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九十九ひろひろ

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二十三夜目、ほっぺにキス

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彼女が風邪を引いた。
歌手のたまごで、すごい美人。
はっきり言って「高嶺の花」
たまに電話する仲で、恋人同士ではない。
(僕は目立たない男、モテナイ君)

電話で「風邪を引いたの」「えっ、大丈夫? お見舞い行こうか?」
スーパーで「ゼリー」を買ってお見舞いに行った。

彼女のアパートについた、寝ていると思ったら起きていた。
「無理しないで、寝てて」と言いつつ、彼女とバカ話をした。
あまり長いしたら悪いと思い「帰ります」って言い立った。

「今日はありがとう」
「元気そうで良かった。お礼は、ほっぺにキスかな」って冗談を言った。

いきなり彼女が、キスをしてきた。
僕は動揺して「ありがとう」「すごく嬉しい」と言って、彼女の部屋を出た。
何でキスしたのか、全く分からなかった。でも、すごく嬉しかった、幸せだった。


「もっと居て欲しかったから、キスしたのに、帰っちゃうなんて・・・・・・・」
「だから、付き合おうか」
数日後、彼女から言われた。

僕は目が点になった、奇跡が起こった、神様ありがとう。
その時、僕は幸せの絶頂だった。(その後に不幸が待っていることを、この時は気付いていなかった)
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