ごっくん!ザーメン定食

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ごっくん! ザーメン定食

第11話 お嬢様のレモネード 〜搾りたてほかほか〜

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 ある日、その事件は起きた。

「ちょっと、おじさん早く出てよ!」

 玄関から美羽の切迫した声が聞こえてくる。

 俺はトイレで用を足していた。
 美羽に催促されたので、我慢して立ち上がろうとするが、俺の腹に痛みが走り、立ち上がることが出来なかった。

「まだ? 私も我慢出来ないんだけど!?」

 数分前、俺は謎の腹痛に襲われた。
 それが重症だったらしく、トイレに籠もってみたが、一向に治る気配がなかった。
 今の俺は立つことすら出来ず、美羽にトイレを明け渡すことも叶わない。

「……大丈夫? お腹痛いの?」

 流石に俺の様子がおかしいと気づいたのか、美羽が心配するような声で話しかけてきた。

「救急車呼ぶ? お薬いる?」

 救急車を呼ぶほどのことではないが、便秘薬も今は切らしてしまっているので出来るなら美羽に買いに行ってもらいたい。

「薬を買ってきて? 私は無理だよ。だって、私もお腹破裂しそうだし」

 美羽を頼ることが出来ないこの状況に俺は絶望を感じていた。

「……おじさん、床を汚しちゃうかもしれないけどごめんね」

 すると、美羽は諦めたような声を出してゴソゴソと物音を立て始めた。
 美羽は一体何をするつもりなのだろうか?
 トイレの前でお漏らしする美羽の姿を想像して、俺のチンコはこんな状況で徐々に立ち上がった。
 性欲は腹痛よりも勝るということに若干の悔しさを感じる。

 ちょろっ、じょろっ、じょぼぼぼぼ。

 扉の向こうから水の流れる音が聞こえる。
 その瞬間、俺の腹痛は突然すっと治まった。
 これ幸いにと、俺はトイレの扉を開ける。

「…………はぁ」

 美羽はトイレの前で股を開いて座り、手に持った透明なコップに黄金の水を注いでいた。

「お、おじさん!?」

 俺が出てきたことに気づいた美羽は慌てる。
 仕方がなかったとはいえ、年頃の女の子がコップに放尿している姿を他人に見られるのはとても恥ずかしいことだと思う。

 そして、しばらく沈黙が続いたあと、美羽は俺に尿が溜まったコップを差し出した。

「の、飲む?」

 俺はすぐさまその黄金水をトイレに流した。
 俺の腹痛に関しては便秘薬を買ったおかげでなんとか治ったのだった。
 
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