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転生しちゃった
しおりを挟む突然だが俺、アルティ・エイベルは転生者だ。
いきなり何を言い出すんだと思うかもしれないが、落ち着いて聞いて欲しい。俺がアルティ・エイベルとなった経緯を───────
俺はとある地球という惑星の日本という国でそこら中にいるような平々凡々な男子高校生として生きていた。二歳年上の姉と、大変嫌なことではあるのだが休日に姉の荷物持ちとして買い物に出かけていた。そして怒涛のような買い物を済ませ二人で帰路に着いたその時、運悪く空から鉄パイプが降ってきて、気づいたら全く知らない部屋のベッドの上に横になっていた。
慌てて起き上がれば不自然になんだか身体が軽く、しかもベッドから降りようとして縁に腰掛けたら、地面に足がつかなかった。
ここで俺はん?んん?と思い、ベッドから飛び降りて慌てて部屋にあった姿見で自分の姿を確認した。
美少年がそこに立ってた。
おぅふ、と思わず声が出た。右手を上げれば姿見の美少年も左手を上げ、ピースをしたら当然美少年もピースをした。
あ、俺かこれ
姿見に写っているのは紛れもない自分の姿だと言うことに気付いて…俺はしばらく自分の状況が受け入れらず呆然と立ちすくんだ。そして、慌てて記憶を整理して、俺は一つの可能性に行き当たった。
あね、これが所謂今話題の異世界転生ってやつか
なるほど、と納得していると、いきなり部屋の外からなんとも言葉にしにくい悲鳴が轟いた。
ビクッと身体を震わせて、え?え?と混乱していると、お嬢様!?という声とともに何人かが部屋の外(おそらく廊下)をバタバタとかける足音が聞こえた。
俺も気になったので慌てて部屋の外に出ると案の定そこは長い廊下で、部屋もだったがどこかの大富豪の邸の様な作りであった。俺はその立派な廊下に少し感嘆しながらも、ドアが開きっぱなしになって何やら中が騒がしい部屋の中に入る。部屋に入る時扉の近くにいたおそらく執事であろう若い男性から あ!坊ちゃん!おはようございます!と言われたので多分入っても大丈夫だ。部屋の中はいかにも女の子!って感じのファンシーな雰囲気で、その中で一番存在を主張している天蓋付きのベッドのそばにメイドやらなんやらが数人集まっていた。ベッドの上には多分この容姿の少年とほぼ年齢が変わらないであろう少女が頭を抱えて小さく丸まっていた。周りの、おそらく侍女が声をかけても返事をする素振りは無く、ただ何やらブツブツと呟いている。
ここで俺はピーンと来た。そして、周りの人達を押しのけてその少女の前に立つ。
「大丈夫ですか、姉さん」
薄らある自分の、この容姿の少年の記憶らしきものを手繰り寄せて、一番しっくりくる呼び名でそう彼女を呼ぶと、ピクっと少女が反応する。そしてチラリと俺を見て………バッと勢いよく二度見された。華麗な二度見だった。あんぐりと口を開いてこちらを…というか俺の顔を凝視している。俺が熱があるんですか?と熱を測る風にして近づくと、ひぇっという声を出してピシリと固まった。俺は彼女の手を額に当てながら様子を伺うようにして顔を近づけ、俺達の後ろにいる邸の人達に聞こえないように声を潜め、
「ここは俺に任せて、優衣ねぇさん」
と、ボソリと呟いた。正直これは賭けであったのだが、顔を赤くして固まっていた少女はハッとしてもう一度僕の顔を見た。その行動に俺は先程立てた仮説が合っていると確信して、後ろを振り返る。
「悪夢を見て動転しただけみたい。僕がそばに着いてるからみんなは仕事に戻って大丈夫だよ。」
僕がそう言うと、邸のみんなはほっとして何かあったら呼んでくださいとだけ言ってそれぞれ自分達の仕事に戻っていった。先程の一同の表情と自分のまだぼんやりとした記憶を見ると、多分俺とこの美少女は互いに仲が良かったんだろう。
「さて、それじゃあ…」
俺は美少女と向き合う。少女はまだ驚きの表情で俺を見ている。
「とりあえず…貴方は優衣ねぇであってる?」
「…ひろ!弘だよね!?」
俺が恐る恐る聞くと、突然少女がベッドから飛び降りて自分に詰め寄る。俺は突然抱きつかれ、少し体制を崩しながらも受け止める。
「その反応…やっぱり優衣ねぇか……。」
「ひ、弘~~よかった~~私もう何がなんだか全然…」
「俺もさっき目が覚めてこの姿になっててびっくりした。やっぱり俺達あん時死んだのかな…」
「あ、そうじゃん!じゃあもしかして私達鉄パイプの下敷きに!?」
「多分…」
「え、ええええぇぇぇぇ」
折角新しい服もメイク道具も買ったのに!!!と優衣ねぇは頭を抱える。いや、そこ?
