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夏休みが始まります
26
「ふ・・・っ、はぁ・・・・・・んっ、きつ・・・いぃっ」
「ぐぅ・・・・・・己の煩悩との戦い・・・・・・これも修行か?修行なのか?」
何個か器具を使って筋トレをした後、腹筋をするために脚を固定してもらった。なぜか会長様は僕の脚を凝視しながらブツブツと呟いてるんだけど・・・・・・正直それどころじゃない!しんどいぞぉ・・・・・・!
「は・・・っ、はぁ・・・、かいちょ、さま、あと何回っ、ですかっ!」
「・・・・・・ん?あ、あぁ、すまない、あと1回で終わりにしよう」
あと1回!よかった~!もうお腹がぷるぷるして限界だったんだよぉ~!!
ぷるぷる震えながら最後の1回をこなし、はー・・・はー、と整えるように何度か息を吐いて交代します、と脚に触れると、ビクリと震えた会長様はバッと前屈みになったまま立ち上がった。な、なに?
「だっだだだだいじょうぶだ!!今は、その・・・・・・ト、トイレにだな、行こうと思って!そ、そう、そうだ、今日の筋トレは終了にしよう!あまり一気にするのは良くないしな!うん、とりあえず遥は風呂に行くように!汗をかいたままだと風邪をひいてしまうからな!パジャマは後から脱衣場に置きに行くから!」
キョロキョロと視線を彷徨わせながら早口で言い切って、トイレに駆け込んでいった会長様をポカンと見送る。
会長様、そんなにトイレ我慢してたんだ。腹筋のお手伝いさせちゃって申し訳なかったかなぁ。
そんなことを思いながら、とりあえず会長様に言われた通りにお風呂に入ることにした。
かなり汗だくだったからなぁー・・・・・・全身洗い流してスッキリサッパリ!
チャプチャプとお風呂を楽しんでいると、ガラリと脱衣所の扉を開ける音がした。会長様がパジャマ持ってきてくれたのかな?
お風呂場のドアに目を向けると、意外と近くに居たみたいで、磨りガラスにシルエットが見える。パジャマ、取りやすいところに置いてくれようとしてるのかな?とぼんやり見ていると、何故かドアを開けようとしては手を下ろす、を繰り返しているような気がする。
もしかして会長様もお風呂早く入りたいのかな?先に入らせてもらっちゃって申し訳なかったかな・・・・・・。うん、とりあえず声かけてみよう。
「会長様?パジャマ持ってきてくださったんですか?」
「うおっ!あ、あぁ、そうだ」
「やっぱり!ありがとうございます。えっと、もしあれだったらこのままお風呂入りますか?会長様も汗かいてそのままだと風邪ひいちゃうかもですし」
「はっ!?いいいいいっしょにって事か!?」
「へ?あ、はい、僕ももう少しお風呂に浸かりたいかなって。・・・・・・あ、でも会長様も1人でゆっくりしたいですよね。僕上がります」
「ま、待て!違う!嫌じゃない!嫌じゃ、ないんだ。本当に、いいのか・・・・・・?」
「会長様がいいなら僕はいいですけど・・・・・・。っていうかこの部屋の主人は会長様じゃないですか」
何故か心許ない声色で僕にお伺いを立てる会長様の、いつもとのギャップに少し笑いながらそう言うと、そ、そうか、と言った後ゴソゴソと物音が聞こえ、ドアが少しだけ開いた。
その隙間から中を覗き込んで一向に入ってこない会長様にキョトリと首を傾げる。
「会長様?入らないんですか?」
「は、はいる、はいるぞ!!」
そして何故か明後日の方向を見ながら会長様が入ってきた。・・・・・・ちゃんと前見てないと転んじゃうよ?
────────────
こんにちは、抹茶もちですm(__)m
いつも読んでいただきありがとうございます(〃ω〃)
登場人物が多いので、紹介ページが欲しいとのお声をいただいておりましたが、なかなか作れず申し訳ありませんでした・・・!
やっと、やっと!1ページ目に登場人物紹介を追加出来ました~!
