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訓練編
ステータス
しおりを挟む一層光が強くなった後其処には中年くらいの丸々太った偉そうな男と、美しい女性。
そして周りには兵士たちがいた。
「おぉ!勇者召喚の儀は成功したか!」
そう、太った男が口にすると周りの兵士達も口々に勇者様だとか本当に文献通りだとかざわめきだし始めた。
(くそ、華もやっぱりいるか・・・・
ここはまず「すみません。ここは何処ですか?」
そう言い出したのは担任の関口佳苗(せきぐちかなえ)だ。
「おぉそうだったな。すまない。
ここはライベル王国王宮だ。
そして我こそライベル王国国王
ハーレー・ライベルだ。」
シーーン・・・・・・・
「なんという無礼者!国王様に対して自己紹介させておきながら国王と分かってもまだ頭を下げぬのか!!」
は?そんなの知るかボケ。あの豚が国王とかww
この国もうそろそろ終わるだろ草w
「それで僕たちは何故王宮に呼ばれたのですか?」
そう切り出したのは西川春人所謂正義の味方ってやつだ。
俺も何回か助けて貰ったことがある。
そして、めっちゃイケメンだ。
「そうだな。それも教えんとな。まず、御主達が呼ばれたのはこの大陸にいる魔族からの進行を止めてほしいからじゃ。」
「嫌だ。家に帰して!」「ふざけんな!」「勝手なこと言ってんじゃねーぞ!」
そんな声が王宮に飛び交っていた。そしてそれを止めさせるように王が口を開いた。
「勿論。魔族から進行を見事止めてくれる、つまりは魔族を全滅させてくれれば元居た世界に帰すことを誓おう。」
これは脅しなんていうあまいものじゃなくて脅迫だな。
「分かりました。」
と春人は芋虫を噛みちぎるかのような歪んだ顔をしていた。
勿論クラスからの批判する声もあったが春人の「こうするしかなかったんだ」という返事で批判の声はおさまった。
「やっぱりこういうところもテンプレだな」
変な声もあるけど・・・・・
俺らは国王の話が終わった後各自部屋を案内され、自由な時間を過ごしていた。
俺は此処で1度自分の力を確認するべきだと踏んでステータスを見ることにした。
「ステータス」
そう唱えると薄い板のようなものが出てきて文字が書かれていた。
名前・・・・・・・・・朝生玲
性別・・・・・・・・・男
種族・・・・・・・・・ヒューマン
魔力・・・・・・・・・120
魔功・・・・・・・・・67
魔防・・・・・・・・・93
物理攻撃・・・・・155
物理防御・・・・・142
俊敏・・・・・・・・・188
器用・・・・・・・・・213
スキル
計算 格闘術
固有スキル
宝物庫
称号
異世界から来た者・勇者
っとこんな感じかな?
明らかにヤバイのあったけどちょっと確認すっか。
宝物庫・・・・・・・・生き物以外のありとあらゆるものをどんなことからも保管する。
また、欲しい物は願ったら該当するものを手に入れる事ができる。たが願えるのは一回のみ。
出し入れ自由
結構チートだなぁ。
でも、これで華も守れるし良しとするか!
それにアイツ等からいつ殺されるか分からないからな。
それにしても何を願うかな?
ん?
#注意#何回でも願うって願ってもできないよー
そりゃそうだよな・・・・・
てか、この口調誰だよ。
それより本当に何願うかな?魔法創造とかやっても魔力少ないから意味ないし、そもそも適性属性とかそういう概念あったら創っても使えないし。
ていうか、『出現する』だから物じゃん。
ん~やっぱ武器かな・・・・・
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2回目の投稿で、誤字脱字、矛盾等あると思うのでその時は感想で教えて貰えたら幸いです。
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