エロ勇者はセックリンピックで金メダルを目指す

九十九ひろひろ

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二十二話目、ハナコさんはお茶引き。タクヤが怪我する。大会欠場を決める。

○商館(娼館)ドリームの待機部屋、ハナコがためいきをついている。

ハナコ「思った以上に難しい仕事だわ」
悩んだ挙句、ハナコは娼婦勤めをはじめた。
ランキング二桁代のハナコは、どこの店でも歓迎された。
当然のように高級店に勤めるハナコ。

最初は、物珍しさでお客がついたが2週間でお茶引き(お客が付かない暇な状態)になった。
理由は簡単、100分の店だがハナコは5分でいかせてしまう。
残りの時間、間が持たない。持ち前のテクニックで、なんとか立たせようとするが、高級店にくる客層は、ジェントル中のジェントルだから、がっついていない。
ハナコのテクニックも宝の持ち腐れ。ハナコは余った時間の過ごし方が、全くわからないのだ。

ハナコの感想をお客様に尋ねると「確かにキツマンはスゴイ。あっという間に搾り取られる」
「だが、イクのと気持ち良いのは、別。一回指名して経験すれば十分。裏は返さない(再指名はしない)」

ハナコ「このままでは、クビになっちゃうわ。どうすれば良いか・・・わからない」
「こんなとき、エロト君がいれば、アドバイスもらえるのに・・・・・」
「エロト君、元気かなぁ~。いきなり別れることになったから・・・ちょっと可哀想だったかも。
何してるんだろう、また、会いたいなぁ~。」

・・・エロトがいたら、アドバイスをしていただろう。お客様の気持ちを考えて接客するようにと。
お客様は出すことのみを考えて店に来ていない(出すだけなら、自分の右手がある)。セックスは奥が深いのだ。

 ○男子セックス部
秋の県大会まで、あと2週間
俺も部員も、気合い入りまくりだ。

かけ声は、「はい」。「ウリャ~」みたいな変なかけ声は、しない
セックスは、紳士のスポーツだから、みんな上品なのだ。

エロトは思った。みんなの動きが段違いに良くなっている。
これなら、大会で良いとこまで、いくだろう。一回戦負けは無いな。

部活の時間が終わり。
「お疲れ様です」と、みんなが帰っていく
俺も「また、明日」「あわてず、ゆっくり帰れよ」
なんて、声かけをして、見送る

その中で、タクヤだけが帰らない、向きになって練習している。
エロト「どうした、タクヤ」「無理すんな、無理するとけがす、、、」
やばっ、、、、フラグの予感「・・・・何でも無い」
「今日は、この変で止めて帰れ」と言ったら。
タクヤが「俺、もう負けたく無いです」と、ヤバい目をして、つぶやいた。

・・・ヤバい、これは、ヤバい。
タクヤ「カントク、試合お願いします。本気の試合でお願いします」
エロト「明日にしよう。今日はもう遅い」
タクヤ「一回だけお願いします。お願いします」
エロト・・・こりゃ無理だ、帰りそうもない。
エロト「わかったよ、一回試合したら帰れ」「わかったな」

タクヤとの試合が、はじまった
タクヤが本気だ。すごいスピードで、攻めてくる。
かわすのが、手一杯で攻める隙が無い。
ここで、起死回生と、タクヤの目の前で、手を叩く猫だましを炸裂させた
手を叩いた瞬間、タクヤは腰を下げタックルを決めた
・・・猫だまし破りだ。

そのままエロトの上に馬乗りになる、タクヤ
そして、タクヤは、叫んだ「オナニートルネード」
おおぉ~、イクイク、ヤバい・・・と思ったら、
タクヤが叫んだ「ギャー」
右腕を押さえて、うずくまっている

エロト「タクヤ、タクヤ、しっかりしろタクヤ」
「今、医者を呼ぶから、救急車呼ぶから。待ってろ」
エロトは、走った


医者の診断結果は、「疲労骨折、全治2ヶ月」
オナニートルネードのやりすぎだ。

タクヤは、腕をぐるぐる巻きにしてセックス部に、やってきた。

エロト「みんなに謝ることがある。タクヤの怪我は、俺のせいだ」
「俺がタクヤの気持ちが分かっていなかった」
タクヤ「違う、俺が・・・・」
エロト「タクヤ、静かにしろ」