一部イメージ絵を追加しておりますので、自分のイメージを壊したくない!と言う方は申し訳ありませんが自衛をお願い致しますm(__)m
「ぐぅ・・・・・・己の煩悩との戦い・・・・・・これも修行か?修行なのか?」
何個か器具を使って筋トレをした後、腹筋をするために脚を固定してもらった。なぜか会長様は僕の脚を凝視しながらブツブツと呟いてるんだけど・・・・・・正直それどころじゃない!しんどいぞぉ・・・・・・!
「は・・・っ、はぁ・・・、かいちょ、さま、あと何回っ、ですかっ!」
「・・・・・・ん?あ、あぁ、すまない、あと1回で終わりにしよう」
あと1回!よかった~!もうお腹がぷるぷるして限界だったんだよぉ~!!
ぷるぷる震えながら最後の1回をこなし、はー・・・はー、と整えるように何度か息を吐いて交代します、と脚に触れると、ビクリと震えた会長様はバッと前屈みになったまま立ち上がった。な、なに?
「だっだだだだいじょうぶだ!!今は、その・・・・・・ト、トイレにだな、行こうと思って!そ、そう、そうだ、今日の筋トレは終了にしよう!あまり一気にするのは良くないしな!うん、とりあえず遥は風呂に行くように!汗をかいたままだと風邪をひいてしまうからな!パジャマは後から脱衣場に置きに行くから!」
キョロキョロと視線を彷徨わせながら早口で言い切って、トイレに駆け込んでいった会長様をポカンと見送る。
会長様、そんなにトイレ我慢してたんだ。腹筋のお手伝いさせちゃって申し訳なかったかなぁ。
そんなことを思いながら、とりあえず会長様に言われた通りにお風呂に入ることにした。
かなり汗だくだったからなぁー・・・・・・全身洗い流してスッキリサッパリ!
チャプチャプとお風呂を楽しんでいると、ガラリと脱衣所の扉を開ける音がした。会長様がパジャマ持ってきてくれたのかな?
お風呂場のドアに目を向けると、意外と近くに居たみたいで、磨りガラスにシルエットが見える。パジャマ、取りやすいところに置いてくれようとしてるのかな?とぼんやり見ていると、何故かドアを開けようとしては手を下ろす、を繰り返しているような気がする。
もしかして会長様もお風呂早く入りたいのかな?先に入らせてもらっちゃって申し訳なかったかな・・・・・・。うん、とりあえず声かけてみよう。
「会長様?パジャマ持ってきてくださったんですか?」
「うおっ!あ、あぁ、そうだ」
「やっぱり!ありがとうございます。えっと、もしあれだったらこのままお風呂入りますか?会長様も汗かいてそのままだと風邪ひいちゃうかもですし」
「はっ!?いいいいいっしょにって事か!?」
「へ?あ、はい、僕ももう少しお風呂に浸かりたいかなって。・・・・・・あ、でも会長様も1人でゆっくりしたいですよね。僕上がります」
「ま、待て!違う!嫌じゃない!嫌じゃ、ないんだ。本当に、いいのか・・・・・・?」
「会長様がいいなら僕はいいですけど・・・・・・。っていうかこの部屋の主人は会長様じゃないですか」
何故か心許ない声色で僕にお伺いを立てる会長様の、いつもとのギャップに少し笑いながらそう言うと、そ、そうか、と言った後ゴソゴソと物音が聞こえ、ドアが少しだけ開いた。
その隙間から中を覗き込んで一向に入ってこない会長様にキョトリと首を傾げる。
「会長様?入らないんですか?」
「は、はいる、はいるぞ!!」
そして何故か明後日の方向を見ながら会長様が入ってきた。・・・・・・ちゃんと前見てないと転んじゃうよ?
────────────
こんにちは、抹茶もちですm(__)m
いつも読んでいただきありがとうございます(〃ω〃)
登場人物が多いので、紹介ページが欲しいとのお声をいただいておりましたが、なかなか作れず申し訳ありませんでした・・・!
やっと、やっと!1ページ目に登場人物紹介を追加出来ました~!
一部イメージ絵を追加しておりますので、自分のイメージを壊したくない!と言う方は申し訳ありませんが自衛をお願い致しますm(__)m
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