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6.新最司官編
27安楽椅子の跡地にて 後編
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住宅街から離れ、犬の散歩かランニングのコースにしか使われていなさそうな川沿いに来ていた雷奈は、慌てて双子の姉妹を呼んだ。
「つかさ、まつり! ちょっと見て!」
茂みの裏などをのぞいていた二人が戻ってくると、雷奈は遠方を指さした。
建物もないまっすぐな道。何にも阻まれず遠くまで見通せる土手だったからこそ、黒い影をたやすく発見できたのだ。
「あれ……まさか、ダークっちゃか!?」
「本当……そのようね。希兵隊を呼んだほうがいいかしら」
「お姉ちゃん、あのダーク、何か変だよ……?」
スマホを取り出そうとする姉の袖を引き、まつりは彼方に小さく見える忌避の対象をおずおずと指さす。
「ほら、あれ触手かな。黒いのが飛び出してて、その先っぽに何か見える……」
つかさは手でひさしを作り、目を凝らした。確かに、ぱっと見では気づかなかったが、何かをつかんでいるようにも見える。赤と、淡い色の何か……後者が風になびいて……。
菖蒲色の瞳が見開かれるのと、雷奈が叫ぶのが同時だった。
「霞冴!?」
「――っ!」
つかさが予備動作もなく駆け出した。クロとは比べ物にならない凶暴な敵の方へ、一人で突っ込んでいく。
「ま、待って!」
雷奈もすかさず走り出す。まだ距離が広がっていなかったことが幸いして、つかさの腕をつかむことができた。
「落ち着いて! まず希兵隊を呼ばんと! つかさまでやられちゃう!」
「そんなの待ってられないわよ! まつり、連絡は任せたわ! 霞冴の救出だけでも、私がすぐに!」
つかさは強引に雷奈の手を振りほどくと、再びダークめがけて猛進していく。雷奈はまつりを置いてその後を追った。距離が縮まればはっきりとわかる、ダークとそれに捕らえられた霞冴の姿。ダークの目は不気味に発光しており、触手の中で不吉に赤く照らされた霞冴はぐったりとしている。
こうなったら、つかさに助太刀するほかない。まずは電撃で不意打ちを、と刀印を構えた直後、先行していたつかさが鋭く地面を蹴り、一息でダークに肉薄した。
「刈れ、鎌鼬!」
素早い言霊に従い、つかさの手元から風の刃が飛び出す。不規則な軌道で進んでいったそれらは、ダークの足元――足がないので根元というべきか――に命中した。身を削られ、黒い破片を飛び散らせたダークは、ゆっくりとつかさの方を振り向く。その目が危険な光を発した瞬間、つかさは大きく垂直に跳躍した。一秒遅れて、まばゆい砲弾が地面をえぐる。衝撃波が後続の雷奈を襲い、彼女は思わずたたらを踏んだ。
その間もつかさは止まらない。高度がダークの眉間あたりに到達したところで、その耳をわしづかみ、体をひねって頭上に乗っかる。死角を取った彼女は再び鎌鼬を飛ばして、霞冴を締め上げている触手を断ち切った。切り離された触手の先端が、黒い霧と化して崩れ去っていく。解き放たれたアリスブルーの少女は、すでに意識を失っているようで、受け身も取れずに川に向かって落ちていった。その脱力した体に手を伸ばし、ダークの頭からジャンプしようとした刹那、足場である頭部が振られ、つかさはバランスを崩した。
「つかさ!」
背中から落下するつかさに向けて、ダークはまたも目を赤色に光らせた。歯噛みするつかさの視線が、雷奈の方に向き、そのさらに後方に向けられ――。
「う……ああぁぁッ!」
咆哮めいた雄たけびとともに、周囲に突風が吹き荒れた。霞冴の落下スピードを和らげるように上昇気流を、自分をそちらへ飛ばすために横薙ぎの強風を、そして土手の上のダークと川に落ちようとしている自分たちとの間に壁を作るように乱気流を、全部同時に巻き起こす。
あまりの強烈な風術に呆然と立ちすくむ雷奈。離れていても、人工的な風の流れが激しく頬を打つ。
やがて、水音とともに風圧が緩み、そこでようやく、雷奈は我に返った。今度こそ奇襲を仕掛けようとした途端、
「メルは束縛、ヨスガは点火、残りは先んじてヤツの気を引け! 作戦通りだ、行けッ!」
聞きなれたアルト声が左後方で響いたかと思えば、四つの小さな影が雷奈の背後から飛び出していく。全員青い首輪をつけた猫だと気づいて、雷奈は思わず叫んでいた。
「二番隊……!」