姉さんはしばらく泣き言をあーだこーだ言っていたが、ふとなにかに気づいたように俯いていた顔を上げた。
「ん、まって……あのさ、弘」
「なぁに?優衣ねぇ」
「なんか…私、記憶の中でさ…私の名前…レティーシャって呼ばれてるんだけど…」
「あ、うん。僕も、なんかレティーシャ姉さまって言ってた様な気がする。というか、姉さまよりそっちの呼び方の方がしっくりくるかも」
「…それと、私、貴方のことをアルティって呼んでた様な記憶があるのだけれど」
あれ、姉さまの口調がちょっとおかしいな。ん?というか僕も普通に優衣ねぇ…のこと姉さまって言ってる。ん?僕?……もしかしてこの身体に定着してきたのかな?それとも記憶が僕たちに定着してきた?
「うん。そうだね。僕の名前は多分アルティ・エイベルだと思うよ。」
そう言った途端。姉さまはなんてこったい…と到底その見た目で出すべき声ではないだろう声音でそんなことを言った。
「?それがどうかしたの…?」
「どうかしたの?じゃないわよアルティ…!!もしかしたら私たち、というか主に私がこのままだと破滅してしまうかもしれないのよ…!」
は、破滅…?一体どういうことだ。というかなんでいきなりそんな話題になったんだ。
「ちょ、ちょっと落ち着い姉さま…。とりあえずどういうことか全部説明して…。」
姉さまを落ち着かせて、とりあえず説明を求める。
姉さまは俺に言われてようやく落ち着き、ゆっくり説明してくれた。
曰く、この世界はおそらく優衣ねぇが前世でよくやっていた乙女ゲーの一つの中の世界であろうということ。
そして、優衣ねぇはそのゲームの中でどのエンドでも必ず破滅を迎える典型的な悪役公爵令嬢に転生してしまった可能性が高いということ。さらには僕が転生したのはおそらく悪役令嬢レティーシャの弟で、攻略対象でもあるアルティ・エイベルだということ。
アルティはレティーシャの義弟であり、父であるカシス・エイベルの第二夫人の子で、公爵家の第一夫人でもあり母でもある人を僅か四歳で亡くしてしまったレティーシャは悲しみに暮れ、そうしていつしか悲しみはアルティに対する嫉妬に変わり、アルティの事を影でずっと虐め続けるのだという。その為、アルティは姉に対する恐怖を植え付けられ姉の言いなりになってしまうが、それをヒロインが救い、姉に対するトラウマを克服するらしい。
なんだか説明してる途中で後半辺りからだんだんと声に力が入り、まるでオタクの語りのようになったような気もしないがまぁ大方話は分かったので気にする必要も無いだろう。
「え?でもさっき僕が姉さまを任せてって言った時、使用人達、安心していたような気がするんだけど…」
「そりゃあレティーシャは周りにバレないようにアルティを虐めていたんだもの。それに今私は多分六歳くらい。アルティは五歳くらいでしょ?レティーシャがお母様を亡くしたのは五歳の時よ。その後暫くは悲しみにくれてて…」
お母様を亡くした、の声が若干震えてるなと思った次の瞬間、姉さまの大きな瞳からボロボロと大粒の雫が零れた。
「!?ね、姉さま!?大丈夫!?」
「あ、あれ。なにこれ。なんか涙が…」
僕は大慌てで、傍においてあったチェストの上に置かれていた、おそらく顔を洗った後拭く為のものであるタオルで姉さまの頬を拭う。
「しょうがないよ。さっきの説明通りなら姉さまは第一夫人を亡くしてまだ一年しか経ってないって事だろ?それなのに割り切るなんて難しいよ。多分、記憶が定着してきてるんだとおもう。僕も一人称いつの間にか僕になってるし、姉さまって呼んでるし。」
ひっく、ひくとしゃくりあげながらも姉さまは困惑の表情を浮かべる。でも、その目の奥にどうしようもなく悲しいって色が浮かんでいて、きっとそれはレティーシャ自身の感情なんだろうな、とぼんやりとそう思った。
「とりあえず話はわかった。でも今アルティは僕だし…特に姉さまに対して怖いっていう感情も無いしな…」
心配要らないんじゃない?と言おうとして僕はハッとする。違う、先程姉は僕が“攻略対象”の一人だと言った。もし僕達が本当に乙女ゲームの世界に転生してしまったのだとしたら、他にも攻略対象は存在するはずだ。しかも王道乙女ゲーム、ということは……
「姉さま、そのレティーシャって…もしかしてこの国の王子とかと婚約してたり……」
僕の言葉に姉さまもハッとなって、サァアアアっと顔を青くする。その表情に、僕もまた顔を青くした、最悪だ。
「姉さま!それやばいじゃないですか!婚約なんて…っ」
「ど、どうしようひ…じゃなくてアルティ…。私、私このままじゃゲーム通り破滅しちゃうかも…」
「いや、破滅とかゲームどうこうの問題じゃなくて!姉さまが婚約なんて!絶対無理でしょ!そんなの!」
見当違いな方に心配をする姉の肩を掴んで僕はがくがくとその身体を揺すりながららしくもなく声を荒らげる。僕の言葉に姉さまはえ?と怪訝そうな表情をした。その表情を見て僕は内心呆れる。馬鹿なのか、この人は、王子サマと婚約する事の一番の問題に気付いていないなんて。
