲキアツずりぃぞ!反則だ反則!!」
「戦いに反則もクソもあるか!」
アダウチオニはカネリファイヤの言いがかりを気にせず、素早く接近し斧を振り回すが、ジャンプで避けられてしまった。
「この前と同じように、恨みを込めて叩き割ってやる」
「恨み・・・!」
その言葉を聞いたカネリファイヤは、アダウチオニことコズドが復讐者であることを思い出した。
「コズド!復讐しても、テメェの大切なもんは戻って来ねえぞ!」
「次は説得か?異救者はどいつもこいつも、似たようなセリフを吐きやがる・・・!」
「大切なものは戻って来ない?だから何だ!?この恨みを抱えたまま、泣き寝入りしろと言いてぇのか!?」
「傷つけられ失った恨みを知らねえテメェらが、わかったような口をほざくんじゃねえ!!」
アダウチオニは斧にパワーを込めながら高く振り上げ、辺り一面を吹き飛ばす『憤怒爆破』の構えに入った。
「テメェこそ・・・傷つけられ失ったのが、自分だけだと思うなぁ!!」
カネリファイヤもまたバズレイダの戦いで傷つき、大切な恩師と仲間たちを失った辛い過去がある。
彼女にとって、アダウチオニが抱える怒りと悲しみは決して他人事ではなく、復讐のために悪事を働く彼を放ってはおけないのだ。
カネリファイヤは『憤怒爆破』を放つ前に生じる隙を狙い、アダウチオニに接近した。
『バーニングストレート!!』
激しく燃える右拳がアダウチオニのボディにめり込むも、『怨衣』に守られたアダウチオニにはビクともしなかった。
「何度やっても同じ―」
しかしアダウチオニは目を見開いた、なんとカネリファイヤの左拳も燃え上がり、今に殴りかかろうとしていたのだ。
「一発がダメなら、もう一発ブチ込んでやるぜ!!」
『ダブルバーニングストレートォ!!!』
灼熱の左ストレートがヒットした瞬間、『怨衣』がパワーに耐え切れず消し飛ぶと同時に、アダウチオニの身体が激しく炎上した。
「あづぅ!!!」
アダウチオニは全身を覆う炎を振り払おうと、激しく身体を動かした。
「どうだ!テメェはとっ捕まえて、根性をゲキアツ叩き直してやる!!」
「お前にしては中々黒だな」
22時26分、カネリファイヤの背後から、リベルバーを仕留めたばかりの黒皇がやって来た。
「ダリエは?」
「彼女は寝かしつけてやった、次はアダウチオニ貴様の番だ」
「上等だ・・・やれるもんならやってみやがれ・・・!」
ようやく火を消し止めたアダウチオニだが、体中が黒く焦げ相当のダメージを負った様子だ。
だがその時、3人の前に傷だらけのリチャウターが、ズザザっと投げ出された。
「ボンゴラ!?」
「ヒトリバコはどうした!?」
「ごめん・・・二人とも・・・あいつらに・・・!」
リチャウターが投げ出された方向から、数十人の悪堕者が姿を現した。
「ハコの中の人質はオレたちがいただいた!」
「コイツの命が惜しければ、一歩足りとも動くなよ黒火手団!」
「待て!コイツらはオレの獲物だ!手を出すな!!」
形勢が一気に逆転したアダウチオニだが、彼は自身の手で黒火手団への雪辱を晴らしたいようだ。
「堅いこと言うなアダウチオニ」
「せっかく遭難者をエサにして、異救者をおびき寄せる作戦に参加したんだ。ぼくたちにも手柄をよこせよ」
「やはり狙いは俺達だったか・・・!」
「このクソヤロウども!!」
(ロックさんを取り返すには・・・)
「死ねえ黒火手団!!!」
悪堕者の軍団が一斉に襲いかかってきた。黒火手団、絶体絶命のピンチ!!!