二人の希兵隊員がダークの両側から術を放ち、その大きな目をつかさたちからそらせることに成功する。隙を狙ってメルが巨大な根を生やし、ダークを拘束。隊員たちが飛びのくと同時にヨスガが炎を噴射し、ダークを木の根の檻ごと火だるまへと変えさせた。人の姿がない場所だからこその、全員の連携を生かした大胆な猛攻だ。
「雷奈」
足音も立てずに隣に立った黒衣の少女に、雷奈はわずかに顔をほころばせる。
「ルシル……よかった、来てくれたとね」
「もちろんだ。そのために私は人間界に駐在している」
一人だけ双体姿の二番隊隊長、河道ルシル。希兵隊の戦闘要員・執行部の制服である袴と着物の黒色に、色白の顔が映える。瑠璃色の瞳は、ダークが炎にまかれて消滅するのを見届けると、ひと段落とばかりに軽く閉じられた。
「わたし、もう本部に連絡しちゃった……。一番隊の人が来てくれるって言ってたけど、無駄足にさせちゃうね。ごめんなさい」
歩み寄ってきたまつりに、ルシルは軽くかぶりを振った。
「構わないとも。それより、先に誰か戦っていたようだな」
「お姉ちゃんと、あと霞冴ちゃんが……」
「霞冴!?」
まつりの言葉を最後まで聞かず、ルシルは走り出した。霞冴が行方不明だということは、人間界にいたルシルにも伝わっているらしい。雷奈は、後ろから新たに足音が近づいてくるのを聞きながら、ルシルの後を追った。まつりは、氷架璃や芽華実にも連絡を取ってくれていたようだ。
ダークが消え去り、焦げ跡だけが残った地点に立つと、浅い川の半ばあたりに二人の姿を見つけた。下半身が濡れるのもいとわず座り込んだつかさは、ダウンした霞冴を横抱きに支えている。
「霞冴ッ!」
ルシルは斜面を滑るように降りていくと、袴の裾も上げずに水の中に入っていった。そして、つかさと協力して、ぐったりとした霞冴を運ぶ。
「おいおい、霞冴やられたのかよ!? あれ大丈夫か!?」
「かなり手ひどく傷つけられたみたいだね……」
雷奈の横に並んだ氷架璃が声をうろたえさせる。その肩で、猫の姿のアワが痛ましげに目を細めた。雷奈たちも坂を下り、霞冴を連れて川から上がってきたつかさとルシルに合流する。髪も服もぐっしょりと濡れそぼった霞冴は、つかさの腕の中で弱弱しく咳き込んでいた。
「ちょっとだけ水を飲んじゃったみたい。呼吸はちゃんとできてるけど……まだ朦朧としてるみたいね。まつり、回復をお願いできる? 私より上手でしょ」
「うんっ!」
「……それにしても、助かったわ、河道。あんたの姿が見えたから、私は防御に徹することができた」
「いえ、我々の使命です。あなたもよくご存じのはず。……お姉ちゃん、とはあなたのことだったのですね、風羽谷さん」
まつりが霞冴の横に膝をつき、手をかざしている間に交わされた会話を聞いて、雷奈たちは目をしばたたかせた。
「つかさとルシル……どういう関係と?」
「ああ、言ってなかったわね」
つかさは、濡れて服に張り付いたツインテールの先を払い、ほんの少しだけ胸を張った。
「私はね、元・希兵隊総司令部所属の最司官護衛官。当時は『政』と名乗っていたのよ」
「き、希兵隊!?」
「つかさ、昔は公務員だったってこと!?」
氷架璃と芽華実が率直に驚愕をあらわにした。アワとフーは知っていたらしく、それぞれのパートナーの肩口でうんうんとうなずく。つかさの快進撃を目の当たりにしていた雷奈だけは、さもありなんと手を打っていた。あの体の使い方の柔軟さと術の威力の豪快さは、最司官を守る者の実力として余りあるだろう。
「霞冴や河道の一年前に入隊したの。私、学院を一年飛び級して卒業してるから。割とすぐに退職したけどね。護衛官って言っても、私が護衛してたのは、霞冴じゃなくて、その前の最司官よ」
その時、名前を呼ばれたのに反応したのか、まつりの術が効いてきたのか、霞冴が薄くまぶたを開き、うつろな瞳をのぞかせた。
「つかさ……あれ、ルシルも……?」
「霞冴、心配したんだぞ! あまり一人でうろちょろしないでくれ!」
「ごめん……」
「大丈夫? 痛いところはない? ちょっと服めくるわよ。……ああ、赤くなっちゃってる……あざが残らないといいんだけど」
へそのあたりに水平方向についた圧迫痕を目にすると、つかさは顔をしかめ、いたわるようにセーラー服の上から腹部を撫でた。
「あんたね……雷奈から聞いたわよ。そりゃ、一人になりたかったでしょうけれど、もう少し立場をわきまえなさいよ。自分がどれだけの重鎮かわかってるの?」
「それは……」
「時尼!」
