僕のセイシは暗殺少女にかかっている

文字の大きさ
3 / 25

【3】

しおりを挟む
放課後、僕はムラムラした気持ちでつぐみと帰宅した。
「では、私は失礼いたします」
じいやは僕たちを部屋に送り届けると、さっさと帰っていった。
僕とつぐみの二人きりになる。
「猪坂くん、する?」
つぐみが無表情のまま聞いてくるので、僕は思わず唾を飲み込んだ。
「う、うん」
僕が答えると、つぐみは制服を脱ぎ始めた。
そして、あっという間に下着姿になった。
「えっと、シャワーを浴びてからにする?」
「いらない。今日はすぐにしたいから」
つぐみは淡々とした口調で答える。
「そ、そうなんだ……」
僕は緊張しながら服を脱いでいく。
そして、お互い裸になると、ベッドに腰掛けた。
「猪坂くん……しよ?」
つぐみが無表情のまま僕を誘うように足を開いたので、僕は興奮を抑えきれずに彼女の上に覆い被さった。
そして、彼女の割れ目に自分のものをあてがい、一気に挿入する。
「あんっ!」
つぐみはビクンッと体を震わせた。
「あっ……ああっ……」
膣内はとても狭く、きつく締め付けてくるが、それと同時に柔らかく包み込んでくるような感覚もあった。
僕は感動しながら腰を動かし始めた。
「んっ……やっ……あっ……」
つぐみの口から甘い吐息が漏れる。その声をもっと聞きたくて、僕はさらに激しく動いた。
「あっ……あんっ、やっ……ああっ!」
つぐみは体を仰け反らせて喘いでいる。
(やばいなこれ……)
僕はあっという間に限界を迎えようとしていた。
「赤崎さん、僕もう出そう……」
僕が言うと、つぐみは僕の背中に腕を回してきた。そして、ぎゅっと抱きしめてくるので胸が押し付けられて潰れる。
「いいよ、出しても」
耳元で囁かれた言葉に興奮しすぎて、すぐに射精してしまった。
どぴゅっ!びゅるるるっ!!ぶぴゅーっ!!どぴゅっ!
「あっ、熱い……」
つぐみは体を痙攣させながら僕の精液を受け止めた。
「はぁ……はぁ……赤崎さん」
僕は荒い呼吸を整えながら彼女の名前を呼んだ。
しかし、つぐみは無表情のまま僕を見つめているだけだった。
「ねえ、猪坂くんは死ぬのが怖くないの?」
つぐみが唐突に尋ねてきた。
「えっ?」
僕は戸惑った表情を浮かべると、つぐみは首を傾げた。
「だって、私が妊娠したら猪坂くんは私に殺されるんだよ?」
「それは……」
確かにつぐみの言う通りかもしれない。
(でも、僕に生きている意味なんてないしなぁ……)
僕が考え込んでいると、彼女は僕の頭に手を乗せた。
「私ね、猪坂くんとの子供なら産んでもいいと思ってるんだ」
つぐみはそう言って微笑んだ。その笑顔はとても可愛らしく見えた。
「赤崎さん……それって……」
「私は殺し屋だから、人を殺すしか能がないの。人を愛したり、育てたりすることは経験がない」
彼女は淡々とした口調で言う。
「だから、私も子供を産んでお母さんになってみたいの」
つぐみは真っ直ぐに僕の目を見つめている。彼女の瞳からは強い意志を感じた気がした。
「赤崎さん……嬉しいよ。でも、それなら、どうして僕なんかの子供が欲しいの?」
「それは――」
つぐみは僕の言葉に答えようとしたが、次の瞬間、彼女は何かに気づき、僕の頭を引き寄せる。
「危ない!」
直後、窓ガラスが割れて、反対側の壁に穴が開いた。
「へ?」
「敵襲。狙撃。今の弾はあなたの頭を狙ってた」
つぐみが耳元で囁いた。
(ま、まじかよ!?)
僕は慌てて周囲を見回した。しかし、敵の姿は見当たらない。
「安心して。敵は恐らく一人、今の一発を外したからしばらくは何もしてこないはず」
つぐみは淡々と呟くと、僕の上から降りた。そして、服を着始める。
僕も急いで服を着た。
「どういうこと!?赤崎さんの他にも殺し屋がいるってこと!?」
「ええ。きっと私の仲間。大丈夫。猪坂くんは私が守るから」
つぐみは鞄からスマホを取り出すとどこかに電話をかけ始めた。
「もしもし、『バレット』?今の狙撃、あなたの仕業だよね?」