『サドンシールド!!』
と思いきや、黒火手団の前に無数の盾が突如現れ、悪堕者の攻撃を全て防いだ。
「ナニィ!?」
「盾!?」
「まさか・・・!」
「そう!そのまさかさ!」
そして上空から、盾を構え空色の鎧を纏った闇異が現れた。
「異救者きっての盾男、エスクディアンの登場だ!」
「ツドウさん!!」
「特級異救者の、エスクディアンだと!?」
エスクディアンこと盾守ツドウは、最高位の異救者の一人であり、黒火手団の頼れる上司でもあるのだ。
「連絡が遅いから心配で来たんだ、よく頑張ったね!」
「うろたえるな!特級と言えどこっちには人質が―」
悪堕者の一人が、ヒトリバコを握り潰す素振りを見せたその時、
「『ルール』、人質への攻撃を一切禁じる」
「!?」
それを聞いた悪堕者たちの動きが一瞬止まり、新手の闇異にヒトリバコを奪われてしまった。
「人質、確保しました!」
「聖明師!?ということは・・・!」
黒皇の予想は的中した。ムックスの上司矛貫オスタが率いる、聖明機関矛貫隊の一同が現れたのだ。
「全隊員、攻撃開始!!」
統率された精鋭たちの連携攻撃の前に、烏合の衆である悪堕者たちは為す術もなく制圧されてしまった。
そして5月5日22時57分、霧満山での戦いは終了した。
To be next case
『バーニングストレート!!』
カネリファイヤの灼熱の右ストレートが、アダウチオニのボディにヒットするが、怯むどころかボディブローをやり返されてしまい、10数m後方へ吹き飛ばされてしまった。
「クソぉ・・・!」
『怨衣』という技でオーラを纏ったアダウチオニは、パワーとスピードに加え異能に対する抵抗力が強まり、カネリファイヤの必殺技が通じないのだ。
「もう終わりか?激熱女」
「カネリだ!激熱モードになればテメェなんか・・・!」
確かにカネリファイヤが『激熱モード』を使えれば、アダウチオニに勝てるかもしれない。
だがその強過ぎる力は制御がきかないため、一度でも使えばアダウチオニだけでなく、仲間や遭難者たちを巻き込み、この山一帯を焦土にしかねない。
何よりまだカネリ自身の判断で、力を解き放つことができないのだ。
「オラぁあああ!!」
カネリファイヤが真っ向から殴りかかるも、アダウチオニの左手で受け止められたまま身体を引っ張られ、右手に持った斧の重い一撃を食らってしまった。
「あぐぅ!!!」
傷はかなり深く、カネリファイヤのボディから大量の血が噴き出した。しかしアダウチオニは手を緩めず、再び斧を構えた。
『チャンプファイヤー!!!』
カネリファイヤは傷口を押さえ、口から火炎を放ちながら後退したが、憎しみのオーラを纏ったアダウチオニは炎を浴びながらも追ってきた。
「このヤロウぉおおおおお!!!」
カネリファイヤはさらに炎の勢いを強め、アダウチオニを近づけまいとした。
するとアダウチオニのオーラが次第にかき消え、アダウチオニは炎の熱さに耐えられず足を止めた。
「チッ、もう切れたか・・・」
カネリファイヤも炎の吐き過ぎで息が上がり、お互い一時休戦となった。
「ハアハア・・・よし、血が止まってきた!アイツのオーラも消えたし、反撃のチャンス―」
『怨衣!』
アダウチオニが再びオーラを纏ったことで、カネリファイヤの目論見は一瞬で打ち砕かれてしまった。
「テメェ!それゲキアツずりぃぞ!反則だ反則!!」
「戦いに反則もクソもあるか!」
アダウチオニはカネリファイヤの言いがかりを気にせず、素早く接近し斧を振り回すが、ジャンプで避けられてしまった。
「この前と同じように、恨みを込めて叩き割ってやる」
「恨み・・・!」
その言葉を聞いたカネリファイヤは、アダウチオニことコズドが復讐者であることを思い出した。
「コズド!復讐しても、テメェの大切なもんは戻って来ねえぞ!」
「次は説得か?異救者はどいつもこいつも、似たようなセリフを吐きやがる・・・!」
「大切なものは戻って来ない?だから何だ!?この恨みを抱えたまま、泣き寝入りしろと言いてぇのか!?」
「傷つけられ失った恨みを知らねえテメェらが、わかったような口をほざくんじゃねえ!!」
アダウチオニは斧にパワーを込めながら高く振り上げ、辺り一面を吹き飛ばす『憤怒爆破』の構えに入った。
「テメェこそ・・・傷つけられ失ったのが、自分だけだと思うなぁ!!」
カネリファイヤもまたバズレイダの戦いで傷つき、大切な恩師と仲間たちを失った辛い過去がある。
彼女にとって、アダウチオニが抱える怒りと悲しみは決して他人事ではなく、復讐のために悪事を働く彼を放ってはおけないのだ。
カネリファイヤは『憤怒爆破』を放つ前に生じる隙を狙い、アダウチオニに接近した。
『バーニングストレート!!』
激しく燃える右拳がアダウチオニのボディにめり込むも、『怨衣』に守られたアダウチオニにはビクともしなかった。
「何度やっても同じ―」
しかしアダウチオニは目を見開いた、なんとカネリファイヤの左拳も燃え上がり、今に殴りかかろうとしていたのだ。
「一発がダメなら、もう一発ブチ込んでやるぜ!!」
『ダブルバーニングストレートォ!!!』
灼熱の左ストレートがヒットした瞬間、『怨衣』がパワーに耐え切れず消し飛ぶと同時に、アダウチオニの身体が激しく炎上した。
「あづぅ!!!」
アダウチオニは全身を覆う炎を振り払おうと、激しく身体を動かした。
「どうだ!テメェはとっ捕まえて、根性をゲキアツ叩き直してやる!!」