小声の返答をかき消すように、大きな呼び声がした。まつりの連絡を受けてやってきたのだろう、土手の上から走り寄ってきたコウは、つかさの姿を見て、「風羽谷さん……!?」と驚嘆を漏らした。
そんな彼に、つかさはいつも以上に目の端を吊り上げて怒鳴る。
「大和ッ! あんた、この子の護衛官でしょ!? 何やってんのよ!」
「やめて、つかさ……」
小さく袖を引かれ、かつて護衛官だった少女は言葉を飲み込んだ。
「私が、何も言わずにここへ来たの……。コウは悪くないから、責めないで……」
力のこもらない声でそう言われ、つかさはまだ何か言いたげにしながらも黙り込んだ。
総司令部の部下にだけ、しかも人間界に行くとだけ言って外出し、あまつさえ消息を絶った末にボロボロで見つかった霞冴に対して、今度こそ本気で叱り飛ばしてやろうと感情を燃え上がらせていたコウだったが、二人の言葉に毒気を抜かれた気分になって、深く息を吐いた。そして、横になっている最司官の元に歩み寄ると、そばに膝をついた。
「いや、風羽谷さんの言うとおりだ。お前を守るための護衛官なんだから、外出時は常にそばにいるべきだった。人間界に出るときも、ワープフープの近くなら、オレがいなくても大丈夫だろって言って送り出したこともあったし、怠慢だった。すまん」
「やだな……頭なんて下げないでよ、らしくない」
霞冴が小さく笑う。そこへ、遠慮がちに「あの……」とまつりが声を上げた。
「とりあえず、基礎的な体力はある程度回復したと思うから、あとは本部で休んだほうがいいと思う」
「オッケー、お疲れさま、まつり。ほら、今度こそ無事に連れて帰りなさいよね」
「了解っす」
「えー……運んでもらうならルシルがいいな。コウ、抱き方ザツだから」
「お前なぁ……」
「あとね、つかさ。帰る前に、これだけ言っておかなきゃ」
呆れ顔のコウから幼馴染の一人に視線を戻し、霞冴は言った。
「私が一人になりたかったのはね、神社での一件が理由じゃないの。……あのね」
この短時間で、現実を受け入れられたはずはなかった。
にもかかわらず、何にもほだされることなく、するりと言葉が出てきたのは、もう歯止めをかけるだけの体力も精神力も残っていなかったからだろう。
自虐的な笑みさえ浮かべながら、ゆっくりと言葉を紡いで、
「私……最高司令官、クビになっちゃった」
***
まっすぐに伸びる廊下を、隊長二人は並んで歩いていた。消毒液の香がわずかに漂ってくるここは、医務室がある十番隊の隊舎だ。まつりの術は応急処置に過ぎないため、医療専門の者にきちんと診てもらう必要があった。
本人ご所望のルシルの腕の中で丸くなっている猫姿の霞冴をちらりと見て、コウはささやくように問うた。
「寝てる……のか?」
「ああ。ゆっくり休ませてやったほうがいい。こいつは打たれ弱いから、相当こたえたのだろう」
「……それは、どっちの話だ?」
「どちらもだ」
医務室につくと、ちょうどラウラが出迎えたので、彼女に事の経緯と容態を伝え、霞冴を引き渡した。胸の前に抱いていた温度が消えたことに一抹の寂しさを感じながら、ルシルは周囲に誰もいないことを確認してから、前を向いたまま、話の続きを口にした。
「まさか突然、解任だなんて……しかも、霞冴から聞いた二機関の話、唐突すぎないか?」
「ああ、オレもなんか不自然だと思った。風羽谷さんが学院に殴り込もうとしたのも無理ないぜ。けど、だからといって、反論したところでのれんに腕押し感があるっていうか……。それに、後々のことも考えたら、時尼の判断は正しかったのかもな」
霞冴が最高司令官を降りるという決定については、まだほかの隊員たちには知らされていない。土手で居合わせた二番隊の部下たちにも、ルシルが口止めしておいた。
軽率そうな振る舞いや、戦闘組織のトップらしからぬ柔和な雰囲気は、隊員たちをも呆れさせたものだ。だが、この大所帯を、目的のための団結力だけではない、家族のような絆で結びつけたのも彼女。霞冴の解任――正確には更迭のようだが――の知らせを聞けば、悲しみこそすれ、喜ぶ者など皆無だろう。それほどまでに、誰からも慕われた主席だった。
そして、その日の夜、ルシルの予想は狂いなく命中した。回復した霞冴本人によって、本部には舎内放送、遠方に駐在している隊には通信を通して伝えられた事実は、隊員たちを動揺させ、悲嘆させ、希兵隊すべてに激震を走らせた。同時に、翌日やってくるという新しい最高司令官への不信感と不安を募らせた。
