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既婚女性と独身男性との恋
潤い(3)
翌日、由美子さんは千秋さんの家に行った。
「昨夜は……ごめんなさい。私、すっかり取り乱してしまって……」
バツが悪そうにしている由美子さんに対し、千秋さんはあっけらかんとしていました。
「何も気にしなくていいのよ。それより、ご主人とはどれくらいセックスしてないの?」
「もう10年は……ないわ」
「えっ! 10年も!! 由美子さんダメよ、もっと愉しまなきゃ」
千秋さんはセックスレスの由美子さんを馬鹿にしたり、憐れむのではなく、極めて前向きな言葉を発してくれます。
「私は3年でがまんできなくなってね、この間の彼は2人目の彼氏よ」
と教えてくれました。
「でね、私はこのサイトに登録して、相手を探したの」
千秋さんはスマホを取り出し、ハッピー〇〇というサイトを開いて由美子さんに見せました。
「由美子さんだから教えるわね。これ、NANAっていうのが私」
目を向けると、NANAは都内在住の40代既婚女性で、身長や体重、スリーサイズなどが書かれていました。キーワードには「婚外恋愛」「年下希望」「平日昼間」とあります。
「これを掲載したら何人かの男性からメッセージが来てね。中には対象外っていうのもあるけど(笑)」
「彼はここで知り合ったの?」
由美子さんはつい先日見た、あの彼のことが気になりました。
「そうよ。彼は33歳で車の販売やってる営業マンでね。彼女はいるらしいけど、お互い忙しくて月に1回くらいしか会えないんだって。外回りの仕事だし、できれば平日昼間に会える主婦を探していたんだって」
「そうなんだ……実際、会ってみてどう?」
「全然普通の子だよ。若いからあっちは凄く強くて、一回会うと3回くらいはしちゃう(笑)」
由美子さんは明け透けに話をしてくれる千秋さんがとても活き活きして見えました。
「ね、由美子さん。いいんじゃない? 10年も我慢したんだから。ちょっとくらい愉しんでもバチは当たらないわ」
その後、このサイトの操作方法など詳しく教えてもらい、由美子さんは帰宅しました。
続
「昨夜は……ごめんなさい。私、すっかり取り乱してしまって……」
バツが悪そうにしている由美子さんに対し、千秋さんはあっけらかんとしていました。
「何も気にしなくていいのよ。それより、ご主人とはどれくらいセックスしてないの?」
「もう10年は……ないわ」
「えっ! 10年も!! 由美子さんダメよ、もっと愉しまなきゃ」
千秋さんはセックスレスの由美子さんを馬鹿にしたり、憐れむのではなく、極めて前向きな言葉を発してくれます。
「私は3年でがまんできなくなってね、この間の彼は2人目の彼氏よ」
と教えてくれました。
「でね、私はこのサイトに登録して、相手を探したの」
千秋さんはスマホを取り出し、ハッピー〇〇というサイトを開いて由美子さんに見せました。
「由美子さんだから教えるわね。これ、NANAっていうのが私」
目を向けると、NANAは都内在住の40代既婚女性で、身長や体重、スリーサイズなどが書かれていました。キーワードには「婚外恋愛」「年下希望」「平日昼間」とあります。
「これを掲載したら何人かの男性からメッセージが来てね。中には対象外っていうのもあるけど(笑)」
「彼はここで知り合ったの?」
由美子さんはつい先日見た、あの彼のことが気になりました。
「そうよ。彼は33歳で車の販売やってる営業マンでね。彼女はいるらしいけど、お互い忙しくて月に1回くらいしか会えないんだって。外回りの仕事だし、できれば平日昼間に会える主婦を探していたんだって」
「そうなんだ……実際、会ってみてどう?」
「全然普通の子だよ。若いからあっちは凄く強くて、一回会うと3回くらいはしちゃう(笑)」
由美子さんは明け透けに話をしてくれる千秋さんがとても活き活きして見えました。
「ね、由美子さん。いいんじゃない? 10年も我慢したんだから。ちょっとくらい愉しんでもバチは当たらないわ」
その後、このサイトの操作方法など詳しく教えてもらい、由美子さんは帰宅しました。
続
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