桜井仁絵短編集

令和幻想社

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第1章 桜井仁絵1

第2節 総員撫で方始め

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上目遣いにかぶっていた帽子を取って待機してる。

顔を赤くしてるところを見ると

これから起こることを予知してるようだ。

いいだろう。

それでは始めるか?

私は彼女の頭を思う存分撫でまくった。

彼女の声は震えていた。

なでなで。
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