いつも、夜でさえ、まるで空気をぴしりと並べたように秩序立った静謐をまとう希兵隊本部が、今宵は、見えざる大きな手でかき乱されたような、混沌とした沈黙で満たされていた。
***
早朝から作業をしていた霞冴は、九時にはすっかり書類やその他諸々のものをまとめあげていた。幸い、普段から仕事を長期間に持ち越さないよう努めていたおかげで、引き継ぎはそう多くならなさそうだ。
平常は何名かの部下たちと過ごす彼女の仕事場、総司令部室。今は総司令部の者は、ほかに一人としておらず、この広い部屋には、莫逆の友たる同期の少女と二人きりだ。
霞冴は、最司官のビジネスチェアの簡易版のような回転いすに姿勢よく座る、執行着姿の親友に話しかけた。
「ありがとう、ルシル。忙しいのにごめんね」
ドアに碧眼を向けて微動だにせずにいたルシルは、一見キツそうに見えるその目を優しげにほころばせた。
「構わないよ、お前も一人で新しい最高司令官と対峙するのは心細いだろう。どんなひとが来るのか、知らされていないのだろう? というか、私でよかったのか? 必要ならコウを引っ張ってくるぞ?」
「ううん、いい。私は、ルシルがいいの」
「ふふ、私は嬉しいが、コウが拗ねてしまうな」
二人は静かに笑いあった。
もうすぐ、希兵隊本部に件の新入隊員がやってくる手はずになっている。部下の一人を正門に配置し、ここまで案内するように頼んであるので、それまで待っていればいい。学院長と局長がそろって太鼓判を押す人物。入隊早々から三大機関の一角を牛耳るに値するルーキーとは、一体。
「どんなひとなんだろ。怖くないといいなぁ」
「道場の師範のような人物を想像してしまうな。厳しくて強い男性、といったところか」
「え、ルシルの行ってた道場って、師範はそんなひとだったんだ。私が行ってたところは、女性だったんだよ」
「そうなのか。初耳だな。では、霞冴はどんなひとだと思う?」
「うーん……眼鏡をかけた謹厳実直なひと……とか? すっごく策士っぽい感じの」
「策士といえば先代もそうだっただろう。あんな感じはどうだ?」
「いや、あんなの滅多にいないって! いろんな意味で!」
ああだこうだと推測を繰り広げていた二人の耳に、明瞭なスタッカートのノックが飛び込んできた。そろって口を閉ざし、ドアのほうを凝視する。遊んでいられるのもここまでのようだ。
覚悟はしていたものの、やはり緊張はぬぐえない。大好きな親友の存在をしっかりと感じながら、霞冴は一度喉を鳴らし、「どうぞ」と返事をした。
失礼します、という第一声は、柔らかく高いものだった。ドアノブが動き、窓のない扉がゆっくりと開いていく。一瞬一瞬の映像が鮮明に脳に叩き込まれる。ドアの向こうから入ってきたまぶしい琥珀色、それが長い髪だと気づいて、ふわりとしたカーディガンとスカートのすそが、どの予想をも裏切るほど希兵隊らしくなくて、それらを翻すことなく歩みを進める所作がこの上なく上品で、そこまできてようやく視線が顔に向いて、きれいな線を描く輪郭と柔和な目元、そして前髪の生え際に既視感を抱いて、ほぼ同時に、その年上と思しき美少女が誰に似ているのかを悟って――。
「――――ッ!?」
心臓が止まったかのような衝撃。思わず立ち上がる、などということさえできなかった。目の当たりにした現実に、手も足も視線も拘束されて、息をすることさえ忘れさせられた。
「お初にお目にかかりますわ、時尼霞冴最高司令官」
ドアを閉めてから二歩進み出た彼女は、手を体の前で優雅に組み、流れるような仕草でお辞儀をする。普通の立礼のはずなのに、まるでスカートのすそをつかんでカーテシーでもして見せられたかのように錯覚するほど、気品にあふれていた。
その顔立ちと体型を見たルシルは、霞冴に似ている、と直感的に思った。彼女から見たら、確かにそうであっただろう。
だが、当の霞冴は違った。大きく見開かれた瞳に映ったその姿は、生前自分とよく似ていると言われていた最愛の人物を彷彿させるもので。奇しくも今日、記憶の底から浮かび上がって、かばい続けていた古傷に痛みをもたらした、唯一の存在と瓜二つの容貌を呈していて――。
「新しく希兵隊総司令部最高司令官に任命されました、私は……」
朗らかにほほ笑んだ彼女の唇が奏でる、そよ風のような優しい優しいソプラノが、
「――時尼みらいと申します」
開いて間もない傷跡を、やはり優しくえぐった。
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