猪坂奧時の部屋があるマンションから遠く離れたとあるオフィスビルの屋上。
狙撃銃から手を離した少女はスマホを耳に当て、自らの仲間からの電話に応じた。
「あら、合図は送っていなかったのによく気づいたわね。流石は『ブレイド』。私のライバル」
『バレット』と呼ばれた少女は落ち着いた口調で話す。
「まあね、こんな場所に狙撃を出来るのはあなたくらいしか思いつかないから」
『ブレイド』は淡々とした口調で答える。
「それはそうと、邪魔をしないでくれる?彼は私のターゲットなんだけど」
『バレット』はその言葉を聞いて大きく息を吐いた。
「へえ?私にはあの男との交尾を楽しんでいるようにしか見えなかったわよ」
「……あれは彼を油断させるための演技だから。誤解しないで」
『ブレイド』の言葉に『バレット』はクスッと笑う。
「そう?『マザー』には黙っておいてあげるわ。もしも、その男に惚れてしまったって話なら、彼女はあなたを裏切り者とみなすでしょうね」
「…………それはありえない。彼を殺すのはこの私だから、獲物を横取りされたくないだけ」
「へえ、それなら今日のところは手を出さないでおいてあげる」
『バレット』は起き上がって胡坐をかき、スマホを耳と肩で挟み込むと、音が聞こえるように狙撃銃を分解してケースに仕舞い始めた。
「ただし、明日からは私も好きにさせてもらうわ。じゃあね」
通話を終えると、彼女はスマホをポケットに仕舞い込んだ。そして、そのまま立ち上がり、屋上の出入り口へと足を進める。
そして、『バレット』は不敵な笑みを浮かべながら次の狙撃の計画を思案するのだった。
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

(完)百合短編集 

南條 綾
恋愛
ジャンルは沢山の百合小説の短編集を沢山入れました。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

彼の言いなりになってしまう私

守 秀斗
恋愛
マンションで同棲している山野井恭子(26才)と辻村弘(26才)。でも、最近、恭子は弘がやたら過激な行為をしてくると感じているのだが……。

ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話

桜井正宗
青春
 ――結婚しています!  それは二人だけの秘密。  高校二年の遙と遥は結婚した。  近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。  キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。  ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。 *結婚要素あり *ヤンデレ要素あり

極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です

朝陽七彩
恋愛
 私は。 「夕鶴、こっちにおいで」  現役の高校生だけど。 「ずっと夕鶴とこうしていたい」  担任の先生と。 「夕鶴を誰にも渡したくない」  付き合っています。  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  神城夕鶴(かみしろ ゆづる)  軽音楽部の絶対的エース  飛鷹隼理(ひだか しゅんり)  アイドル的存在の超イケメン先生  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  彼の名前は飛鷹隼理くん。  隼理くんは。 「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」  そう言って……。 「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」  そして隼理くんは……。  ……‼  しゅっ……隼理くん……っ。  そんなことをされたら……。  隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。  ……だけど……。  え……。  誰……?  誰なの……?  その人はいったい誰なの、隼理くん。  ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。  その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。  でも。  でも訊けない。  隼理くんに直接訊くことなんて。  私にはできない。  私は。  私は、これから先、一体どうすればいいの……?

処理中です...