あの日の恋

河衣佳奈

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独身女性と既婚男性の恋

社内不倫

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<お疲れ様です。来週の会議ですが、定刻どおりの開催を予定しております。もし遅れる場合は、30分前までにご連絡ください>
 
 真智子がこのメールを受信したのは14時過ぎだった。差出人は真智子が所属する総務部の島の上座に座っている部長の高橋徹だ。
 
二人は1年半程関係が続いていた。真智子は新卒で入社して今年で8年目、すでに30歳になっていた。一昨年、5年間付き合っていた恋人に一方的に別れ話を持ちかけられ、そのショックで1週間、会社を休んでしまった時、上司である高橋が心配して真智子のマンションを訪れた。そこで事情を聞いているうちに自然と関係を持ったのだ。
高橋には妻子がいたが、妻はフルタイムで勤務しており、子供もすでに中学生になっていたので比較的時間が取れたこともあり、二人はこの1年半、濃密な関係を続けていたのだった。
 
先に送られてきたメールはお誘いメールで、来週=今日、会議=真智子の部屋に行く、定刻=19時、だった。
 
<了解いたしました。会議室を確保しておきますので、定刻になりましたらご入室いただければと思います>
 
真智子の返信は、合い鍵で先に入っていてね、という意味だ。
 
  そして19時を過ぎた今――
二人は真智子の部屋で抱き合っていた。予定通り先に高橋が真智子の部屋に向かった。そこから15分後に真智子が帰宅すると玄関のドアが閉まると同時にひしと抱き合い、唇を塞ぎ合うと、貪るように舌を絡めた。
 
「徹……徹さん……」
 
 玄関ドアを背にして真智子は徹に胸を揉みしだかれていた。薄いブルーのブラウスのボタンを次々と外され、ブラジャーごと鷲掴みにされる。真智子は目を閉じ、口を開け、頭を上げて感じていた。
 
 「真智子……愛してるよ」
 
ブラジャーを下げると、すでに勃っている乳首に吸い付く徹。
「あっ! あっ……んっ」
 
真智子は両腕を徹の首に巻き付け、徹の愛撫を受け入れている。
 
(どうしてこんなに気持ちいいの)
 
ふと頭の中に前の恋人とのセックスが過る。
優しくて仕事もでき、見た目も素晴らしかったが、唯一の不満が彼とのセックスだった。
徹とは20歳の年齢差があり、これまでにそんな男性と付き合ったことなどなかったが、この関係が1年半も続いた理由は、紛れもなくその良さだった。
 
 乳首を丁寧かつ激しく舐められながら、徹の腕がスカートの中に潜り込んでくる。すっかり濡れてしまったそこを徹の指が探り当てると、触れているのかいないのか分からない、でもそこを這う指を感じられるほどのソフトな刺激を与えてくる。
 
「ああっ、い、いい……」
 
甘噛みされる乳首と、股間を這う2本の指。脚が自然に開いてしまう真智子。目を開き、顔を右に向けると、玄関に備え付けられた姿見に乱れた自分の姿が映っていた。
 
(なんていやらしい私……)
 
そう思うとさらに興奮した。
ようやく乳首から口を離した徹が短いキスをしてしゃがみ込んだ。そしてスカートをまくり上げるとパンティを一気に下ろし、真智子の両膝を掴みオマンコへと顔を近づける。
 
「またいっぱい濡れちゃってるね、真智子」
 
そういうと鼻をクリトリスに押し付けながら、溢れ出る愛液を舌で掬いはじめた。
 
「ああっん! い、いいっ……気持ちいいっ」
 
玄関の向こう側に聞こえてしまうくらい大きな声を上げ、真智子は感じていた。
徹はわざとクチュクチュと音を立て、そこを味わっている。真智子は膝を震わせながら、ただ声を上げるしかできなかった。
 
「徹さん! い、いいっ! 私、気持ちいいのっ!!」
 
「……美味しいよ、真智子のオマンコ……」
 
徹の声がうっすらと耳に入ると、身体に熱い風が駆け巡るような錯覚に捉われ、それが通り過ぎた瞬間、快感の波が押し寄せてきた。
 
「ダメ……ダメっ……徹……さん、私……い……いくっ!!」
 
ガクンと頭を下げ、膝がガクンと力を無くし、真智子は昇り詰めてしまった。
すると徹が立ち上がり、真智子をくるりと後ろ向きにする。そして自らのズボンと下着を下すといきり勃ったそれを真智子の中へと挿し入れた。
 
「あっ、あぅっ……」
 
クンニで昇り詰めたばかりの真智子は両手を玄関に着き、立っているのが精一杯だった。徹はそんな真智子に追い打ちをかけるように激しく腰をぶつけながら中を突き上げてくる。
 
「あっ! あっ……ん! いやっ! いいっ……すごいっ!」
 
「真智子……いいよ! 俺も……」
 
腰がぶつかり合う音と、二人の荒い息遣いが玄関に響き渡っていた。
 
「ほら……向いの人に聞こえてるかもしれないよ、真智子」
そう言って更に激しく腰を振る徹。
真智子は徹に突かれながらドアスコープを除くと、向かいの住人が自分の部屋の鍵を開け
ようとして、一瞬、こちらに振り向いた。
真智子は咄嗟に右手で口を塞いだが、徹は腰の動きを止めようとはしない。
 
「うっ……うぐっ、っう……」
 
バタンっという音がした。ドアスコープの向こうにはもう誰もいなかった。
 
「ああっ!! 徹さん! いいっ! もっと……もっと突いて!!」
 
タガが外れたように大声をあげる真智子の要求に応じるように、徹は両手でしっかり腰を
掴むと更にギアを上げ、腰を激しくぶつけてきた。
(パンッ・パン・パン・パン・パンッ……)
 
「あ・ああんっ! あっ!んぅ……いやっ……また……」
 
「真智子! 俺も……い、いくよっ…・・・」
 
「きてっ! きてっ、徹さん!! ああっ! あんぅ……私の中に……きてっ……」
 
「ああっ……い、いく、よっ……真、真智子っ!!」



ドクドクッと徹の精子が真智子の中に注がれました。

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