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九十九ひろひろ

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十四夜、俺はプロレスラー

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俺は、ポエマーなんだ。
誰が、何と言おうと「ポエム」を愛している。
確かに、見た目はごっつい、身長190cm、体重110kg、職業プロレスラー
しかし、その実態は花と鳥と太陽をこよなく愛する「ポエマー」
誰だ「破裏拳ポリマー」って、つっこんだヤツ
出てこい、ブッ飛ばす。

おっと、「ポエム」を愛する僕は暴力なんてふるわない。
こんなところに綺麗な花が・・・・・・・ポエム心がくすぐられる。

名もなき花よ
都会の雑踏に踏まれながらも、けなげに咲く花よ
一輪だけの悲しさと、力強さを持つ花よ
僕の筋肉で包んであげよう。

やばい、筋肉が出てきた
ポエムが台無しだ。

思ったより寒いな都会ってヤツは、身も心も寒くなるぜ

北風が吹くと
僕の心が淋しくなる
僕の太陽はどこにあるんだろう
どこまで、手を伸ばせば届くのだろうか
この気持ちを誰かに渡さねば・・・・・・
手がロープに届けば、ブレイク出来る。

やばい、ロープが出てきた
ポエムが台無しだ。

こうなったら、プロレスとポエムの
愛のツープラトンスプレックスだ。
そして、リングの中心で愛を叫ぶ、「ダァー」

この世に、またひとり変人が生まれた。
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