「お前にしては中々黒だな」
22時26分、カネリファイヤの背後から、リベルバーを仕留めたばかりの黒皇がやって来た。
「ダリエは?」
「彼女は寝かしつけてやった、次はアダウチオニ貴様の番だ」
「上等だ・・・やれるもんならやってみやがれ・・・!」
ようやく火を消し止めたアダウチオニだが、体中が黒く焦げ相当のダメージを負った様子だ。
だがその時、3人の前に傷だらけのリチャウターが、ズザザっと投げ出された。
「ボンゴラ!?」
「ヒトリバコはどうした!?」
「ごめん・・・二人とも・・・あいつらに・・・!」
リチャウターが投げ出された方向から、数十人の悪堕者が姿を現した。
「ハコの中の人質はオレたちがいただいた!」
「コイツの命が惜しければ、一歩足りとも動くなよ黒火手団!」
「待て!コイツらはオレの獲物だ!手を出すな!!」
形勢が一気に逆転したアダウチオニだが、彼は自身の手で黒火手団への雪辱を晴らしたいようだ。
「堅いこと言うなアダウチオニ」
「せっかく遭難者をエサにして、異救者をおびき寄せる作戦に参加したんだ。ぼくたちにも手柄をよこせよ」
「やはり狙いは俺達だったか・・・!」
「このクソヤロウども!!」
(ロックさんを取り返すには・・・)
「死ねえ黒火手団!!!」
悪堕者の軍団が一斉に襲いかかってきた。黒火手団、絶体絶命のピンチ!!!
『サドンシールド!!』
と思いきや、黒火手団の前に無数の盾が突如現れ、悪堕者の攻撃を全て防いだ。
「ナニィ!?」
「盾!?」
「まさか・・・!」
「そう!そのまさかさ!」
そして上空から、盾を構え空色の鎧を纏った闇異が現れた。
「異救者きっての盾男、エスクディアンの登場だ!」
「ツドウさん!!」
「特級異救者の、エスクディアンだと!?」
エスクディアンこと盾守ツドウは、最高位の異救者の一人であり、黒火手団の頼れる上司でもあるのだ。
「連絡が遅いから心配で来たんだ、よく頑張ったね!」
「うろたえるな!特級と言えどこっちには人質が―」
悪堕者の一人が、ヒトリバコを握り潰す素振りを見せたその時、
「『ルール』、人質への攻撃を一切禁じる」
「!?」
それを聞いた悪堕者たちの動きが一瞬止まり、新手の闇異にヒトリバコを奪われてしまった。
「人質、確保しました!」
「聖明師!?ということは・・・!」
黒皇の予想は的中した。ムックスの上司矛貫オスタが率いる、聖明機関矛貫隊の一同が現れたのだ。
「全隊員、攻撃開始!!」
統率された精鋭たちの連携攻撃の前に、烏合の衆である悪堕者たちは為す術もなく制圧されてしまった。
そして5月5日22時57分、霧満山での戦いは終了した。
To be next case
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
無能烙印押された貧乏準男爵家三男は、『握手スキル』で成り上がる!~外れスキル?握手スキルこそ、最強のスキルなんです!
飼猫タマ
ファンタジー
貧乏準男爵家の三男トト・カスタネット(妾の子)は、13歳の誕生日に貴族では有り得ない『握手』スキルという、握手すると人の名前が解るだけの、全く使えないスキルを女神様から授かる。
貴族は、攻撃的なスキルを授かるものという頭が固い厳格な父親からは、それ以来、実の息子とは扱われず、自分の本当の母親ではない本妻からは、嫌がらせの井戸掘りばかりさせられる毎日。
だが、しかし、『握手』スキルには、有り得ない秘密があったのだ。
なんと、ただ、人と握手するだけで、付随スキルが無限にゲットできちゃう。
その付随スキルにより、今までトト・カスタネットの事を、無能と見下してた奴らを無意識下にザマーしまくる痛快物語。
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。
木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。
しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。
そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。
【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】
最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~
ある中管理職
ファンタジー
勤続10年目10度目のレベルアップ。
人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。
すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。
なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。
チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。
探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。
万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる