最弱能力者が最凶の組織に狙われる?!

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能力者

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 僕は桐原和樹さんの背後で見ている。
和樹さんは黄金の刀を鞘から引き抜く。
そうすると和樹さんの周りには金色の粒子が
漂い始めた。
僕がその正体を考えているさなか、
敵のいる方へと瞬きした間に突撃した。
僕には無謀だとしか思えなかった。
だが、和樹さんは1人、また1人と敵を蹂躙していく。
人間業とは思えない所業だ。

 僕は大塚空の救出を命じられた。
つい先程大塚空を護衛している警察から連絡が来た。
僕は急いでいくため薬を飲まずに警察庁を飛び出した。
「ウェイク。」
僕は足のリミッターを外し、走る。
パトカーよりも速く、速く走る。
そして、ものの数分で現場に到着した。
仲間が2人とも地面に突っ伏しており、
他のとこに視線を向けると黒ずくめの人間が
何かを取り囲んでいるように見えた。
僕はすぐさま距離を詰めて間に割って入る。
「ギリギリ間に合ってよかったよ。大塚空君。」
僕は大塚空の安全を確保するため、
目の前の男たちに立ち塞がる。
すぐに終わらせてやろう。
そうして、僕は刀を鞘から取り出した。

 僕は距離を詰める。
相手も武装をしておりナイフをこちらへ振りかざすが
僕はそれを受け流し、蹴りを入れる。
そして、ホルスターからべレッタを取り出し、
相手の肩を撃つ。
3人で距離を詰めてきたので2mほどジャンプし、
また肩を狙撃する。
体を捻らせ敵の銃弾をかわしつつ、
どうしてもかわせないものはべレッタで相殺する。
着地し、残り人数と大塚空の方を見る。
残り5人で人質はいまだ安全と。
4人が何も持たずに突っ込んできた。
なにか妙な気配を感じる。
僕は距離を取ろうと後ろへと下がるが、
相手は何も考えずに突っ込んできた。
「和樹さん!!爆弾!!」
自爆特攻か!!
その瞬間に相手の持ってる手榴弾が爆発した。

 僕はただ呆然とそこを眺めていた。
砂煙が辺りを立ち込め、
和樹さんが元々いた場所は爆発してしまった。
膝を折る。
初めて人が死ぬところを見た。
そして僕の味方既にいなくなってしまった。
1人の黒ずくめの人が僕に寄ってくる。
あいつが命令したのだろう。
和樹さんを確実に殺すために。
逃げろ。逃げろ。逃げろ。
だが、僕の足は動くことなく、
僕の顔元まで手が伸びてきた。

 パンッ。
僕が目を開けると黒ずくめの人の腕から
血が流れていた。
「勝手に殺さないでくれるかな。」
砂煙から姿を現した和樹さん。
彼の周りには黄金色の壁?みたいなのが、
彼を囲っていた。
そして、黒ずくめの人の顔に膝蹴りをした。
人間の速度とは思えないほどの速さで
放たれた膝蹴りに耐えれる訳もなく、
黒ずくめの人はその場に倒れた。
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