エロト、少しためらいながら言う
「俺は、お前らのこと分かっていなかった」「分かっているつもりになっていただけで
全然、分かっていなかった」「全然、分かっていないことが、やっと分かった」
「だから、1から、、、いや、ゼロから、はじめようと思う」
「みんな、こんなダメな俺でもカントクやって良いか?」
部員「・・・・・・」

エロト「今回の県大会は、参加しない。みんなが、揃わない大会は意味が無い」
タクヤ「俺、出れます。左手、大丈夫です」
エロト「ダメだ、絶対、ダメだ。その代わり、春の大会では優勝する」
・・・・・・ザワザワ、ザワザワ、

エロト「これからは本気だ。個人の適正にあわせて個別指導をする。技の出し惜しみも無しだ。
俺の考えに、ついてこれないなら・・・・・俺は辞める、セックス部のカントクを辞める」
部員「・・・・・」

エロト「よく考えて、明日来てくれ」「・・・・俺は、帰る」
エロトは、部室を出ていった

タクヤ「ゴメン。俺のせいだ」
部員「もう、気にするなよ。大丈夫だから」
タイチ「それよりも、カントク、とんでもないこと言った」
「県大会優勝って出来ると思うか?」
タクヤ「かなり、いいところまで、行く気がするけど・・・・」
ケン「普通に考えて、無理だろう」
タイチ「いや、あのカントクの技を身に付けたら・・・・」
タイチ「タッキーが恨み、バラ貴族のマサルさんがライバル視するカントクだぞ」
タッキーの名前が出たら、タクヤの目つきが変わった。
タクヤ「次は倒す」
・・・県大会、優勝を目指すなら、タッキーとタクヤは、再戦確定だ。
ツヨシ「なぜか、分からないけど、カントクとなら勝てる気がする」
タイチ「カントクの本気、はじめて見た気がする。今までは勝ちたいなぁ~ぐらいの優しめの感じだった」
「今日のカントクは、絶対勝つって感じだった。今まででも、すごかったから、カントクが本気だしたら・・・・・」
ケン「たしかに・・・・」
シンゴ「僕、カントクと一緒なら頑張れる気がする」
ツヨシ「カントクのこと大好き」
部員「これからも、頑張ろう」


○次の日の男子セックス部
エロト「お前ら、ありがとう」
「勝つための指導を、これから始める」
「まず、週に一回、俺と試合する。試合後、課題を出す」
「あと、スパーリングパートナーを決める。今までは自由にさせていたが、基本はパートナーとスパーする。たまに、他の部員とする」
部員「・・・・・・」

エロト「組み合わせを発表する」
「まず、シンゴとケン。次、ツヨシとタイチ。最後にタクヤは俺だ」
「シンゴは、堂々と攻めろ。変な技はいらない、迷わず真っ直ぐ攻めろ」
「ケンは、持久力と攻めきるふんばりだ、意地と根性を鍛えろ」
「ツヨシは、そのまま楽しめ。ツヨシの強さは、自由だ。嫌なことはやるな。楽しいことだけやれ。
ツヨシは、それで勝てる」
「タイチ、ツヨシの自由に翻弄されない対応力を身に付けろ。ビビるな、あせるな、落ち着け。
冷静な、タイチは無敵だ」
「タクヤ、お前は強い。もう、俺よりも強い。自信をもて」

・・・・部員がビビっている

エロト「そして、みんなに技を教える。俺のオリジナル技だ」
「俺が自ら、指導して教える。例えば、オナニートルネードはタクヤに向いていない
・・・・タクヤがショックを受けている
「シンゴ、オナニートルネードはお前の技だ。大きくて柔らかい、シンゴの手はオナニートルネードにもってこいだ。俺が、シンゴにオナニートルネードの秘訣を伝授する」
「タクヤ、がっかりするな。タクヤに合った技、知りたくないか」

タクヤが、カントクを見つめている。うなづく、エロト

エロト「俺がお前らを強くする。そして、県大会を優勝させる」
「わかったな。だから、春まで我慢しろ、今回の欠場は春の試合のためだ」
「俺といっしょに、優勝を目指そう」
・・・・部員のみんなが、うなづいた。みんなの気持ちがひとつになった。
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