「その王子サマは男なんですよ?婚約って事は、将来結婚しなくちゃいけないんですよ???」
「…あ」
姉の顔が、先程よりも更に青くなった。そして、ようやく王子と婚約するという事がどういうことなのかを漸く自覚したのか、僕が掴んでいたその小さい肩がガタガタと震え出す。姉の表情が恐怖に歪んだ。
そう、姉は極度の男性恐怖症なのだ
きっかけはまだ姉が小学生であった頃。俺と姉は実は幼少期、生き別れになっていた。それは、両親の離婚が原因。俺達がまだ小さい頃に離婚した両親は、一悶着の末結局父親が俺を引き取り、母親が姉を引き取るという形でその関係を終えた。しかし、姉を引き取った母親が男にだらしない典型的なクズ女だったのだ。離婚の原因も母親の浮気が原因、しかもこの女は更にタチの悪い事に、自分が完璧な母親だと信じて疑わず、俺の事を父親似の失敗作だと詰り、小学校でも成績と運動神経が良く周りからの人気者であった姉だけを自分の子だと主張していた。結局離婚騒動の時も姉の親権を主張していて、姉をあのクズ女にすんなり受け渡してしまうこととなった。まぁでもあの女は姉をえらく気に入っていたので問題は特に無いだろうと、その時父も俺も思っていたのだ。思ってしまっていたのだ。
そして、離婚して数年後、事件は起こった。
あのクズ女の何人目かも分からない愛人が、あいつが留守の間に言葉にするのも吐き気がするがー姉にまで手を出そうとしたのだ。本当に、その場に居たら相手を殴り倒してしまいたいぐらい嫌悪が募る話だ。唯一幸いだったのはそいつに姉の純情を奪われる直前にあの女が帰ってきた事。しかしこれまたクソな事にあの女はその光景を目の当たりにして姉を男からひっぺがし、あろうことか自分から男を奪った、この家から出て行けと言ったのだ。ほんとに、あいつは思い出したくもないぐらいのクズである。今頃どこかで男に騙されて野垂れ死んどけよと思ってしまうぐらいには。
とにかく、その後姉は泣きながら父が何かあった時にと渡していた連絡先から俺たちに電話してきて、父と俺は直ぐに姉の元に駆けつけた。あの時の光景は今でも忘れられない。公園の目立たない物陰で、綺麗な黒髪を振り乱し衣服もボロボロのまま泣きじゃくりながらへたり混んでいる姉と、そんな姉を抱きしめながら必死に彼女を落ち着かせようと声をかけている父。
あの時、俺は誓ったのだ。もう二度と、姉にあんな悲しい思いをさせたくはないと。姉にはずっと笑ってて欲しい。姉の笑顔を歪める奴が出てきたら…そんな奴ら、全員ぶっ潰してやる。その事件以来姉は男性恐怖症になり、また恋愛対象も女性限定になった。僕も父もそれで良いと思った。だって好きな人と一緒にいた時の姉はとても嬉しそうだった。恋愛関係で姉が泣いてしまうことも何回かはあったけど、でも毎回ちゃんと互いに割り切っていたようだし、それは本人達の問題だから、それに口を出すのは見当違いだ。
そうやって僕はずっと姉の幸せを願ってきたのだ。それなのに、婚約だなんて。しかも王子とは。幸いなことにレティーシャがゲーム内で王子と婚約を結んだのは八歳の頃。つまり少なくともあと二年は猶予があるということだ。この婚約だけは絶対に避けたい。しかし姉がこの公爵家の人間として生きていくには、この先自ずと婚約者という存在を世の中は彼女の傍に置こうとするだろう。その問題に関しても色々と考えなければ。
「分かった。姉さま、王子サマの事もその他の面倒くさそうなことも全部協力する。大丈夫、姉さまは独りじゃ無いんだから、絶対破滅フラグとやらもどうにかできるよ」
僕がそう言うと、姉さまはアルティ…とこちらを見たあと、うん、そうだよね!とやっと笑ってくれた。
「ありがとうアルティ。アルティのお陰で、なんだか大丈夫な気がしてきた!」
元気にぐっと拳を握り立ち上がる姉様。そして、俺と一緒に、絶対破滅エンド回避するぞー!!!と天井に拳を突き上げた。
と、いうことでなんだか騒がしくなりそうだけど、姉様の為なら僕は頑張れる。破滅なんちゃらはよく分かんないけど、僕はただただ姉様が幸せになれる道を突き進んでいこうと誓うのだった。とりあえずまずは、その王子サマとの婚約を回避することからだな……となんか元気な姉様の隣で僕は思った。
ということで、数年経った今、僕は何故か女性の姿をしてこの王立学園に通っている
え???なんでそんな状況に陥ってるのかって???
それがさぁ、聞いてびっくり
僕、アルティ・エイベルは女装して姉様の代わりにゲームの舞台となった王立学園に行くことになりました。
[chapter:僕が巷で噂の悪役令………穣!?]
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